三浦家住宅主屋(みうらけじゅうたくしゅおく)

ページ番号1002386  更新日 令和2年2月17日

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写真:三浦家住宅主屋

中山道大湫宿は江戸から47番目、京都から23番目の宿場で、江戸へ90里半、京都へ43里半、東の大井宿までは3里半、西の細久手宿までは1里半(宿場設置当初は御嵩宿まで4里半)で、美濃国の中で最も高所に所在する宿場でした。
三浦家住宅は、旧宿場の北部に位置し、街道に北面して建てられています。旅籠を兼ねた三浦氏の住宅で、江戸時代は加納屋、明治時代以降は甲州屋と呼ばれました。
建物は、木造2階建て、切妻造り、桟瓦葺き、平入りで、正面の開口部に格子を備えた外観は宿場の景観をよく残しています。主屋に向かって左側(西側)が庭となっており、街道側に塀をめぐらせています。
建築年代は江戸時代末期とみられ、正確な年代は明らかではありませんが、大湫宿は文政9年(1828年)に最後の大火に遭っていますので、それ以降の可能性が高いと推測されます。居間、台所などに後世の改修が加えられていますが、全体的に遺存状況は良好です。

登録番号
21-0091
登録年月日
平成18年8月3日
指定の別
国登録文化財
種別
有形文化財
類別
建造物
時代・年代
江戸時代
員数他
1棟
所在地
瑞浪市大湫町442番地の1
所有者・管理者又は技術保持者
個人

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