戸狩荒神塚古墳(とがりこうじんづかこふん)

ページ番号1002355  更新日 令和2年2月17日

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写真:戸狩荒神塚古墳


瑞浪市内には、瑞浪市西部の明世地区から中央部の土岐地区、東部の釜戸町の土岐川沿いを中心として数多くの古墳が分布しており、過去に破壊されてしまったものを含めると、これまでに約130基の古墳が確認されています。
それらの多くは古墳時代後期の6世紀後半から7世紀に築かれた円墳で、多いものは10基以上で群を成しています。
戸狩荒神塚古墳は明世町戸狩に所在する単独墳で、市内最大、岐阜県内でも最大級に属する円墳です。墳丘は直径約45メートル、高さ約8メートル、2段築成とみられ、河原石を用いた葺石が確認できます。
発掘調査が行われていないため詳細は明らかでありませんが、東濃地方で唯一埴輪を有する古墳としても知られており、古墳時代中期(5世紀)の築造と推測されます。東濃地方では古墳時代中期に属する古墳は極めて類例が少なく、墳丘は一部が削られているものの遺存状況も良好です
埋葬された人物については明らかでありませんが、旧土岐郡一帯を支配下に置き、畿内の政権とも関係をもった豪族と推測されます。
なお、本古墳の東側約100メートルには、古墳時代後期に築かれたとみられる戸狩横穴群(岐阜県史跡)が所在しています。

指定番号
県史87
指定年月日
昭和35年10月3日
指定の別
県指定文化財
種別
記念物
類別
史跡
時代・年代
古墳時代
員数他
1基
所在地
瑞浪市明世町戸狩489番地
所有者・管理者又は技術保持者
瑞浪市

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