平成25年7月17日 陶地区

ページ番号1003006  更新日 令和2年2月17日

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1.高校生に対する通学支援等

参加者意見

陶町から高校へ通おうとすると、バスで通学することになり、親の金銭的負担が大きいと考えています。高校生に対するバス通学の費用の支援を行っていただいてはどうかと思います。また、高校生まで医療費の無料化実施をすると、高校生の子どもを持つ親が、瑞浪市へ引っ越してくるのではないかと思います。

市長の回答

高校生への支援については将来的にやっていくことはあるかもしれませんが、すぐに実施することは考えてはいません。費用対効果や優先順位を考えて、検討していきます。私としては、まずは義務教育の期間に関する支援施策を充実させていきたいと考えています。
医療費に関しては、国では小学校に上がる前までの支援をしていますが、瑞浪市は子どもが生まれてから、中学校を卒業するまでの通院・入院の医療費を無料としており、瑞浪市の魅力となっていると思います。

2.空き家の斡旋

参加者意見

陶町内には、他の地区に比べて空き家は多くあると考えています。一方で、他の地区の方から住むところがなく斡旋して欲しいという話もあるので、空き家などの情報を提供していただきたいと思います。休耕田に関しても退職者などを対象に、別荘形式の畑付き住居として斡旋してはどうでしょうか。

市長の回答

他の地区においても同様の意見をいただきましたので、第6次瑞浪市総合計画で施策として位置づけていきたいと考えています。所有者との権利関係など難しい面もありますので、市内の不動産事業者の方とも連携を取り、情報提供を行いたいと考えています。

3.2世帯住宅への補助

参加者意見

若い人も生まれ育った場所で生活をしたいという希望もあるようだが、陶町で住もうとすると、急傾斜等で規制もあり住むことが難しいです。工場の跡地を整備して、割安な土地を提供してはどうでしょうか。また2世帯住宅のメリットを若い人も考えていると思います。2世帯住宅を瑞浪市で建てる場合の支援策などを考えていただいて、2世帯住宅で同居したいという流れを作って欲しい。

市長の回答

2世帯住宅ということではないのですが、市内には優良宅地も多くあります。陶町には希望ヶ丘団地に200区画程度家の建てられる区画があります。こうしたところに移り住んでいただければ、人口も増えます。釜戸町のエスポラン区には家の建てられる区画が430区画ほどありますが、土地は全て売れています。今後土地所有者に手紙を送って、調査を行いたいと考えています。今後居住する意向なのか、売っても良いと考えているのかなどを調査し、不動産業者とも連携し活用していきたいと考えています。 建物を建てる時のメリットとしては、企業には優遇策を行っており、他市町村から瑞浪市に転入して家を建てる場合の優遇策等を考えています。何らかの施策を第6次瑞浪市総合計画に位置付けていきたいと考えています。
もともと瑞浪市の土地は、春日井市、多治見市、土岐市などに比べて安く、そこに水道が通っているので魅力があると考えますので、PRしていきたいと考えています。

4.企業誘致・観光地化による雇用創出

参加者意見

市内に雇用創出の場を確保していただきたいと思います。陶町大川地区において過去に企業誘致をする話がありましたので、第6次瑞浪市総合計画にも優良企業の誘致を継続実施する事業を位置づけていただけたらと思います。
また、狛犬・茶壺のある辺りに駐車場等を整備していただき観光地化し、雇用が創出できないでしょうか。

市長の回答

過去に大川地区の企業誘致に関して、調査設計を実施いたしましたが、多額の予算が必要と判明し、またリーマンショックで経済状況が悪化いたしましたのでストップしている状態です。なお、工業用地造成には多額の予算が必要ですので、適地も含めて検討しています。雇用の確保は重要な取組みですので、第6次瑞浪市総合計画に位置づけていくつもりです。
リニア中央新幹線が今後開通いたしますので、日本内外から瑞浪市に会社・工場・研究施設などを作るなど話が上がってくるかもしれません。受け皿は準備する必要があると考えています。 狛犬や与左衛門窯周辺などを活用した観光振興については、今後皆さんと一緒に考えていきたいと考えています。

5.ショッピングモールの誘致

参加者意見

映画館、ショッピングモールを誘致する。(事前意見より)

市長の回答

映画館、ショッピングモールの建設については、民間の企業に行っていただきたいと考えています。ショッピングモールともなると、大きな土地とある程度まとまった数の顧客がいないと難しいようにも思います。進出希望の企業があり、適した用地があれば受け入れていきたいです。現在、瑞浪市には大きなスーパーや家電の量販店も進出しています。市の周辺も含めると10万人程度の商圏となるということを、ある店舗の役員から聞きました。稲津町では、スーパーが用地交渉に入っており、動向を見守りたいと考えています。

6.子どもの遊び場確保・ウォーキングコースの整備

参加者意見

私の息子に子どもが2人いますが、近所に公園など遊ぶ場所がないということでした。小さい子どもが雨の日に遊ぶ場所がないので、建物の中に遊具を置いていただいて、遊べる場所があればと良いと思います。 また、陶町内にウォーキングコースを整備できれば、高齢者の健康づくりに役立つのではないかと思います。

市長の回答

申し訳ありませんが、今のところ公園を新たに整備するという計画はありません。雨の日などの室内の遊び場としては児童館がありますので、是非ご利用ください。
ウォーキングコースの整備については、大規模に整備しなくても、今ある道の安全を確保し、看板などを設置すれば可能であると考えますので、各地区において皆さんが楽しめるコースを考えていきたいと思います。区長会やまちづくり推進協議会のお力もお借りしたいと思いますので、よろしくお願いします。

7.工場跡地の廃屋について

参加者意見

陶町内には工場跡地の廃屋があり、イメージが悪く住みよいまちには思えません。まちづくり推進協議会と協働で取組み、地区としてお金を出してもいいので、整備をしていただきたいです。

市長の回答

積極的なご提案をいただきありがとうございます。この場においては資料等ありませんので、詳しいことは分りませんが、土地などの権利関係で難しい面があるとも聞いています。権利関係等を調査・整理させていただくなかで、市が関与できるのであれば考えていきたいと思います。

8.消防団勧誘方法の改善

参加者意見

消防団入団の勧誘時に、活動内容等を説明せずに勧誘をしているそうです。このことが原因で勧誘が失敗しているのではないかと考えています。市においても消防団活動を紹介する資料を作成して支援していただけないでしょうか。消防団活動を通して、地元を愛する気持ちが育ち定住にもつながると考えます。

市長の回答

消防団員の方々には本当に大切な活動をしていただいています。仕事を抱えながら、ある意味家庭を犠牲にしながら、危険な消化活動や救助活動をしていただいており、市としてもしっかり消防団を支援をしていきたいと考えています。消器庫や通信機器等の整備は市で行っています。団員勧誘用の説明パンフレットなど現在は無いと思いますので、今後消防署や団本部の意向を確認しながら取り組んでいきたいと思います。
また、消防団員の支援を行いたいと考えています。商店街に行くと消防団員は5%割引で買い物ができるなどの取組みを他市で行っていると聞いています。こうした先進事例などを調査し、団本部の意向を聞きながら実施したいと考えています。
今年から女性消防団員の募集も行っていますので、是非応募してください。よろしくお願いします。

9.中学校統合に対応した通学路の整備

参加者意見

私は南部中学校の統合準備委員会に参加しています。委員会においてもまだ議題に上がっていないことですが、統合することにより学校区の範囲が広がり、県道を通って陶町から稲津町の中学校へ通うこととなります。この県道は、照明も歩道も無い箇所があるので、整備を進める必要があると思います。

市長の回答

このお話は、中学校の統合が決まる前からいただいているものです。県・国に要望していますが、引きつづき要望していきたいと思います。地形的な問題があり、歩道を付けられない状態にあることも事実です。中学校統合までに歩道を整備することは難しいと思いますが、照明については検討課題になると思います。統合に向けて、色々な協力をしていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

10.中学校統合へのあり方等

参加者意見

陶と稲津で中学校を統合するということですが、陶は陶、稲津は稲津ということではいけないと思います。陶町と稲津町が一緒に子どもを育てていくという意識が必要であると思います。学校統合委員の方もこうしたことを考えた検討をしていただきたい。

市長の回答

中学校統合に向けて、陶町と稲津町の交流について市も教育委員会も、もっと支援して欲しいという要望であると思います。当然のことでありまして、特に教育委員会が中心となりまして、今年から統合するまで交流事業を行ってまいりますし、統合した後も心が1つになるように見守っていく必要があると思います。行政側もスムーズに統合できるように支援していきたいと考えています。
このことにつきまして、瑞浪市の主張大会にて稲津中学校の3年生の女子生徒の発表がありましたので、抜粋ですが紹介させていただきます。「私が通う稲津中学校は、平成28年に陶中学校と統合し、新しい中学校が誕生します。学校の統合は、新しい校風や伝統を一から創り上げるという大切さがある一方、互いの学校の良さを出しあっていく素晴らしさもあると思います。陶中学校と統合するのに、稲津中の伝統ばかり優先することはできません。私は陶中学校について調べてみました。するといくつかの共通点がありました。稲津中学校という校名は無くなり、瑞浪南中学校となり、校歌や制服が変わっても、陶中や稲津中の良き伝統は残して欲しいと思います。それは両校の生徒も地域の方も同じ思いでしょう。お互いに高め合い、新しい学校を創り上げるために、それぞれの良いところは尊重していきたいです。そのために、私は今ある稲津中の伝統を大切に守りたいです。そして陶中の伝統も大切にできるよう、お互いを知る努力をしたいと思います。」こういう思いでいてくれることは素晴らしいことであると思いましたし、その思いに応えていく必要があると思いました。統合に関しては各所に大変な負担をかけることになりますので、その負担に対してできる限りの対応はしていくつもりですので、よろしくお願いいたします。

11.コミュニティバスの充実

参加者意見

コミュニティバスで陶町から瑞浪駅などへも行けるようにしていただきたい。高齢者が増えており、駅や病院などへの交通手段が無いことが切実な問題になってきている。
子どもたちにアンケートを行い、学校の問題、住みたいまちなど、聞いてみてはどうでしょうか。

市長の回答

コミュニティバスについては、稲津町・陶町・山田町の一部には東鉄バスの営業路線が通っており、コミュニティバスを運行することはできませんので、よろしくお願いいたします。
高校や大学では市長を語る会を行っており、意見交換を行っています。中学生、小学生まで広げるか、分かるような内容でアンケートを取るかなどは、今後検討していきたいと思います。

12.人口減少対策

参加者意見

瑞浪市では10年後も、人口を4万を維持したいとのことですが、陶町の人口は瑞浪市の約1割程度なので4千人を維持できるのかと思います。個人的には減少してきているのを止めてさらに増やすのは難しいと思います。

市長の回答

人口減少対策解消への魔法の杖はなく、色々な事業を行わないといけないと考えています。我々も良い対策がないかと考えていますが、いいアイデアがあれば参考にさせていただきたいです。
稲津町や明世町月吉地区などは数年前においても人口が増えていました。これらはミニ開発などで住宅が増えてきたことによるもので、今後こうした事例などを研究して取組みを検討していきたいと考えています。

13.名古屋通勤居住者の転居促進

参加者意見

瑞浪市内での働く場所が減少しているという話がありましたが、瑞浪駅の南側の駐車場が満杯だという話を聞きました。実際のところ瑞浪にはあまり働く場がなく、名古屋などに行かないと仕事がありません。企業誘致などをするよりも、名古屋市や豊田市に働きに行く人に住んでもらうことを考えてはどうでしょうか。

市長の回答

瑞浪には合計で1,000区画ほどの空き宅地があると考えています。家族4人が住んでいただければ、単純計算で4,000人が新たに住むこととなります。瑞浪市においては、他市町村に真似できないことをやる必要があると思います。瑞浪市の魅力は教育環境の良さ、アクセスの良さ、地価の安さであると思います。教育環境の良さでは、多治見市や土岐市には負けないものがあります。企業誘致も大切なことであるとは考えますが、教育環境の良い瑞浪市に住んで子育てをし、名古屋市や豊田市に通勤していただき、週末はこの豊かな自然環境で家族と共に生活していただきたいとも考えています。

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