戸狩横穴群(とがりおうけつぐん)

ページ番号1002356  更新日 令和2年2月17日

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写真:戸狩横穴古墳群

横穴とは、山や崖の斜面に高さ2メートル程度、奥行き数m程度の規模で掘られた埋葬用の穴で、横穴墓とも呼ばれます。岐阜県では瑞浪市や可児市などにおいて多数の横穴が確認されており、瑞浪市内では、過去に破壊されてしまったものを含めると、これまでに約60基の横穴が確認されており、そのうち30基余りが現存しています。
それらの横穴は、瑞浪市西部の明世地区から中央部の土岐地区の土岐川沿いを中心として、1基ないし数基で築かれていますが、いずれも当地方で「サバ」と呼ばれる砂岩層に掘られています。
戸狩横穴群はその中でも最大級の横穴群で、発掘調査が行われていないため詳細は明らかでありませんが、6世紀後半から7世紀にかけて築かれたものとみられます。13基の横穴が密集して確認されており、横穴の中には一部が崩落しているものもありますが、1~3号横穴は比較的見学が容易です。
なお、本横穴群の西側約100メートルには、岐阜県内最大規模の円墳であり東濃地方唯一の中期古墳でもある戸狩荒神塚古墳(岐阜県指定史跡)が所在しています。

指定番号
岐史19
指定年月日
昭和31年3月28日
指定の別
県指定文化財
種別
記念物
類別
史跡
時代・年代
古墳時代
員数他
13基
所在地
瑞浪市明世町戸狩1034~1040番地
所有者・管理者又は技術保持者
個人

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