深沢峡のクマガイソウ自生地(ふかさわきょうのくまがいそうじせいち)

ページ番号1002368  更新日 令和2年2月17日

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写真:深沢峡のクマガイソウ

クマガイソウ(熊谷草)はラン科に属する多年草で、ホテイソウなどとも呼ばれます。4月から5月頃に、唇弁が袋状になった淡白色の花が垂れるように咲き、この花の形が源平合戦で活躍した武将、熊谷直実が身に付けた母衣(マント)に似ていることからこの名が付けられました。
国内では北海道南部から九州にかけて分布し、低山地の森林内、特に杉林や竹林などに生育します。多くのひだを持つ葉が一対ついており、その間から伸びた茎の先端に10センチメートル程の大型の花が付きます。
近年は過度の採取などによって自生数が著しく減少しており、環境省の絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大している種)、岐阜県の絶滅危惧1類(絶滅の危険に瀕している種)に指定されています。
瑞浪市では日吉町北部の木曽川沿いの山地において自生地が確認されていますが、近年は個体数が大幅に減少しています。

指定番号
瑞天8
指定年月日
昭和36年6月9日
指定の別
市指定文化財
種別
記念物
類別
天然記念物
時代・年代
なし
員数他
1箇所
所在地
瑞浪市日吉町深沢
所有者・管理者又は技術保持者
瑞浪市

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