平成26年5月23日　瑞浪（山田）地区

1．瑞浪駅周辺の活性化について

参加者意見

瑞浪市を元気にするには、瑞浪駅周辺を活発化することが必要だと思います。また、瑞浪ならではの商品の開発が必要だと思います。瑞浪ボーノポークやマコモダケなどのような特産品の開発が必要です。陶町のこま犬は沖縄のシーサーの例のように商品化することができると思います。また、瑞浪駅を発着場として各地への交通の便をよくすることが大事だと思います。化石博物館やきなぁた瑞浪など素晴らしい施設で、イベントを行ったり、娯楽を伴うような施設を整備して、瑞浪市への客を駅からご案内ようにすることで継続的な利用、次への発展につながると思います。

市長の回答

駅前活性化については、商店街連合会との話し合いの場を設けていますが、商店街主導で進めなければならないと考えています。後継者がいないというのが課題です。飲食店については、おいしいお店が多いと思いますが、物販の店については、高校生・大学生など若い世代を中心として現代風のお店がないという意見があります。もっと魅力あるお店が増えることを期待しています。
特産品の開発については、県が開発した旨み成分の高い霜降り豚肉の遺伝子を、瑞浪市の業者が飼育に成功し、瑞浪ボーノポークとして売り出しています。この瑞浪ボーノポークは特産品として成功している事例だと思いますし、もっと販路を広げていけるのではないかと思います。マコモを特産品にする取り組みもあります。旬の時期が短いので、加工品にしないと一年を通して販売できないということが課題です。他市の事例も参考にして特産品開発に取り組みたいと考えています。また、次の特産品として期待されているのが和紅茶です。茶園を経営している業者が、日本茶だけでは新しい顧客が見込めないため、紅茶を研究して和紅茶を開発しました。きなぁた瑞浪などで既に販売を開始しており、これも特産品となる可能性があると思います。
娯楽施設については、市制60周年の目玉の事業としてウォーキングコースの整備を行っています。各地区から推薦のあったウォーキングコースの案について、市にて検討・調査をしているところで、看板を立てたり、歩きやすくするための整備をしていくことを目指します。マレットゴルフについては、稲津、日吉のマレットゴルフがありますが、小田にもマレットゴルフ場を作りたいということで整備を検討しているところです。
交通の便については、民間のバスについては路線が廃止されたところも多く、市内を走っている民間のバス路線は稲津・陶に行く路線と瑞浪から山田を通って駄知に行く路線だけになってしまいました。市民の方も観光客も市内を移動する足の確保が課題となっております。コミュニティバスは市民の足という考えで編成しており、観光向けではありません。本数もまだまだ少ないですので、大きなイベントに関しては、シャトルバスを走らせるなど対応しています。市民の皆さんの足の確保のため、また、観光客に楽しんでいただくため、バスの路線の開発は必要だと考えておりますので、課題とさせていただきます。

2．まちづくりの後継者の育成について

参加者意見

まちづくりの後継者がいないという問題があります。

市長の回答

まちづくりの後継者の育成についてはどこの地域でも課題となっています。まちづくり基本条例を制定することでまちづくりの意義を知るきっかけ作りにもなるのではないかと期待しております。

3．市道の草刈りについて

参加者意見

明賀台の信号入口から左へ入り、クリエイションパークへ入る道に草が伸びている所があります。歩きにくい状況です。市の道路の管理についてはどのようにお考えですか。また、私たちが管理すべきなのでしょうか。

市長の回答

基本的には市道の管理は市が行います。しかし、市では全ての道路について草刈り等の管理がしきれないところがあります。利用者の少ない周辺部については地域の方々にボランティアでご協力いただいています。里親制度を設けており、自分たちでやるという場合には里親として認定して軍手や燃料などの資材を市が提供させていただくという制度があります。ご指摘の道路については確認をさせていただきます。

4．トラックの住宅道路への侵入について

参加者意見

クリエイションパークの誘致は成功していますが、それに伴い、トラックが誤って住宅地に入ってしまい、立ち往来されることがあります。道路に案内看板を出していただきたいです。

市長の回答

クリエイションパークの企業の皆さんと意見交換をさせていただいく機会があります。お願いの文書をクリエイションパークの企業の皆さんに出させていただくと同時に、市としても進入禁止などの規制看板の設置など適切な対処をしていきたいと考えています。

5．スポーツ活動団体の周知について

参加者意見

市民の健康増進は大事だと思います。体育協会さんがいろいろなスポーツ活動をしてみえます。周知が不十分であると思います。

市長の回答

スポーツ団体の活動内容は広報みずなみに載っております。しかし、全ての団体が広報みずなみに載っているわけではありません。どういう団体があるかとか、問合せ先はどこかといった情報を提供するようにしたいと考えています。

6．愛着ある川の活用について

参加者意見

地域住民は川に対する思い入れがあり、小さいころはよく万尺川で遊ぶことがありました。今の子どもは川で遊ぶことがなくなってきていると思いますので、住民がもっと川に愛着を持てるような取り組みをしたいと思います。

市長の回答

ふるさとの川である万尺川の再生についてご提案いただきました。今は、安全のため、子供たちが川沿いに下りていくような設計にはなっていません。ホタルを再生するという取組みは明世地区で行われています。そのような取り組みを皆さんでアイデアを出していただきたいと考えております。