平成26年8月28日 瑞浪更生保護女性の会

ページ番号1003018  更新日 令和2年2月27日

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1.若い人が安心して子育て出来るまちづくりについて(働く場所)

参加者意見

若い人が安全で安心して子育てができるまちとして

  1. 安心して働く場所があること・・・労働条件として時間に融通がきく職場

市長の回答

働く場所の確保は、大変重要です。

釜戸町については、中学校の統合後の跡地利用について、検討が必要となります。隣接する工場跡地は既に買収してありますので、地元の意見を伺いながら、釜戸町の発展につながる利用方法を検討していきます。

また、宿地内には株式会社生活の木が進出する計画があります。現在、中切区に同社の商品本部がありますが、今後は販売スペース、カフェスペース、駐車場、ハーブガーデンなどを整備し、観光客の誘致なども視野に入れていきたいとのことなので、もし実現すれば、10数名の雇用の創出につながるのではないかと期待しています。併せて現在輸入に頼っている原材料のハーブなどを周辺農家に委託生産する計画もあると聞いています。

適地があれば、今後も企業誘致を進めていきたいと考えています。

1-2.若い人が安心して子育て出来るまちづくりについて(子育て・婚活支援)

参加者意見

若い人が安全で安心して子育てができるまちとして

  1. 地域全体で支援する取り組み・・・児童館のそばに老人が集う場所を併設
  2. 子供を安心して産み育てられる環境づくり・・・待機児童ゼロ
  3. 結婚支援・・・南砺市の「婚活応援団なんとおせっ会」のような取り組み

市長の回答

  1. 子育て中の若い人たちにとって、子育ての先輩からの助言や支援は貴重です。市内4つの児童館のそばに高齢者が集う場所を併設するというのは困難ですが、長寿クラブ連合会などの団体には、児童館へ出かけていただき、交流の機会を設けていただいています。高齢者専用のスペースはありませんが、ぜひ児童館に申し出てていただき、積極的に交流に取り組んでいただきたいと思います。きっと大歓迎されることでしょう。
  2. 共働きが主流となり、子育て中の家族にとって子どもを預けるところはなくてはならないものです。瑞浪市では、第一希望の幼児園が定員オーバーな場合には、空いている園に入っていただくことがあるものの、いずれかの園で受け入れができているため、待機児童はゼロです。子育ての環境については、他市と比べてもかなり優れていると自負しています。本日、皆さんに配布した「親と子のハンドブック にこにこ」は、出産を控えた市民の皆さんにお配りしているもので、瑞浪市が行っている子育てに関する情報や支援などが紹介されています。ぜひ、ご覧ください。
  3. 現在、瑞浪市では6名の結婚相談員を委嘱し、月3回、結婚相談所を開設しています。また教員OBによる「こうのとりの会」に対しては交付金を交付し、「ふれ愛パーティー」を年3回開催していただいています。パーティーでは毎回6組ほどのカップルが成立し、年に1、2組ほどが結婚しています。消防団でも、団本部の幹部が団員向けのお見合いパーティーを開催し、数組のカップルが誕生したと聞いています。

今後、市では「婚活支援事業」として、独身男女の出会いの場を積極的に創出する事業(お見合いパーティーなど)を行う団体に対して、交付金の交付を検討しています。ぜひ、皆さんにもこの交付金をご活用いただき、お節介を焼いていただきたいと思います。

2.高齢者が安心して老後を託せるまちとして

参加者意見

高齢者が安心して老後を託せるまちとして

  1. 住み慣れた地域で継続して生活できるような体制
  2. 一人暮らしの高齢者の見守り(安否確認電話)
  3. 介護サービスの充実と在宅介護をする人への支援
  4. 高齢化社会で健常な退職者が多く、社会貢献したくても何をしたらよいのか分からない人もいる。そういう人をボランティアとして養成してほしい。(特に男性を)

市長の回答

住み慣れた地域で継続して住み続けられるような体制づくりは、今後ますます必要となる切実な課題です。

病気の人や要介護の人には医療施設や介護施設が必要ですが、瑞浪市では比較的多くの病院や社会福祉法人が開業してくれているため、人口当たりのベッド数は高いランクにあります。現在は待機している人をどうするかを検討しているところです。

元気な高齢者にいつまでも元気でいていただくために、一人暮らしの高齢者の見守り支援は大切です。民生委員や福祉委員も訪問などを行ってくださっています。

国は今後、在宅介護を推進する方針なので、ますます介護中の家族の支援が必要です。瑞浪市では、要介護3以上の方を介護している同居の介護者に対しては、要援護老人介護手当として月5,000円を、要介護4以上の方を介護している同居の介護者に対しては、紙おむつ等の介護用品の給付を行っていますので(どちらも支給要件有)、周りに該当する方があれば、ご紹介ください。

瑞浪市には、65歳以上の人が10,800人程度おり、そのうち1,650人程度が要支援・要介護認定を受けています。つまり、介護給付費年間約26億円は、それらの人たちが介護サービスを利用するために使われていることになります。真に必要な人には遠慮なくご利用いただきたいものの、まずは介護が必要な人を増やさないようにしていただきたいと思います。市では健康を維持していただくために、文化センターやときわなどで健康体操などの講座を実施しています。ご要望があれば、地域で介護予防教室等を開催しますので、ご相談ください。

ボランティアの育成は、今後ますます大切となります。同時にボランティア団体や活動の周知に努めることも必要だと考えています。「有償ボランティア」として、シルバー人材センターに登録いただくのもよいのではないでしょうか。現在、「陶町明日に向かって街づくり推進協議会」が、「岐阜県地域支え合い体制づくり事業」の補助制度を活用したボランティア事務所の整備を計画しています。来年度からは地域の高齢者を対象に生活支援などのサービスを有料で提供するとのことです。陶地区の取り組みをモデルケースとして、他の地区にも紹介していきたいと考えます。

3.不要となったパソコンや携帯電話などを宅配便で回収してはどうか。

参加者意見

小型家電リサイクル法が施行されましたが、瑞浪市ではパソコンや携帯電話などの記憶媒体がついているものは対象外とのこと。別紙記事のような取り組み(注)はできませんか。

(注 愛知県の大府、小牧、豊橋市のように市と連携協定を結んだリサイクル業者が宅配便を使って使用済み小型家電を回収する取り組みのこと。)

市長の回答

パソコンはパソコンリサイクル法に基づき、個別集荷を依頼できる仕組みとなっていますので、各メーカーへ回収の申し込みをしてください。携帯電話は販売店等で回収していますので、そちらに相談してください。ご提案いただいた回収方法については、今後、検討させていただきます。

4.市税の収納状況と対策について

参加者意見

市税の収納対策の強化として、元税務署職員の指導員を雇用したとのこと。自分の周りには滞納者はいないと思っておりますが、どのような状況なのでしょうか。平成26年度第1回議会報告会の資料P5に載っていた『平成24年度市税収納状況』をもとに説明してください。

市長の回答

市税をはじめとする滞納債権は、平成24年度末で約7億7千万円あり、そのうち市税滞納額は、約4億5千2百万円あります。中でも固定資産税の滞納額は、3億1千5百万円に上ります。瑞浪市民の9割以上の方がきちんと納税していますが、中には悪質な滞納者もいます。納期限までに納税している人との公平性を確保するためにも、平成26年8月から高度な専門知識と豊富な経験等を有する国税局のOBを「瑞浪市収納対策指導員」として雇用しました。今後は悪質滞納者に対して、これまで以上に毅然とした対応を行う予定です。

<備考>市議会作成資料ではなく、市が作成した『市税概要』をもとに説明しています。

5.廃屋について

参加者意見

通学路にある廃屋が今にも倒れそうだが、万が一倒壊して、けが人などが出た場合の責任はだれがとるのでしょうか。また、廃屋の定義(簡単な用語で)はありますか。追加質問:事故が起きた場合、所有者が分からず連絡できません。どうしたらよいのでしょうか。

市長の回答

空き家の管理は所有者が行いますので、事故が起こった場合は所有者の責任となり、所有者への連絡は警察が行うものと思われます。

市は所有者の氏名や住所を市民に教えることはできませんが、平成26年7月1日から施行した「空き家等適正管理に関する条例」に基づき、市から所有者に指導等を行います。この条例に強制力はありませんが、対処を促す根拠となります。個人の所有物を取り壊すことはできないため、市は廃屋などが市道にはみ出してきた場合のみ、市道を保護する目的で、市道側についたてを立てるなど、ケースバイケースで対応を検討しています。コミュニティーセンターや土木課が定期的に見回りを行っていますが、危険な空き家に関する情報がありましたら、連絡をお願いします。

また、廃工場を取り壊して企業誘致を行った場合に奨励金を交付するという制度もあり、陶町ではこれまで1件が対象となりました。平成26年10月1日からは「空き家、空き地バンク」を施行し、物件の登録、紹介のほか、改修や解体費用の補助などを行い、空き家の有効活用につなげたいと考えています。

6.女性の意見を取り入れてほしい。

参加者意見

幼稚園、小中学校、長寿の女性の意見を。女性が住みやすい町は人が集まります。追加意見:若い人の遊べるところがほしい、LED化して町を明るくしてほしい、ペット同伴の食事場所やドッグランを整備してほしい、女性の婦人科医がほしい、在宅介護中の人は意見を聞いてもらう機会がない

市長の回答

女性の意見をまちづくりに反映させていくことは、大変重要なので、市は「第2次みずなみ男女共同参画プラン」に基づき取り組みを進めています。これまでにも中学校卒業までの医療費無償化や「きなあた瑞浪」の立ち上げなど、市民からの意見をヒントに実現した施策がたくさんあります。これからの市政運営は行政リード型ではなく、市民の意見を聞き、施策に反映することが必要です。私たちも、ぜひ皆さんの意見を聞かせていただきたいと考えています。どこにでも出かけていきますので、声をかけてください。ただし、全ての要望に対応できるわけではありませんので、無理なものはその旨、説明させていただきます。やれることはやります。皆さんから応援していただき、皆さんとともに取り組むことが大事です。

7.段差のない歩道がほしい。

参加者意見

自転車、シニアカーは車道を通行できるのですが、現状は歩道の利用が多く、歩道の段差により走行が困難。特にベビーカーは大変です。

市長の回答

以前からご要望をいただいていますが、県との調整が必要なこと、また巨額の予算が必要となることから、対応ができず、苦慮しています。応急措置だけでもしていただけるよう県に依頼していますが、回答はきていません。課題として承知しています。

8.介護施設について

参加者意見

日吉中学校の跡地に介護施設ができるとのことですが真意のほどは?

市長の回答

日吉中学校の跡地利用については、今のところ検討も始まっていません。検討時にはぜひアイデアをお寄せください。

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