平成26年7月2日 大湫地区

ページ番号1003021  更新日 令和2年2月17日

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1.人口減少に伴う若手の担い手の減少について

参加者意見

個人個人の高齢化が進んでいる。若い方がリードする形で地域全体が支えていかなければならない。若い方のパワーが必要だ。

市長の回答

人が減ると、地域の元気がなくなり、地域の祭り、勤労奉仕もできなくなるという問題は全国的なものです。過疎化対策については、国、県に多くの補助メニューがありますので、大湫地区に合ったものを申請しています。
人口減少の対策として、空き家・空き地バンクという制度を設けたいと考えています。空き家・空き地を市で登録して瑞浪市内で土地を探している方に対して提供したいと考えています。そういった選択をしていただいた方に対するメリットを準備することも検討しています。また、結婚を望んでいる方に出会いの機会を設けるといったこともやらせていただきたいと考えています。

2.外国人に対する英文案内について

参加者意見

外国の方もよくみえるため、案内看板等に英文を添えてはどうか。

市長の回答

里山、畑、大湫宿が残っているという原風景が多くの都会の方に理解される時期が来ると思います。年間1万人の方に既に来ていただいており、外国人の方も多くみえるようです。英文を添えるというソフト事業については、まちづくり推進組織を中心にすぐに対応していただけると考えています。ハード事業については、予算が必要ですので、市で検討したいと考えています。

3.観光客の誘致について

参加者意見

地元以外の方に来ていただき、交流を持ち、地元の良さを知っていただくことで、人口減少を食い止めることができるのではないか。

市長の回答

最近の観光客の皆さんは、地方の体験型プロジェクトを望んでいる方も多くみえるようです。大湫地区には受け入れの環境があるので、うまく準備を進めて、情報発信していけば来客も見込めると考えています。過去には、ベトナムの子ども達に大湫地区で交流を行っていただきました。

4.旧大湫小学校の活用について

参加者意見

旧大湫小学校で、イベントを開催することで、若い方が大湫に来ていただけるきっかけになると思います。

市長の回答

旧大湫小学校の校舎は耐震性に乏しく、土砂災害特別警戒区域でもあることから、7月4日付の区長会宛ての文書にて、利用を中止するようお願いしています。利用者の安心・安全のためにお願いしていますので、ご理解ください。

5.東濃地区の看護師確保・デイサービス送迎車の利用について

参加者意見

中京学院大学の看護学部出身の看護師のうち、東濃東部に就職する方が期待していたより少ないと感じる。デイサービスの送迎車を活用できないか。高齢化の時代に家に引きこもるのではなく、積極的に地域に出かけるためには移動の問題がある。NHKの放送によると伊賀市での先例があるようだ。

市長の回答

約60名の卒業生のうち、16名が東濃地区に就職したと聞いています。高齢者の足の確保は解決しないといけない問題だと考えています。デイサービスの送迎車については、許可制でその許可の範囲でしか運行できませんので、ご提案の内容は難しいです。デマンドタクシー制度が一番使いやすい制度かと思っています。できる限り日程を調整して一緒にご利用することで各人の負担は減ります。全国にはいろいろな取り組みをしているところはあるようです。バスをボランティアで運行するという取り組みがありますが、運行地区の限定が厳しいようです。

6.大湫破損文化財の進捗状況について

参加者意見

文化財が市に寄付されましたが、その後の状況はどうか。

市長の回答

現在は、新森と丸森の2つの建物と土地を市に寄付していただくということで概ね話がまとまっています。正式な寄付をいただける最後の契約を交わそうとしているところです。改めて、大湫地区の全体の宿場町の再生イメージをNPO法人に一回描いて欲しいというお願いをしており、また、ご提案ができると思います。全体の宿場町の再生とは切り離して二つの建物については早期に整備したいと考えています。

7.大湫町の宿場町としての全体的な整備について

参加者意見

新森・丸森以外にも宿場町としての風景を残す他の建物もひさしが壊れています。修復と有形文化財の登録をお願いしたい。

市長の回答

一度、状況確認いたします。危険な場合には、対応が必要です。その後、大湫地区の全体の宿場町の再生という形で対応をしていきたいと思います。また、大事なお屋敷ですので、どういう位置づけとするのか、を考えていかなければならないと思います。まずは、危険性があるか調査します。

8.宅老所の機能追加について

参加者意見

宅老所の機能を丸森の屋敷(旧森川家住宅)の中に組み込んではどうか。

市長の回答

ご提案については、担当課に伝えますが、基本的には宅老所は市が作るものではありません。宅老所を整備したいという場合には、ご連絡をいただければ、補助金のメニューもありますので、担当課において協議をします。

9.環境保全のための伐採の行政支援について

参加者意見

地区では環境保全のため、伐採を行っているが、行政にも分担いただきたい。専門家の派遣もお願いしたい。

市長の回答

交通の妨げになるような樹木の繁茂については、要望をお伝えいただければ、市が対応いたします。本来地権者に切っていただくように指導するわけですが、行政が地権者の了承を得て伐採を行うという場合もあります。市は道路管理者としては地権者を調べることになっておりますので、危険箇所についてはご連絡ください。

10.マイマイガの対策について

参加者意見

マイマイガの幼虫による樹木の被害がある。対策を検討していただきたい。

市長の回答

マイマイガは去年から異常発生しており、今年も続いています。毛虫になると殺虫剤も効かず、手の打ちようがありません。状況の把握はしております。

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