平成25年7月18日 更生保護女性の会

ページ番号1002993  更新日 令和2年2月17日

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1.子育て支援について

参加者意見

病後児保育の支援を行って欲しいです。不妊治療や給食費の補助などもあると助かります。給食費の補助が無理なら、子ども手当から給食費をさし引いて残額を渡してはどうでしょうか。

市長の回答

病後児保育は東濃厚生病院で実施していただいており、この周辺で行っている市は瑞浪市だけです。恵那市民・土岐市民にも利用していただいています。不妊治療の支援は、瑞浪市ではやっていませんので、検討したいと思います。給食費の無料化は財源の確保が難しいですが、幼児園の主食は別途、お金をもらっているので、その分だけでも無料化できないかと考えています。子ども手当の中から給食費を差し引いて支給することが制度的に可能かどうかについても検討したいと思います。
(注)平成26年4月より、市内の幼児園の主食費(パン・米代)を無料にし、子育て家庭を財政的に支援します。

2.婚活支援について

参加者意見

婚活支援をお願いしたいです。駅前商店街のレストランなどとタイアップして、イベントを活用し、婚活パーティーを開催するなどの支援が考えられます。私たちも協力したいと考えています。

市長の回答

瑞浪市では6名の結婚相談員を委嘱し、結婚相談の対応をしています。結婚相談所は、ハートピアで開設しており、登録者を紹介しています。また、瑞浪市明るい社会づくり推進会とコウノトリの会という団体があり、婚活支援の活動をしています。結婚相談員との連携もしています。コウノトリの会は婚活パーティーを開催しますが、その後の相談などはなかなかできないので、その後のフォローを結婚相談員がするという形での連携を行っています。6月30日に婚活パーティを行いましたが、9組のカップルができたそうです。イベントなどでご協力いただけるというご提案をいただきましたので、市も応援していきたいと思います。
(注)9月の婚活パーティーでは、7組のカップルが成立しました。

3.企業誘致について

参加者意見

企業誘致を市長にトップセールスでやっていただきたいです。瑞浪市の地盤は主に花崗岩でできており、地震災害に強く安全なまちであると考えています。

市長の回答

企業誘致をトップセールスで行うというご提案ですが、やりたいと考えています。しかし、問題は、企業誘致に適した大きさの土地が無いことです。今でも企業から瑞浪市内に用地がないか、問い合わせは来ますが、企業が求めているのは、3ヘクタール以上の規模であり、そのようなまとまった土地が市内にはありません。工業用地の準備をしないと企業誘致のチャンスを逃すと思います。明世町月吉地区に保安林でない用地がありますので、工業用地の適地かどうかを調査しています。開発の検討をしたいと考えています。

4.同居率NO1のまち

参加者意見

若い人が働きやすいように、同居率を上げて、同居率NO1を目指してもらいたいです。そのような情報を全国に発信してもらいたいです。同居率NO1のまちにしてもらえれば、やさしいまちであるとのPRもできます。

市長の回答

同居率NO1は、私のマニュフェストにも書いたのですが、これはまだ実現できていません。老夫婦と若者が一緒に住むのが理想です。これについては、今後、施策を検討したいと考えています。

5.空き家活用について

参加者意見

空き家の有効活用をするため、瑞浪市に移住してもいいと考える方に対して、空き家の情報提供をしたらどうでしょうか。

市長の回答

不動産業者と連携して「空き家バンク」などを実施して、移住希望者に情報提供したいと考えています。

6.農業のインターンについて

参加者意見

農業インターンプロジェクトを実施し、貸農園と農業指導をしてはどうでしょうか。

市長の回答

農業のインターンプロジェクトのご提案については、市の方針と合致しています。市の農業委員会で耕作放棄地の調査を実施しており、市が農地を借り受け、農業をやりたい人にお貸しすることなどができないか検討しています。
きなぁた瑞浪においても、専業農家が生計を立てられるように農業指導などの支援をしていきたいと考えています。

7.フィルムコミッションなどの情報発信

参加者意見

瑞浪市は映画の舞台としてもうってつけです。近年も2作品が撮影されました。瑞浪市に魅力があるのだと思います。

市長の回答

瑞浪市の自然にあふれる風景は宝物なので、映画のロケ地等を誘致し、地域の活性化に結び付けたいと考えています。

8.商店街の活性化について

参加者意見

駅前の商店街は、バロー周辺より寂しくなっていると思います。活性化できないでしょうか。

市長の回答

商店街については、地権者の意向が重要です。駅前の再開発を計画した時代もありましたが、地権者の同意を得ることができずに、実現しませんでした。
以前、釜戸地区において区画整理を検討されましたが、地権者の合意が得られず実現しませんでした。もし実現していれば、下益見地区のような住宅街になって、活性化していたのではないかと思います。このようなことは市と市民が協働で行う必要があると考えています。

9.日吉地区の活性化について

参加者意見

市営住宅が古いので、住む人がいません。改修してほしいと思います。日吉地区は、限界集落に近くなってきています。活性化ができていません。日吉地区に住みたいから土地を探してほしいと親戚に言われましたが、なかなかありません。土地も売らない、空き家も売らない、といった状態になっています。また、雨降坂の道が急カーブなので北部の方は暮らしにくいと感じていると思います。

市長の回答

市営住宅は約550戸ありますが、順次、耐震化、改修を行う予定としています。不便で古いところは、入居者がいなくなったら廃止します。家賃補助をするのか、空きアパートを市が借り上げて市営住宅として貸すのか、方法がありますので検討していきます。雨降峠の話ですが、県道ですので、県においては3年前から予算はついているのですが、地権者の同意が得られず、事業が進んでいません。地権者にご協力いただければ、道路改良が進みます。

10.ふれあいパーティの周知について

参加者意見

私たちの若いころは仲人がいて、結婚に導いてくれました。今では恋愛結婚が多くなって、恋愛ができない方は結婚されません。年齢を重ねると、子どもができる率も低下するようなので、早いうちに良縁を得て結婚できるといいと思います。私は、瑞浪市明るい社会づくり推進会に入っています。コウノトリの会で独身者が幸せになってもらえるように活動しているので、適齢期の方がいたら、コウノトリの会を紹介してあげて欲しいです。人口減少の歯止めになるといいと考えています。

市長の回答

婚活の支援をしていただいてありがとうございます。今年から年3回、市も支援いたしまして婚活パーティーを実施していただいています。9月に第2回目のパーティーがあるので、市の広報でお知らせしたいと考えています。周りに独身の方がいたら声がけをしていただき、多くの方に参加して欲しいと思います。
(注)9月の婚活パーティーでは、7組のカップルが成立しました。

11.外国人の受け入れ

参加者意見

グローバル化しているので、積極的に外国人を受け入れるべきだと思います。

市長の回答

瑞浪市内にも働いている外国人の方が住んでおみえです。自治会などにおいても、暖かく受け入れていただきたいと思います。

12.市民税の減免について

参加者意見

10年以上住めば市民税を無料にするという制度を作ってはどうでしょうか。

市長の回答

市民サービスを実施するためには、財源が必要ですので、応分の負担はお願いしたいと思います。ご理解をお願いいたします。

13.シングルマザー等への支援

参加者意見

介護のヘルパーさんが不足しているので、シングルマザーや家族に対して、介護士の資格をとるための授業料を援助してはどうでしょうか。

市長の回答

シングルマザー等が働く機会を増やすために、以下のような制度があります。

  1. 毎年、岐阜県ひとり親家庭等就業・自立支援センター主催の、母子家庭の母(父子家庭の父を含む)を対象に、就業に必要な知識や技能の習得を図ることを目的として、介護職員初任者研修・医療事務講習を実施しています。(受講料は無料。ただし、教材費は本人負担となります。)
  2. 母子家庭の母(父子家庭の父を含む)が、職業能力を高め、就業による自立を図ることを目的に、教育訓練給付制度の厚生労働大臣が指定する講座(調理師・美容師等)を受講し終了した場合、経費の一部が支給されます。支給額は受講料の2割(4,001円~100,000円)が支給されます。
  3. 母子家庭の母(父子家庭の父を含む)の資格取得を支援して、就業及び経済的自立を促進することを目的に、国の定める看護師・准看護師・介護福祉士・保育士・理学療法士・作業療法士の資格取得にかかる高等技能訓練促進費、入学支援修了一時金が支給されます。支給額は、訓練促進費は毎月(非課税世帯100,000円・課税世帯70,500円)、入学支援修了一時金は修業終了後(非課税世帯50,000円・課税世帯25,000円)となります。

14.工業誘致について

参加者意見

企業の誘致をお願いします。工場跡地などが空いているので、市が生産から販売までできる事業者を誘致してくれるといいと思います。

市長の回答

企業誘致については、企業が求める広い土地が市内にはありません。瑞浪市は175平方キロメートルのうち約8割が森林で、その多くは保安林に指定されています。保安林内では道路も造れません。国の法律を変えないと保安林の解除は難しい状況です。保安林が多いのは、当時、保安林に指定をされると税金に有利になったので、保安林にしたという経緯があります。

15.特産品の開発について

参加者意見

卵の生産量が多いので、瑞浪市の特産品として、生産から販売までできる事業所があるといいと思いました。

市長の回答

瑞浪市は卵のまちでもありまして、1日に100万個を超える卵が生産されております。卵の活用は特産品開発ということで補助金も出していますので、卵をスイーツ等の特産品にしたい方がいれば、支援をしたいと考えています。

16.子ども手当について

参加者意見

第2子、第3子出産にお祝い金を出したらどうでしょうか。また、女性は、出産の適齢期があって、その後は子どもができにくいと聞いています。若い女性がそれを認識しているかというと、あまり認識していないと思います。中学校、高校の時から、高齢になると妊娠しにくいということを教えてもらえればと思います。

市長の回答

幼児園の保育料は、第1子は所得に応じて決め、第2子は半額、第3子は無料になります。しかし、3人同時に入園しているという条件があります。この条件については、検討課題の一つと考えています。出産祝い金も一つの方法ですが、もっと有効な支援方法もあると考えますので検討していきたいと思います。性教育については、大切なことだと思います。出産に関する知識や大切さを教育していかなければならないと考えています。

17.高砂温泉について

参加者意見

高砂温泉が無くなったのは残念です。あのような温泉施設があるといいと思います。

市長の回答

高砂温泉の廃止については残念に思います。民間企業の判断で廃止されており、再開は難しいと考えています。

18.広域での婚活支援について

参加者意見

地元での婚活参加が恥ずかしいと考えている方もおみえのようなので、東濃3市などの広域で婚活イベントを開催してはどうでしょうか。稲津は屏風山もあり、湿地の整備もしているので、婚活イベントなどで使ってもらえるといいと思います。

市長の回答

広域で婚活支援ができないかという意見ですが、東濃5市の市長が意見交換する機会があるので、そのときに検討したいと思います。恵那市でもコウノトリの会と同じような活動をやっているようで、恵那市と瑞浪市の情報を交換できないか、また、一緒に開催できないかという提案がコウノトリの会に来ていると聞いています。また、屏風山、黒の田湿地も素晴らしい場所で気楽に登れて達成感もあるので、登山をしながら婚活をするというのもいいと思います。

19.子どもへの結婚観などの教育について

参加者意見

親は結婚して欲しいと思っていても、若者が自分の今の生活を楽しんでいて結婚をする気がないということも多いと思います。結婚して子供を育て、人として成長していく大切さを伝える機会があるといいと思います。

市長の回答

出産・育児の大切さもさることながら、人としてどう生きるかをしっかり教育してはどうか、その中で結婚の大切さを教育してはどうか、ということですが、その通りだと考えています。

20.交通の利便性について

参加者意見

交通の手段が限られており、通勤、通学に不便だからということで若い人が市外に出ていくことも考えられ、電車やバスの本数が多くなれば、少しは瑞浪市に留まってもらえる人が多くなるのではないでしょうか。

市長の回答

JRや東濃鉄道に電車やバスを増便してほしいとお願いしています。JRからは、リニア中央新幹線が開通してから利用状況を調査して、在来線の本数の増減を判断すると聞いています。コミュニティバスは営業路線があるルートを走ると営業妨害になりますので、稲津や陶にはコミュニティバスを走らせることはできません。乗用車で送り迎えをしたいという要望もありますが、送迎をプライベートで料金を取ってやると、違法行為になってしまいます。唯一、NPO等の地域内限定なら認められる制度になっています。今後は規制緩和の対象になっていくと思いますが、市としてもコミュニティバスの運行にはお金がかかっており、ボランティアで行っていただけると市としてもありがたいと考えています。

21.地区の医療体制の充実について

参加者意見

陶が無医地区にならないような支援体制をお願いします。陶地区は町民の高齢化が進み、医療機関に行くことが負担となっています。町内には医院は2軒ありますが、いずれも医者が高齢で後継者がいません。そこで、3つの提案ですが、医師の確保として、奨学金の貸付制度が終わった人を陶地区に派遣できないでしょうか。2つ目は、東濃厚生病院の出張所を陶地区に作ってもらえないでしょうか。3つ目は、後継者のいない診療所に医師の紹介をお願いできないでしょうか。

市長の回答

大切な課題でして、東濃厚生病院とも相談しています。退職された医者を支援して陶に派遣してもらえないだろうか、または、東濃厚生病院の診療所や医師の紹介などなんらかの形で検討したいです。釜戸地区も同じで、80才を過ぎた高齢の先生だけなので、無医町にならないか心配です。東濃厚生病院は山岡町には診療所を出しています。先生が週に1回か2回出張しておみえのようで、そのような方法が一番可能性が高いのではないかと考えています。

22.釜戸駅周辺の活性化について

参加者意見

釜戸駅の周りが閑散としており、再開発ができないかと思っています。釜戸駅があるのは素晴らしいことです。交通の便の良さといったら、東京や名古屋と住んで釜戸に来ましたが、ここが一番いいくらいです。JRがすぐそばにあるので交通の便がいいです。たまたま東京、大阪、名古屋に行き、知人といろいろな話をする機会があったのですが、地域としては、釜戸地区は素晴らしいと思いました。あらためていいところに嫁に来たと思っています。しかし、釜戸駅の周りが閑散としています。20年以上住んでいるのですが、何も建設されません。欲を言えば駅にエスカレーターが欲しいと思います。

市長の回答

私は釜戸町の出身ですので、釜戸駅周辺が閑散としていることは寂しいと思います。土地があるようでありません。田んぼを埋めて工業団地にできればいいのですが、いろいろと規制がかかっています。釜戸駅にはエスカレーターもエレベーターもつけられず、駅が廃止されないようにすることが精一杯のことです。JRは釜戸駅を廃駅にしたいと考えています。切符の売上の5%を市がもらい、市が人件費を出して、駅員を雇っている状態です。現状維持が手一杯ですので、ご理解をお願いします。

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