平成29年10月23日　中京学院大学

若者が住みたくなる（帰ってきたくなる）まちについて

1.参加者意見

下呂市から始めてきた時は、とても自然豊かな印象で電車の本数が多く名古屋から1時間以内で来ることができるすごくいいところだと思いました。
駅前に伝統を活かしたお店を開けば名古屋からでも行ってみようかなという人が増えると思いますし、瑞浪市民も改めてこんな伝統があるということがわかっていいと思います。
友達がここに住んでいて、駅から遠く外灯が少ないため、不審者情報もある中外灯を増やしてほしいです。

市長の回答

前回の語る会に参加した寮に住んでいる学生さんからも寮周辺が暗いというご意見がありましたので、防犯灯を設置させていただきました。市内に防犯灯は3,800基程あり、地域の皆さんからの要望によって、市がLED防犯灯を設置し、電気代等管理は自治会にお願いしています。気になる箇所がありましたら市または区長様にご相談ください。
駅前については、瑞浪市は陶器のまちですが、陶器を販売していないというご意見を伺います。瑞浪の陶器メーカーはたくさんありましたが、地元の小売をあまり考えていなく、多く生産し多く販売するという形態でした。多治見のオリベストリートでは陶磁器が買えますが、土岐市、瑞浪市ではないです。そこで、瑞浪市は産業振興センターにちゃわん屋みずなみをオープンして小売販売を行うようになりました。今後は空き店舗を利用してそういうお店を誘致したいと思います。

2.参加者意見

小さい頃から今までずっと瑞浪市に住んでいます。瑞浪市の良さや好きなところは、人が温かいところや周りに知り合いがたくさんあり、保育実習で感じたことは幼児園の周りに家もあり人々に囲まれてすごく安心して過ごせるところです。
春夏秋冬でイベントや行事があり、春はさくらさくらの散歩道では、昼も綺麗ですが夜のライトアップもとても素敵なので桜の季節に餅投げをしたり、屋台を誘致して若者が来たくなるイベントをするといいと思います。
地域交流センターときわには中京学院大学の学生カフェPINKYもあるので、そこにクリスマスツリーを設置したり、陶器を使ったキャンドルなどSNS映えするような場所があると若者も楽しいと思います。
瑞浪に何年住んだら何かの免除、瑞浪に戻ってくる場合は若者に住宅割引を付けるなど財源の課題はありますが、特典があるといいと思います。

市長の回答

事業を行うためには、財源が必要です。財源が豊富なら皆さんの要望を何でもかなえることができますが、限られた財源ですから、優先順位を決めてから実施しているところです。
陶器を使ったキャンドルを立てて、周りを飾ることやクリスマスツリーを設置することはとてもいいご提案ですので、地域交流センターときわの方々と相談をして実現できるように考えたいと思います。

3.参加者意見

19年間瑞浪から離れたことはなく幼稚園から大学まで瑞浪市に住んでいます。瑞浪市の良いところとしては山があり川があり、自然が豊かなところです。その中で不便だなと思う事は、小学校までならこの環境でも十分ですが、大人になるにつれて遊ぶ場所がほしいと思うようになりました。以前はゲームセンターやカラオケボックスもありましたが、今では閉店してありません。何か1つでもそういう場所があればいいと思います。川の清掃や危険回避などにより川などの自然を利用できるといいと思います。

市長の回答

すばらしい提案をいただきました。まだまだ自然もたくさんありますので、若い人達が遊べるような興味を持つ事ができないかと思いますが、川で魚を釣ったり取ったり遊んだりする環境も大切だと思います。釜戸には竜吟峡がありまして、天然の岩を利用して岩登り（ロッククライミング）ができる自然ふれあい館という施設があります。室内でもクライミングできるようになっています。釜戸町宿には大きな岩がありまして、名古屋等から来ています。観光地ではないですが、域外から人が流れてきています。そこをもう少し整備すれば若い人にもレジャーとして遊べると思います。
今瑞浪が力を入れいているのは、フェスティカサーキットというカート場です。日本最高峰のトヨタ主催のカートレースがあります。ヨーロッパは車社会でこういったカートで3歳4歳5歳小学生中学生高校生が練習をしてこの中から優秀な選手は将来F1レーサーになるといった初期のカート場です。全国に50ヶ所位カート場があるそうですが、全日本クラスのレースが開催できるカート場としては10ヶ所位しかないそうです。その中の1つがここ瑞浪です。延長が1,177メートルでカート場としてはトップクラスです。これよりも大きなカート場は富士スピードウェイか鈴鹿サーキットしかないそうです。貸切をすれば最後の表彰式、シャンパンファイトまで行える施設ですので、一回皆さんもフェスティカサーキットへ行っていただけるのもいいと思います。瑞浪にはこのような施設のほかゴルフ場もたくさんあり、年間50万人の方がプレーしていますし、そういった魅力も発信していきます。

4.参加者意見

今の瑞浪だと学校が終わっても、遊ぶ所もごはんを食べる所も学校の近くや、駅近くにないので、すぐに帰ってしまいます。高校生は徒歩で行ける場所、大学生は車よりも徒歩や電車で通学している人が多いと思いますので、駅近くや学校周辺にお店をもっとつくれば、瑞浪に滞在する時間も長くなりますし、自然と人が集まってくると思います。
また、みずnaviパンフレットは、どの地域に配布していますか。食事するところもこんなお店があるなどこれを見て初めて知りました。いろいろなところに設置してあると役に立ちますのでよろしくお願いします。

市長の回答

若い人達に来てもらう、住み続けてもらうためには、余所にあればいいと言っても普段の生活の中ですぐに行けるような店がないといけないとも思いますし、特に電車通学の方は移動手段がないですから少し離れた場所にあったとしてもそこまで行くことができませんので、電車に乗って帰りに名古屋で買い物をすることになると思います。
市も応援しますが、商店街の方々が努力をしてほしいと思います。以前は駅前にもコンビニがあり高校生などで賑わっていましたが、今はパン屋さんがあるのみです。このご意見を商店街の皆さんにも伝えたいと思います。中京学院大学の学生カフェPINKYを今年度から地域交流センターでオープンしていますのでこういう取り組みもありがたいと思います。
パンフレットは市内外問わず配布しています。大学にも設置させていただきたいと思います。

5.参加者意見

自然が豊かで住みやすところが第一印象です。自分のまちに誇りや自信がもてれば、住みたい帰ってきたいと思えるのではないかと思います。大型ショッピングセンターや交通網の発達など生活しやすい環境づくりについての意見がアンケートにもみられましたが、全てをその市において充実させる必要はないと思います。中央線を利用すれば名古屋方面へのアクセスが容易にできるからです。支援体制で住む人を支え住みよいまちになれたらいいと思います。

市長の回答

良いご意見をいただきました。私自身も瑞浪を駅周辺をマンションにするなど大都会にしたいと夢を描いてもそれはかなわないです。やはりそういうまちではないですし、マンションを買ってもらえるかとういうと瑞浪よりもっと条件のいい春日井とか名古屋に近いところになるでしょうから、難しいと思います。
瑞浪の良さを最大限アピールして瑞浪にはないけれども隣の土岐市や多治見市にも施設はありますから住むのは瑞浪で、遊ぶのは周辺でもいいんじゃないのかと思います。一番目指したいのは、住んでみたくなるような文化、歴史、スポーツなど市民の皆さんが親しめるようなまち、歴史のあるまち、これは急につくられるものではないですから、瑞浪は中山道など長い歴史の中で育んできた魅力がありますから何とかバージョンアップをして全国に発信すれば大きな観光地はありませんが、瑞浪は面白そうだな、一度行ってみたい観光地があるなという実現しやすいレベルがいいかと思います。

6.参加者意見

ある実習時に「瑞浪を知る」と題して散策を行った際、瑞浪市の人口統計も調べ、瑞浪市は高齢者の割合がすごく多くて少子化がすごく目立つなという印象がありましたが、高齢者の方でもコミュニケーションの場があると思いましたし、住宅街に行ってみるとマンションの近くに公園とかもあり、小さい子が遊んでるいる姿も見て、お店もあり住みやすいまちだと思いました。もう少し、高校や大学もあり、若い人が電車で瑞浪まで来ているので、遊べる施設があったり、ボーノポークのグルメフェスがあれば色々な年代の人が集まると思います。
大学の学園祭について、北海道から沖縄まで中京学院大学に来ているので、オープンキャンパスのスタッフを経験したことから、大学祭の広告について電車を活用したり、駅前に大学祭の広告宣伝を行いたいです。
瑞浪に来ていただいて瑞浪のいいところをいろいろな人にわかってもらう機会としたいと思います。

市長の回答

おっしゃる通りで、私も商店街の皆さんに言っていますが、皆さんの先輩からもいろいろ意見を聞いていて若い方々が寄りたくなるようなお店がないと言ってみえるから、もっと若い方々が寄りたくなるようなお店にしないとせっかく多くの高校生や大学生が来ているのに素通りしていますから、もっと企業努力してくださいと伝えています。市でお店を開くわけにはいきませんので、また改めてこのご提案を商店街に若者をターゲットにしたものに変えてくださいと伝えます。将来的には駅前再開発の話がうまく進んでいけば10年以上先になりますが、そのようになるのかと思います。
ボーノポークのお話が出ましたが、瑞浪には色々なお店があります。ボーノポークを使った店もあればそうでない店もありますが、食べ歩いていただけるとありがたいと思います。以前は、ボーノポークを使っていただいたお店でスタンプラリーを20店舗程で行い、それぞれのお店を廻りスタンプを集めてボーノポークを知って食べていただく機会を設けました。今は農業祭でボーノポークを使った7,8店舗が特色ある料理をどんぶりがほとんどになりますが、食べ比べるボーノポークグランプリを開催しています。
市は協力させていただきます。広報でも掲載していますし、ポスター等あれば公共施設に掲示しますのでよろしくお願いします。

7.参加者意見

地域別で子ども達が固まっている現状があって、お祭りでも他の地域に行くとどこの地域なのかを聞かれます。そういう事をなくし、どこの地域でも仲良くなれるようなまちづくりがあったらいいと思います。
国道19号に道の駅のような場所をつくる事も発展になると思います。

市長の回答

秋祭り、夏祭りなど開催日が重なってしまっているので、隣で祭りをやっていても行けないのが現状です。皆さんはフリーですので、どの祭りでも参加できます。色々な地域の祭りに参画できるような企画をしていただけるとありがたいです。地域の子ども達がそれぞれ出られるようにしたいと思います。
国道19号の交通量は大変多いです。バイクも通り若い人の車も通りますし、最近ですと自転車が多くなっています。そういう人達が立ち寄れる施設を瑞浪恵那道路の整備に合わせ瑞浪に道の駅をつくりたいと思っています。また、瑞浪には道の駅はないですが、唯一、きなぁた瑞浪が道の駅のような施設です。