木造十二神将立像(もくぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう)
十二神将は、薬師如来の周囲でこれを守護する12体の武神で、十二夜叉大将または十二神明王などと呼ばれます。宮毘羅(子)、伐折羅(丑)、迷企羅(寅)、安底羅(卯)、頞儞羅(辰)、珊底羅(巳)、因達羅(午)、波夷羅(未)、摩虎羅(申)、真達羅(酉)、招杜羅(戌)、毘羯羅(亥)から成り、昼夜12の時、12の方角を守護するとして十二支が配当されます。
本尊を納める宮殿の周囲に置かれており、いずれも高さ110センチメートル前後で、室町時代後期から江戸時代初頭の造立とみられます。
寺伝によれば、元亀2年(1571年)に当時の鶴ヶ城主土岐三兵信友が仏師5人に命じて造らせたとも、焼き討ちの祟りを恐れた森長可が焼け残った十二神将像に彩色を施したとも記されています
- 指定番号
- 瑞有6
- 指定年月日
- 昭和31年1月12日
- 指定の別
- 市指定文化財
- 種別
- 有形文化財
- 類別
- 彫刻
- 時代・年代
- 室町~江戸時代
- 員数他
- 12躯
- 所在地
- 瑞浪市土岐町5728 桜堂薬師
- 所有者・管理者又は技術保持者
- 桜堂区
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