平成29年6月26日 瑞浪(山田)地区

ページ番号1003059  更新日 令和2年2月17日

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1.自治会加入率について

参加者意見

自治会の加入率について、アパートに住んでいる方をはじめとしてなかなか加入率が上がっていないのが現状であるが、市として加入率を上げるためにどのような対策をしているか。

市長の回答

転入の手続きにみえた方に対し、自治会に加入しませんか、加入するとこういったメリットがありますよといった内容がまとめられた冊子をお渡しし、案内をしているところが一つの改善点です。
また、マンションやアパートの管理会社等に対して入居者の方々に自治会加入の推薦をしていただくよう声掛けをしています。
もう一つは、各地区、各地域のまちづくり推進組織などでイベントやお祭りを行っていただいておりますが、そういったときにはわりとアパートやマンションに住んでみえる方や、自治会に入っていない方も参加されます。そういった方々に地域の活動に参加すると楽しいんだな、と実感していただくことが大切だなと思いますので、自治会に加入していないからという理由でその場から排除せずに、受け入れていただくように、区長さんたちにもお願いをしております。
ただ実際難しいもので、特に街中のアパートやマンションが多い地域は加入率が低いことは間違いないので、何かいい方法があれば教えていただきたいと思っております。

2.人口を増やすためには企業誘致が必要

参加者意見

瑞浪市の人口の推移を見てみると減少する傾向があり、また、働き盛りの世代の流出が多いことが分かる。こうした状況の中、まず市が行うことは、大手の企業を誘致して人口を増やしていくことだと思う。これまでも市は対策をしてきていると思うが、なかなかそういう傾向が見えてこない。
また、瑞浪市には空き地がたくさんあるが、そういった土地を遊ばせておくのではなく、何か有効活用することで人口を増やしていくことができるのではないか。

市長の回答

おっしゃるとおり、産業や経済がしっかりしないと、まちづくりにまわすための予算を確保できないし、人口も減っていってしまいますので、企業誘致については今に始まったことではなく、過去からも大きな課題として取り扱っています。
瑞浪市はかつては広い用地があり、例えば山田町にクリエイション・パークを作りました。このときは近隣市は企業誘致を始めていない頃で、瑞浪市は先進的な市として注目されましたし、その工業団地も約1年程で埋まりました。この時、経済産業省から優秀な取り組みであるとして評価をいただいたほどです。
しかしその後、大きな企業誘致ができていないのは、今の段階で企業誘致に適した用地が無いからだといえます。これまでも稲津、釜戸、月吉などで企業誘致ができるような用地を調査してきましたが、やはり適地が見つからず、新たな工業団地を開発するような用地がないということが今の瑞浪市の置かれた立場です。
また、市の空いている土地はないのかということでしたが、陶小学校については小学校を陶中学校へ移し、空き校舎となった際に企業誘致に活用しようということで、現在、県や各所に情報提供をさせていただいておりますし、いずれ平成31年には釜戸中学校が瑞浪北中学校への統合で空き校舎となりますので、地元釜戸町のみなさんから市内の雇用に結びつく企業誘致をして欲しいとの要望を受けています。いずれにしても、市内の遊休地については活用していきたいと考えています。
ソニーについては、工場を閉鎖してから3年が経過していますが、土地の所有はソニーにありますので、ソニーに対して早く他の企業に土地を売却していただくようにお願いをしております。またソニーからも、瑞浪市に企業から引き合いがあったら紹介して欲しいとも言われております。何とか日本を代表しているような企業に入っていただけるように動いていますので、よろしくお願いします。

3.まちの真ん中に大きな公園を

参加者意見

これまでに海外や大都市を見て回ってきて感じたことは、瑞浪市だけではなく近隣市、他の中小都市にも言えることだが、まちの真ん中に広い公園がないということである。
ヨーロッパなどでは、どんなローカルな都市でも、本当にまちの真ん中に広い公園があり、緑も豊かで、市民がゆったりと暮らしている。対して日本の中小都市、更には東濃5市においては身近なところ、生活しているところで散歩したり、親子でのんびりしたりすることができる公園が欠けている。
瑞浪に大きな魅力をつくるには、ど真ん中に海外にあるような大きな公園をつくると良いと思う。夢のような話であり、すぐ実現できることではないが、長期的に取り組んでいけばやがては実現できるのではないかと思って提案させていただいた。

また、駅前の再開発と聞いて、現状駅前には空き家が多い中、かつては公園もあったことも踏まえ、再開発の際には何とか公園のような空間を増やしていただきたい。

市長の回答

私もそういった公園ができたらいいなと思っていますが、例に挙げられたヨーロッパのまちづくりについては、何百年も昔からそういうことを想定して町並みを作られているのだと思います。日本は残念ながらそういったまちづくりや文化も無かったので、ヨーロッパのように大きな公園をというわけにはいかないわけでして、やはり瑞浪市においても、駅周辺などでそういった大きな公園はつくることはできません。
しかし、瑞浪市にもヨーロッパに比べスケールは小さいながらも広い総合市民公園がありまして、スポーツ施設や文化施設もある、親子連れで親しんでいただけるせせらぎ広場もあるし、カフェもあります。市長に就任してから、もっと親しんでいただけるようにせせらぎ広場も整備させていただきましたし、桜が終わった後も長く楽しんでいただけるように、せせらぎ広場にハナモモの木も植えさせていただきました。
その他、市民の皆さんが市民公園で楽しんでいただきながら、スポーツも楽しんでもらいながら、健康づくりや仲間づくりをしていただけるように随時スポーツ施設の再整備を進めておりまして、今唯一陸上競技場が残っていますが、それ以外のスポーツ施設は再整備をさせていただきました。
いただいたご提案は、夢ということで受け止めさせていただきたいと思います。

駅前再開発については、地域の皆さんの意見も聴きながら再整備計画を進めたいと思っています。当然、この構想がまとまりますと、すべて駅前周辺にビルばかり建てるという計画ではないと思います。やはり公共空間を駅周辺に設置することになってくるかと思いますので、いただきましたご提案については、もし、再開発が実現したら、地権者のご理解いただいて、公共空間を整備していけたらと思います。

4.明賀台残土処分場の今後の活用について

参加者意見

昔は子どもが自転車で遊んだりラジコンで遊んだりする場所があったので、家でゲームをすることなく外で遊んでいたが、今はそういった遊び場が無い。もし子どもから大人まで遊べる空き地があれば、きっと喜んでもらえるかと思う。
これまでに明賀台に残土が積みあげられるのを見てきており、広い場所だなあと思っていたが、残土の積み込みも終わったみたいで、最近見に行ったらそこが草だらけになっていた。
せっかく広い場所があるので、その場所を遊び場として活用していただきたいし、遊具が無くても子ども達がマウンテンバイクに乗ったり、大人もドローンを飛ばせるような、そういった空き地があればいいなと思い、提案をさせていただいた。

市長の回答

明賀台の残土処分場の活用については、市議会からご提案をいただいたこともありましたが、残土処分場はまだ活用途中であり、あと1万2,000立方メートル搬入可能ということで、まだ埋めきっていません。もう少し、市内の公共事業で出た残土を処分させていただく予定です。
ご提案の件については、これから何年か先には埋立地としての活用が終了し、1万6,000平方メートルほどの平地ができると想定しています。そこが整地された後にどう活用するかについては、やはり埋立地であるので、すぐに建物などを建てることはできませんが、市としましては、将来土地が落ち着いたら、ご提案のありましたように有効活用していかなければならない土地であると認識しています。
しかし、まだどのようにして活用していくかは具体的には決まっていませんので、埋め立てが終わって、ある程度土地が落ち着くまでの間、地域の皆さんのご意見を伺いながら活用方法を考えていきたいと思っています。

5.禁煙都市宣言をして健康な町へ

参加者意見

健康ということを考えると、タバコの害が非常に大きい。
禁煙に取り組み、他人にも害を及ぼす受動喫煙をなくすことで、長い期間をかけてでも瑞浪市を禁煙都市を目指して取り組んでいただきたいと思い提案をした。
やるなら徹底的に取り組んでいただき、タバコ税がなくなってしまうかもしれないが、タバコ店をなくすくらいの気持ちで取り組んでいただく。市民全体が健康であり、健康都市であるために、必要なことであると考える。
また、市でも大腸がんや胃がんなど、健康診断に対して補助をしているが、全員が受けて、健康な町であってほしい。

市長の回答

疾病予防、介護予防の一番の大きなポイントは、タバコの害ということがあります。
タバコを吸っている本人はさることながら、受動喫煙をしてしまっている周りの方にも被害があることは医学的に証明されており、政府も受動喫煙の害をなくそうと禁煙を推進しています。
ご提案のありました全員がタバコを吸わない、買わないというわけにはいきませんが、受動喫煙の防止や、禁煙の推進は市として推進していかなければならないと思っています。瑞浪市は平均寿命は東海4県でもトップクラスに長いですが、平均寿命には寝たきりや介護が必要な方も含まれますので、一番大切なのは健康寿命が長いことだと思います。
市内185ほどの公共施設のうち、150箇所で建物内、敷地内で完全禁煙をしています。それ以外の35の公共施設においても建物の性格上完全禁煙はできませんが、建物内は禁煙としており、敷地内の定められた喫煙所でしか喫煙をできないようにしています。
また、タバコを簡単にやめられればいいですが、やめられない方について、病院で禁煙治療に取り組まれる方に治療費の一部を補助しています。市はただ禁煙しようと呼びかけるだけではなく、禁煙努力されている方に対しても助成制度を設けていますので、そういった方に制度を紹介していただければと思います。

6.公共施設に喫煙所を設けるべきではないか

参加者意見

市長から公共の場所については禁煙としているとあったが、約2億円のタバコ税をいただいているのなら、公共施設にタバコを吸うことができる場所を設けるべきではないか。税金だけいただいて、タバコを吸うなと、公共施設から追い出すということは、吸う人のことを考えるとおかしいと考える。
税金をいただいているのならば、そういった喫煙場所を設けるべきではないか。気軽に公共施設に来ていただくためにも必要ではないか。

市長の回答

今政府が進めているのは受動喫煙の被害を防止するための取り組みであり、県の保健所からも、施設内、敷地内の禁煙をすることにより受動喫煙の被害をなくして欲しいと指導もいただいています。
確かに、タバコを吸われる方が減ればタバコ税が減るかも知れませんが、市としましては、タバコ税が減っても、健康な市民の方を一人でも増やしたいと思っておりますので、ご理解をお願いします。

7.瑞浪市の素晴らしいところをもっとアピールすべき

参加者意見

いきいきウォーキングを20人から30人で毎月第2水曜日に実施している。その他、明世などで歩いている方もみえるが、実際に市内を歩いてみると、屏風山など、瑞浪市にもヨーロッパ以上にいいところがある。
そういったところには市外の方も多くみえるが、かえって瑞浪市内の方はそういったところを知らない方が多いと感じる。
健康づくりなどからも考えると、まだまだアピールが足りないかと思う。瑞浪の今ある素晴らしいところをアピールしていく必要があるのではないか。

市長の回答

市民の皆様がまだまだ瑞浪市の魅力に気づいていない、活用しきれていないというご提案でしたが、市としましても、例えば屏風山であれば稲津町のまちづくり組織が企画されるハイキングなど、各地区まちづくり組織が企画していただいている事業と連携してもっとアピールし、市内のたくさんの情報を発信していきたいと考えています。その他にも小里城や鶴ヶ城、中山道などの素晴らしいところがありますので、しっかりと発信していき、ぜひ多くの方に訪れていただきたいと思っています。

8.駅前交差点をスクランブル化できないか

参加者意見

駅前の信号のある交差点付近で若い方が色々店をやられているが、スクランブル交差点にできないか。
先日、クリーンセンターや稲津の不燃物処分場を利用したが、そこの職員が喜々として、非常に助けていただいて気持ちよく対応していただいた。普段目に見えないところではあるが、そういったところで働いてみえる方のご労苦に対して感激し、ありがたいと思ったので、この場を借りて伝達していただきたい。

市長の回答

スクランブル交差点とするには、警察に相談し公安の許可が必要ですし、地域の理解はもちろん、通行される市民の皆さんに不便が発生する部分もあり、そういった方々のご理解もいただく必要がありますので、なかなか実現できないのではないかと思います。
しかし、駅前再開発の計画もあり、全体構想の中にはその交差点に含まれているので、そういった折にそういった意見も参考にさせていただきたいと思います。
現状として、スクランブル交差点にするのは不可能でありますので、ご理解いただきたいと思います。
ごみ処理施設の職員にはその旨伝えさせていただきます。ありがとうございました。

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