木造四天王立像(もくぞうしてんのうりゅうぞう)
四天王は四方を護る仏教の守護神で、東に持国天、西に広目天、南に増長天、北に多聞天(毘沙門天)が配置されます。甲冑を身に着け、足下に邪鬼を踏みつける姿が一般的で、日本には仏教の伝来とともに伝えられました。
像は本尊を納める宮殿の周囲に置かれており、いずれも像高役200センチメートル(邪鬼を含んだ高さ約240センチメートル)という大型の像で、本尊である薬師三尊像と同じく、室町時代後期から江戸時代初頭の造立とみられます。
寺伝によれば、元亀2年(1571)に当時の鶴ヶ城主土岐三兵信友が仏師5人に命じて造らせたとも、焼き討ちの祟りを恐れた森長可が焼け残った四天王像に彩色を施したとも記されています。
- 桜堂薬師本堂 附宮殿(さくらどうやくしほんどう つけたりくうでん)
- 木造薬師如来坐像(もくぞうやくしにょらいざぞう)
- 木造日光菩薩坐像・木造月光菩薩坐像(もくぞうにっこうぼさつざぞう・もくぞうがっこうぼさつざぞう)
- 鶴ヶ城跡(つるがじょうあと)
- 指定番号
- 瑞有5
- 指定年月日
- 昭和31年1月12日
- 指定の別
- 市指定文化財
- 種別
- 有形文化財
- 類別
- 彫刻
- 時代・年代
- 室町~江戸時代
- 員数他
- 4躯
- 所在地
- 瑞浪市土岐町5728 桜堂薬師
- 所有者・管理者又は技術保持者
- 桜堂区
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