本郷ヒトツバタゴ自生地(ほんごうひとつばたごじせいち)

ページ番号1002364  更新日 令和2年2月17日

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写真:本郷のヒトツバタゴ自生地

ヒトツバタゴはモクセイ科に属し、主として湿地などに自生する落葉樹です。同じくモクセイ科のタゴ(トネリコ)に似ていますが、複葉のタゴとは異なり単葉であることから「一つ葉のタゴ」の意味でこの名が付けられました。当地方では「ナンジャモンジャ」「アンニャモンニャ」などとも呼ばれ、新緑の5月にはまるで雪が積もったように純白の花を咲かせます。
中国・朝鮮半島の一部と日本に分布し、国内では長崎県(対馬)と愛知県、岐阜県、長野県に限られ、希少樹種でもあることから、環境省・岐阜県の絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。
このように、ヒトツバタゴは分布域が限られて個体数も少なく、また学術的にも貴重であることから、多くのヒトツバタゴ自生地は国や県、市町村の天然記念物に指定されて保護が図られています。
瑞浪市では、釜戸町 大湫町、日吉町、稲津町において自生が確認されており、日吉町では本郷の日吉川右岸(西側)に自生地がみられます。
現在181.5平方メートルが指定区域となっており、区域内には樹齢50年以上と推測される1本成木が自生しています。

指定番号
瑞天13
指定年月日
昭和42年7月21日
指定の別
市指定文化財
種別
記念物
類別
天然記念物
時代・年代
なし
員数他
1箇所(181.5平方メートル)
所在地
瑞浪市日吉町1280番地の3
所有者・管理者又は技術保持者
個人

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