堂ヶ坂の宝篋印塔(どうがさかのほうきょういんとう)

ページ番号1002400  更新日 令和2年2月17日

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写真:堂ヶ坂の宝篋印塔


宝篋印塔は本来「宝篋印陀羅尼経」を納めるための塔ですが、鎌倉時代以降は石を用いて供養塔、墓標として造立されるようになります。
この宝篋印塔は市内では類例の少ない安山岩製で、全高(基壇を含む)155センチメートルという大型の石塔です。下記のように「貞和四」の文字が認められることから、貞和4年(1348年)に四条畷の戦で戦死した土岐頼明の墓とされているものです。
土岐頼明は、室町幕府の初代美濃国守護であった土岐頼貞の十一男として一日市場で生まれたと言われています。二代守護の土岐頼遠や正中の変で処刑されたと伝えられる土岐頼兼の弟にあたり、土岐頼兼が亡くなった後はその所領であった土岐郡東部を譲り受けたともいわれます。
また堂ヶ坂の地名は、かつて付近に阿弥陀堂が所在したためといわれ、この石塔もかつてはより下方に所在したものを道路の拡張工事に伴い現在地へ移動したとされます。一部の石材には、磨滅のため全文の判読は困難ですが、およそ次のような文字が認められます。
「旹抔霊造宝塔□歴路供養施□□至者乃塔貞和四戊子□□□中冬下旬」
なお近年は、造立時期を元亀~天正年間(1570~1592年)頃に求める考えも示されています。

指定番号
瑞有17
指定年月日
昭和45年12月5日
指定の別
市指定文化財
種別
有形文化財
類別
石造物
時代・年代
室町時代
員数他
1基
所在地
瑞浪市釜戸町2093-1
所有者・管理者又は技術保持者
個人

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