平成25年7月8日 釜戸地区

ページ番号1003004  更新日 令和2年2月17日

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1.釜戸地区のまちづくりについて

参加者意見

瑞浪市の特色ある教育を打ちだす必要がありますが、学校教育は学習指導要領に縛られるので、教育特区として提案し、瑞浪市ではこのような教育をやっているという特色を明確にし、宣伝する必要があります。幼児園になったのは進歩ですが、この園に通うと、音楽が秀でるなどの特色ある教育が必要です。子どもが自然に親しみのびのび育つ要素を把握する必要があります。
自然環境を活かした土地に企業、大学、病院などを誘致することが必要で、先端技術を呼び込み若者が就職したい地域となることが大事です。
消防団組織を通じて、地域での顔見知りができたりしますが、一方で負担にもなります。安全、安心の根底には人と人との繋がりが前提としてあると思うので、緊密な人間関係が必要だと思います。防災面をみると、比較的良好な地域なので、安全な地域であるとの宣伝が必要です。横のつながりも重要なので、避難訓練や防災の取組みを進める必要があります。災害に強いまちづくりは外から人を呼べます。

市長の回答

義務教育までは文科省の指導のもと、全国一律の内容ですが、瑞浪市ならではの教育を実施してはどうかという提案でした。瑞浪市には、恵まれた教育環境があります。県立高校や私立高校があり、さらに中京学院大学もあります。市外に対して、恵まれた教育環境をアピールして、市内に住んでもらって子育てしてもらえるように発信していきたいと思います。
自然環境を活かした土地を活用して病院等を誘致してはどうかという提案についてですが、是非やりたいのですが、東濃厚生病院がすでに市民病院的な役割を果たしており、また、個人病院や福祉施設もあり、4万人の都市にしては、医療施設の環境はトップクラスなので、介護、医療も充実した都市としてアピールしたいと考えています。研究施設の誘致については、超深地層研究所がすでにあり、核廃棄物の処分のための研究をしています。研究が終わった後の施設の活用については、今は、更地に戻して市に返してもらうという契約となっていますが、超深地層を研究する大学などの誘致も一つの可能性として考えています。瑞浪市内において、企業等の誘致の可能性のある用地は最大限生かしていきたいと考えています。
消防団の地域における役割は大きいので、若い人が参加したい、活躍したいと思ってもらえるような消防団となるように、先進事例を研究しているところです。瑞浪市は、南海トラフ地震が発生しても全壊する建物は少ない地盤の固い安全なまちなので、もっとアピールすべきだと考えています。

2.釜戸地区における人口減少社会の対応策について

参加者意見

高齢化の問題点を考えてみましたが、年少人口は地域の文化を担っていく人たち、生産年齢人口は地域の文化を繋ぐ人、高齢人口は地域の文化を伝える人となりますが、伝える人ばかりで受け取る人がいないという状況になってしまいます。高齢化は地域文化が繋がらなくなるという問題があります。地域文化の担い手を増やすには2つの方法があると考えました。1つは、外から人を増やす、もう一つは、たくさん子どもを産んでもらう。移住ニーズは、総務省の調査では、ある程度あるという結果が出ています。釜戸地区の状況はニーズはあるけれど、それを受け止める状況にないと思います。そこで移住定住の窓口が必要だと思います。やるべきことは、情報発信であったり、イベントを開催して人にきてもらったり、ニーズにあった住宅を探したりして、移住してきてもらった人に地域課題を解決してもらったらいいと思います。これからは支出先を選定して歳出を抑えていく必要があります。そこで、コミュニティビジネスが有効となります。昔は消防費が市から出ていなくても、成り立っていたりした時代もあるので、そのような方向には、コミュニティビジネスが有効であるので、そのような支援をする窓口が必要だと思います。

市長の回答

人口を増やすには、外部から移り住んでもらう、特に、子育て世帯に移り住んでもらうしかないという提案でしたが、地域に移り住んでもらうためには、魅力を向上する必要があります。その一つとして、中学生までの医療費無料化を行い、大変高い評価をいただいています。釜戸地区にはエスポランという住宅団地がありますが、70軒ほどしか家が建っていません。まだ、200軒くらい建てられる区画があります。水道が整備されましたので、水については不自由がなくなりました。南斜面で日当たりもよく、駅も近いので、期待しているのですが、まだ家が建っていません。土地の所有者に対して、アンケート調査をして、将来家を建てる予定があるのか、転売する予定があるのかなどを聞いて、家を建てたりするなら何らかの支援策を、売りたいのなら転売のお手伝いをしたりできないかと思っています。市内には優良宅地が1,000区画くらいはあります。そこに家を建てていただければ、すぐに人口が増えると思います。医療も教育も充実しており、名古屋にも通勤できる環境にあるので、必ずしも市内に仕事場がなくてもいいと思っています。
また、婚活も推進しています。瑞浪市明るい社会づくり推進会と学校の校長先生のOB団体の「コウノトの会」が、お見合いパーティを開催しています。先日のパーティでは、女性が22名、男性が30名ほど参加して、9組のカップルができたと聞いています。お見合いパーティは年3回、開催しているので、周りで独身者の方がいたら、紹介してください。
移住定住の促進は第6次瑞浪市総合計画の目玉としたいと考えています。歳入の増加が見込めないので、歳出は抑えるというご提案ですが、無駄な事業は実施しないようにして、限られた財源を市民が望む有効な事業に使っていきたいと考えています。

3.特色ある施策の展開について

参加者意見

東濃地域では全体的に人口が減少しており、驚くような事業がないと瑞浪市で人口を増やすのは難しいと思います。他所と似たようなことをやると条件闘争となってしまうので、他所にはないここにしかないものをやる必要があります。ここにしかないものを実施してもらい、全国に発信してもらえるといいと思います。

市長の回答

人口減少の時代であり、瑞浪市だけ人口を増やすのは大変であるので、市民の皆さんからヒントをいただいたり、他市の事例を参考にして、考えていきたいと思っています。
夢づくり地域交付金は、瑞浪市の大きな特色です。まちづくり推進協議会において、地域の課題解消のための取り組みを行っていただくための支援をしています。また、市の職員がそれぞれの地区の担当として、事業などを支援しています。

4.企業誘致について

参加者意見

企業誘致を積極的にして欲しい。(事前意見より)

市長の回答

考えています。大企業は、3~4ヘクタールの用地を望まれますが、そのような規模の用地は市内にありません。小規模な土地はあるので、小規模な用地を希望する企業には、紹介しています。
企業誘致をするために、明世町の月吉地区において、企業誘致の適地かどうかの調査をしています。適しているとの結果が出れば、整備をしたいと考えています。

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