平成29年7月7日 陶地区

ページ番号1003062  更新日 令和2年2月17日

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1.東鉄バスとバローの存続について

参加者意見

東鉄バスが明智から瑞浪まで通っており、陶としては便利に使わせてもらっている。考えようによっては、陶は恵まれている。企業が存続するのかどうかを考えたときに、子どもが減少していったら東鉄バスが廃線になるのではないかと考える。恵那市と瑞浪市と協力して、東鉄バスに対して働きかけをしてほしい。
また、瑞浪市内の中心部は商業施設があるが、周辺部はほとんど商業施設がない。ありがたいことに陶にはバローがある。明智の吉良見、山岡の人も利用している。東鉄バス同様、恵那市と協力して閉店とならないように働きかけをお願いしたい。

市長の回答

ご提案いただいた2点は陶町にとって大切な課題であると思います。
恵那市の市長さんと意見交換をする機会もありますので、恵那市と連携をとって東鉄バスとバローにお願いをしていきたいと思います。

2.市民アンケートについて

参加者意見

市民アンケートを実施していると聞いたが、住みにくいという事象に関するアンケートは取っているのか。
また、アンケートは住みよい・住みにくいの両方を取ると、住みやすさの数値がもっと低くなるのではないかと思うが、そのような取り方はできないのか。

市長、企画政策課長の回答

(企画政策課長)
住みにくいという事象に関するアンケートは取っておりません。
アンケートは毎年1,000人を無作為抽出で7月に取らせていただいています。今日出席の方の中にもアンケートが届いた方がみえると思います。アンケートの聞き方としては、瑞浪市が住みよいところだと感じるかということに「はい」か「いいえ」かで答えていただく形式を取っておりまして、平成28年度のアンケートでは67.5%が住みよい、32.5%が住みにくいということになります。今後も住み続けたいかという問いでは、いつまでも住み続けたい、当分住み続けたい、できれば他市へ移住したい、明日にでも他市へ移住したい、分からないの5項目の選択肢となっており、より詳細な区分を把握することも可能な設問になっています。
(市長)
ご指摘のような形式の設問、「はい」か「いいえ」かという設問もあるので、ある面では提案内容を反映したアンケートになっているということでご理解いただければと思います。ただ、不満に感じていないというような遠回しな表現に関しては検討させていただきたいと思います。

3.引きこもり児童が大人になった後のサポートについて

参加者意見

5月の連休明けに希望が丘の団地内で悲惨な事件があった。二度とこのようなことを起こさないように市の協力を得ながらやっていかなければならないと強く感じた。被害者の方は帰って来ていない。
加害者は、10代の頃から家庭内暴力や引きこもりの状態であった。後から分かったことだが、家庭内暴力の件で警察が2度も出動しており、2度目のときにはサスマタまで持って対応されていたという話であった。そのような事態は、一般的に考えれば異常事態ではないかと考える。ただ、プライバシーもあって同じ町内や近所でも踏み込みづらいように思う。5日が区費・組費の集金日であり、父親は単身赴任で用事があれば週末に帰ってくる状態のようだが、集金の際に父親の目に青タンがあったと聞いた。家庭内暴力は続いていたのではないかと推測する。その翌日に事件が起きた。
子どもが引きこもりになればサポートがあると思うが、引きこもりのまま大人になった場合、その大人へのサポートはできているのか。良い意味での干渉をしていかなければ、このような問題がまだまだ起きるのではないかと思う。地域だけでは対応しきれないので、警察・行政・福祉がタイアップしてもらいケアできないか。市内に同じような大人の引きこもりが何人いるのか分からない。そのような情報の吸い上げを行い、長期間になるかとは思うが、対策を考えなければならないのではないか。

市長の回答

思いは一緒ですが、やりたくてもやれない難しい問題であります。
こぶし教室という教師のOBの方が指導者になって、不登校の生徒のケアをしてみえます。このように、高校までのケアは一定の対応ができています。ただし、社会人に対してフォローをしていくことは、本人からの申し出、家族からの申し出があれば動けますが、そういった申し出がなく、生活が乱れているからといって急に乗り込んでいくことはできません。残念ながら罪を犯してしまった場合には、国の制度により地域の保護司が保護観察を行い社会復帰に向けたフォローをされます。市内には、16人の保護司がみえまして、陶町にもみえます。お話にあったように地域で注意し合う、市もフォローし合うということが大切ではないかと思います。
その他、子ども達の登下校時に交通安全協会の皆さんが安全指導・見守りをしてくれていますし、青色回転灯パトロールの活動もあります。警察も以前よりも念入りにパトロールを増やしてくれています。もっと市が踏み込むことが可能であればなと感じます。

4.子どもたちの意見を聞いてはどうか・県道の整備について

参加者意見

これからを担っていく子どもたちに意見を聞くのが一番ではないか。
七曲の道を改良してほしい。視界が悪く、大雨時の水が凄い。特に冬場の路面状態が怖い。七曲が快適に走行できる道になれば、陶町・明智町の住みやすさにも繋がるのではないか。

市長の回答

道路・河川の整備等、交通環境の向上を皆さんが望んでみえることは市としても認識しています。陶から瑞浪駅へ出る道は七曲の県道しかないことも分かっていますし、今以上に安全な道に整備しなければならないと思っています。
今までも県に要望してまいりました。県も七曲の改良に取り組んではいるがまだまだ不十分です。冬場の凍結や雨水の問題を提案していただきましたので、県に伝えて改めて認識してもらいます。県としっかり連携して皆さんが使いやすい道路へしていければと思います。なお、事業主体は県ですので、市として働きかけていきますが、もう少し時間をいただければと思います。
若い方に意見を聞いてはどうかというご意見ですが、色んな会合に行っておりますが、若い方はあまり参加されておりません。一方、主に20代の若者に集まっていただき、チャレンジ研究室という取り組みを行っています。1期生・2期生を経て、3期生を春から募集しているところでして、内容としましては、瑞浪の課題について、若い方なりに発見・分析していただき、提案までを1年間でやっていただきます。その後、まちづくりへの発表の場を設け、まちづくりの事業に取り入れていただくなど、地域の課題解消につなげていただいています。
その他、市内の高校や大学でも市長と語る会をして、若者の意見を取り入れる取り組みを行っていますので、よろしくお願いします。

5.高校生の通学費用について

参加者意見

陶中学校がなくなり、瑞浪南中学校になった。
南中学校、中京高校や麗澤瑞浪高校ではスクールバスがあるが、それ以外の高校等へは保護者が送り迎えをする等、負担が大きいので、市で通学費用を一時的に貸与してもらい、卒業後に市内の企業に就職する場合は返済免除というような支援ができないか。

市長の回答

陶や日吉の高校生の通学に係る負担が大きいということですが、昨年もいただいた質問かと思います。
あれから検討させていただきましたが、難しいというのが現状です。高校は県が主体ですので、県へ強く要望はさせてもらっています。
また、国において高校生の授業料の無償化が進められています。
瑞浪高校の話になりますが、生徒の確保が難しくなりつつありまして、生徒数が減ってしまい瑞浪高校がなくなってしまう危惧があります。生徒数確保のために校長先生を中心に工夫してみえまして、今年度の受験者向けに瑞高の魅力を伝えるためのパンフレットを作成されました。その一番後ろのページに大変具体的でシビアな数字が掲載されています。瑞高はリーズナブルであるという内容でして、普通科で17,200円、生活福祉科で20,800円、年間費用を減額されました。また、保護者の負担軽減のためPTA会費、修学旅行費、団体費の減額を実現されたそうです。このように、私立は授業料が高いですが、瑞高は安い授業料で通うことができます。また、返済不要の奨学金給付制度についても記載されていますし、通学費の記載はありませんが、県教育委員会、瑞高で色々と努力してみえますので、参考までに紹介させていただきます。
通学費支援に関しましては、引き続き県に要望していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

6.ふるさと納税制度について

参加者意見

ふるさと納税制度があるが、市の現況を教えてもらいたい。

市長の回答

ふるさと納税は総務省の制度でして、就職等で地元を離れた方がご自分の出身地を応援しようというものです。地元にいないが地元を応援したいという方のための納税制度です。
現在は、サービス合戦の様相を呈しており、返礼品の豪華さ等を基準に納税されています。これにより、返礼品が少ない、もしくはないところはふるさと納税が集まっていないという状況です。
私個人としましては、そのような状態は良くないという判断で積極的な返礼品の拡充は取り組んでおりませんでした。ただ、残念ながら昨年、市内の方が別の自治体へ納めたふるさと納税額と市外の方が瑞浪市へ納めたふるさと納税額が逆転し、赤字となりました。これは看過できないということで、今年の4月から返礼品の拡充を行い、1品から現在92品まで拡充させていただきました。
返礼品については、市内で作られたもの、市内の業者が作ったもの、市内の業者から購入したものに限らせてもらっています。市内の業者への貢献にもなるということで、そのように取り組ませてもらっています。返礼品の種類を増やし、高価なものを導入した成果として今年度のふるさと納税の納税額は増加しています。今年度は5,000万のふるさと納税を目指しておりまして、ご出席の皆さんも他の市町へのふるさと納税をされないようにお願いしたいです。また、親戚や知り合いの方が市外にみえる方は声かけをお願いできればありがたいと思います。

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