平成30年10月25日 麗澤瑞浪高等学校

ページ番号1003072  更新日 令和6年2月29日

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テーマ「まちの未来・夢・希望について」

1.車を使わないまち、リタイアメントビレッジ

参加者意見

私は瑞浪で車を使わないまちになってほしいと思います。
理由は二つありますが、一つ目は若い世代にとって、近くにその商業施設とか寄るところがないという問題があって、そういうのは、商店街の活性化や大型商業施設などを取り込んだりしたらいいと思います。
二つ目には、高齢者にとっての瑞浪は、施設などはたくさんあって充実していると思いますが、医療機関がどうしても遠く、もしものときは大変だと思います。私はちょうど去年の今ごろにオーストラリアでホームステイをしていましたが、リタイアメントビレッジという場所に行きました。そこでは、お年寄りのみが住んでいて、施設内には、プールやジム、レストランや病院などいった施設があるそうです。そういう地域をつくれば、瑞浪でも車を使わずに、病院などにもすぐに行くことができて、お年寄りにとって優しいまちになるので、そういう地域が実現すればいいと思います。

市長の回答

ありがとうございました。海外に行かれますと色んな視点が広がり、視野が広がってすばらしいです。今までの皆さんの御意見もすばらしい御提案でしたが、特にすばらしい提案であると思います。
皆さんも知ってみえると思いますが、少子高齢化といって、子どもの数が減って高齢者の方がどんどん増えており、今、瑞浪市は高齢化率が約31%になっています。65歳以上の方が30%以上いらっしゃるのです。今、人口が約4万人だとすると約1万2,000人の方が65歳以上なのです。これから高齢者の町にもっとなってくると思います。高齢者の方が60歳になっても、70、80、90、100歳になっても瑞浪で健康に、心豊かに暮らしていただける、住んでいただける、そのようなまちづくりをしていかなければなりません。実際のところ、若い人たちだけをターゲットにした取り組みも難しいですので、高齢者対策というのは我々役所の大きな課題なのです。
今いただきました御提案は、そういった高齢者の方々を中心としたまちづくりをしなさいと、そういう方々が集まるまちがあってもいいじゃないかと、実際オーストラリアにはそういうまちがありますよという御提案でした。本当にこの御提案を参考にしたいと思います。どこかにこういった地域や地区があってもいいのではないかと私も思います。
瑞浪市には高齢者が暮らす老人ホームや特別養護老人ホームなど様々ありますが、どちらかというと街中ではなく、町から離れた静かな、ある面では山の中にそういった施設が多いのですが、やはり高齢者の方でも元気の人は施設から抜け出して買い物に行きたいし、プールにいきたいし、食事に行きたい。ですが、元々施設が山の中にあるから、そういうところへ楽しみに行けないというのも事実ですので、できたら町の中に、こういう空間、地域があってもいいのではないかと、私も実は一つの思いとして持っているのです。本当にこれはいい御提案をしていただきました。
リタイアメントビレッジ。いいですね。勉強させていただきます。
ドイツには、障がい者の方ばかりが集まったまちがあるそうです。そこにボランティアの方々が移り住み、まちぐるみで障がい者の方のお世話をする、それを仕事にしている、そのような町もあるそうですけれども、そういうこれからまちづくりの一つの方向性、ヒントになるのかなとも思いますので、素敵な御提案ありがとうございました。

  • (高齢福祉課、企画政策課補足)リタイアメントビレッジとは、一つのエリア内に、いくつかの老人ホームや レストホーム(アパート、一戸建ての住宅)がまとまって建っており、その他にも、共同で使えるアメニティーや、施設も併設されて一つの街のようになっているものが多く、 これらの施設を総称して「リタイアメントビレッジ」と呼んでいます。病院が併設されているリタイアメントビレッジもあり、必要なサポートレベルによって、自分のニーズに一番合った施設に入居することができるものです。日本においても、民間が経営する類似施設として、医療・介護・娯楽等シニア世代の生活すべてが完結できるような施設が開発されているようです。
    このように、リタイアメントビレッジは民間が経営するものであるため、市が主導で経営することはありませんが、これからのまちづくりの一つの方向性として参考にさせていただきます。

2.住み続けたいまち

参加者意見

私は、今回のテーマである「こんなまちになれば瑞浪に住み続けたい」という点に注目しました。私からは、持続可能な都市政策について提案したいと思います。
一つは、住むエリアを年代別に分けたり、趣味とかで分けたりするのもおもしろいではないかなと思います。例えば、若い世代なら、若い世代、子どもがいる、未成年が集まるなどとすれば、そこに先ほど提案あったようにスポーツジムとか公園とかを整備すれば、そこに子ども世代の人が集まり、また近い年代の人が集まるので、悩みなどもお互いに分かち合えたりできるので、とてもいいのではないかと思います。
一方、シルバー層などにも、先の提案にもありましたが、医療施設を一箇所に集めたり、お年寄りになっても運動がしたい人のために施設を整備してもいいと思います。民間企業でも医療施設を含むショッピングモールの開発をやっていると聞いて、これを参考にして医療施設や薬局などを固めて、そのついでにショッピングができるなど、そういう施設を複合したのもいいのではないかと思います。
また、20年に1度ほど家を住みかえられるようなシステムを作ってみたら面白いのではないかと思います。しかし、誰にでも家に愛着がわくのは当たり前で、家は手放しにくいものです。そこで、家を買うのではなく、借りるというようなシステムにしてしまえばいいのではないでしょうか。例えば、家があって、半分を自費で負担して、半分を市または国とかで負担してもらえば、通常の家の購入価格より半分で購入でき、契約年数などを設ければ、世代交代などがスムーズにいくのではないかと思います。実際、車の企業で、車を半額で借りて3年間経つとまた車を返して新しい車を借りるという事業をしている企業があると聞きました。家も同じようにしてみれば、循環しやすいのではないでしょうか。
また、今日は空き家が目立つと言われています。家を売りたくないけど住む人もいない。だから空き家が増えていると思います。ですので、家を所有するというのではなく、借りるという形式にしていけば、空き家が増えるということはなく、順々に家が回り続けて、そこに定住したいという思いの人が増えてくるのではないでしょうか。

市長の回答

ありがとうございました。これも本当にすばらしい御提案です。ある面でも、政策をよくここまで考えられたと思います。参考にしたいと思います。
今、皆さんの意識も少しずつ変わってきており、様々な価値観が出始めていますから、こういう考えも可能な時代になりつつあるのではないかと思います。昔は車というのは、一生懸命働いて貯金して、マイカーを持つということが若い人たちの夢であって、友達とドライブに行くというのが本当に若い方たちの夢でしたが、今はそういう考えではなく、必要なときに車を借りて乗って、その目的を達成する、そのような時代になってきていますし、全てが全て、所有する時代ではなくなってきています。家でも土地付きの一戸建てを所有した方がいいのか、それとも自分のライフスタイルに合わせて、例えば独身の頃は小さな部屋でいいですし、結婚したらもう少し大きな部屋に移り住み、子どもができたら更に広く部屋の増えた家に移り住んで、それでもってまた家族が増えたらまたもっと大きい家に移り住む、ということが本当に自由にできていければ、無駄なく、生涯が設計できます。そのようなことも今考える時代になってきていますので、ぜひいただいた御提案は、これを政策として大変素晴らしいヒントをいただきましたので、参考にさせていただきたいと思います。

3.瑞浪市の医療の充実のために

参加者意見

瑞浪市は、病院が少ないということが、寮生活をした経験からとても思いました。私の友人も、瑞浪は病院が小さいので、帰省してから病院に行くと言っている人が多いので、私の考えとしては、他の市と協力して大きい病院をつくって医療者を集めれば人口の増加も少しはあるのではないかと思います。医療が進んでいるまちは将来の可能性がより広がると思うので、そうしたらいいと思います。
質問ですが、市長さんは、医療者を瑞浪に来てもらえるようにするための活動はどのようにされていますか。

市長の回答

今、瑞浪市だけではなく、全国の医療に関して、国からも見直そうと、見直しなさいという指導がきています。地域医療構想といって、全国に大きい病院、中ぐらいの病院と病院が様々ありますが、昔は医者もたくさんいて、市民もたくさんいて、どこの病院も経営が成り立っていました。しかし、今医師の数も減ってきて、病院があっても来てくれない、看護師も来てくれない。利用する市民の数も人口減少で段々と減ってしまって、昔のような病院の数は今要らないのではないかというような国の大きな施策が動こうとしています。
それではどうするのかといいますと、大きい病院はやはり大怪我をした人、がんに罹った人、大きな手術を必要とした人たちは大きい病院へ行きます。しかし、お腹が痛い、頭が痛い、熱が出た、そういう日常にあるような病気に罹った人は身近な小さな町医者に行って、大きな病院には行かないようにしていただく。そうしないと、熱の出た軽い患者からがんの大手術をしなくてはならないような方まで全てがすべて、大きい病院が担当するとなると、もともと忙しく医師も足らない大きな病院に患者さんが集まってきてしまい、機能が上手く果たせなくなるため、一次病院、二次病院、三次病院という本来の病院の役割をしっかりと区分しようという動きが始まろうとしているのです。一次病院はそういった身近な、熱が出たお腹が痛いなどの初期の病気に罹った人を診てもらい、これはすぐ薬飲めば治る、注射を打てば治るという方はそこで治してしまいます。しかし、どう見てもこれは重症、重い病気かもしれないと、もし一次病院で医師がそれを判断したのであれば、次は二次病院という、中規模の病院へ行っていただく。その中規模の病院でもどうしても手に負えないような重症患者は大病院行って手術をしていただく。そのような病院の役割分担をしっかりして、少なくなってきた医師や看護師を有効に機能するようにするという動きがあるのです。
瑞浪市としても今、土岐市さんと連携をとらせていただいて、土岐市と瑞浪市の2市で今後の病院のあり方を考え始めています。瑞浪市には東濃厚生病院という270床の病院がありまして、土岐市には土岐市立総合病院という350床の病院があります。どちらも中型病院ですが、ある面では中途半端な状況になっていますので、この二つの中型病院を一つにしてそして、400床500床の大型病院をつくろうという今の動きが始まっています。そこで、少なくなってきた医師や看護師を集めて、本当に重症になった重篤な患者は面倒をみるというような動きにしようとしています。私としましては、それは将来の構想ですので、すぐできるわけではありませんが、今、将来を見据えて、この地域の10年後20年後30年後の医療の確保を目指して、そういう動きを始めています。
直近としてどうするのかということになりますと、今、市長さんはお医者さんの確保をどのようにされているのですかという質問がありましたが、私としましては、東濃厚生病院の院長先生や事務局長さんなどと一緒に、東濃厚生病院は名大系の病院ですので、名大の医学部へ行って名大の医学生や先生方を何とか東濃厚生病院に勤務させてくれませんかと、そういうお願いに行きながら、まず、先生を確保するっていうのが一つ。それともう一つ行っているのが、医学生に対して、この中で医者を目指している人がいるかもしれませんが、やはり医者になるまでは大変な授業料、何千万というお金が要るらしいですが、医学生の方は経済的に大変なのです。そのため、市で奨学金を出させていただいています。まず、医大に受かると入学金が必要ですので、60万円をお渡しします。そして、毎月6年間にわたって20万の奨学金をお渡ししています。実際にはそれでも足りないそうですけど、晴れて医者の資格を取ったときには東濃厚生病院で勤務をしていただくという約束をして奨学金をお渡ししています。今は10名の医学生にその奨学金をお渡ししています。このような取組みにより、医者の確保をさせていただいております。
ぜひ、この中で医者を目指す人がみえましたら、その奨学金制度を使っていただいてもいいですし、ぜひこの瑞浪・土岐の病院に勤務していただきたいと思います。

4.瑞浪の特産物のPRを/パンフレットをもっと人目に付くところに

参加者意見

私は、今回のテーマが「まちの未来・夢・希望について」ということで、このテーマを聞いたときに、自分たちも活躍できるまちだったらうれしいと思ったので、高校生が活躍できるまちについて提案したいと思います。
先ほどの話でもありましたが、例えとしてボランティア活動をやってみたり、もう一つ他の地域で高校生がその地域の特産物を使って商品開発をしているという話を聞きましたので、瑞浪市にもパンフレットであったように、ボーノポークやたくさんの自然など、食べ物のすごくいい特産物があるということがわかったので、そのような名産品などを使って、高校生が商品を開発するといいと思います。あとは、せっかく瑞浪市には3つも高校があり、たくさん交流もできるので、高校生が提案したら、若い人もそれに目が届きやすく、食いつきやすいと思いますし、もし開発できた後にSNSで発信したりすれば、その商品とともに瑞浪市も発信できると思うので、高校生が活躍できるというプランをまず一つ提案させていただきます。
もう一つ、もともと書いたのではなくてここに来て思いついた提案ですが、私は中津川市が出身で、寮生で高校の寮に住んでいるのですけど、今度ある保護者学級というのがあって、そのときに保護者が学校に来て、いわゆる授業参観のようなものがあります。麗澤瑞浪高校は本当に全国から人が来ていて、遠いところだと岡山とか青森とか京都とか大阪とか、せっかくたくさんの地域から人が来ているので、そういう人たちが瑞浪市で外食する際にこのパンフレットを見ていただいて、活用できたらいいなと思います。このパンフレットをもっと使いやすい、とりやすい場所に置いていただいたり、パンフレットだと常に持っていないと見られないので、今の人たち、大人も子どもも高校生とかが常に持っているものと言ったらスマホだと思いますので、スマホなどでもこのパンフレットが見られるようにしたら常に見ることができるので、そういった感じで瑞浪のいいところをもっと知れるようになるといいと思いました。

市長の回答

(市長)ありがとうございました。その保護者学級はいつありますか。
(発言者)今週にあります。毎年何回か、定期的にあります。
(市長)そうですか、大変すばらしい御提案ですので、全国から保護者の皆さんが集まったときに、親子水入らずで瑞浪の店で食事をしていただけるとありがたいです。瑞浪市には本当に素敵な店がありますよ。
また、商品開発、特産品の開発という提案をいただきました。最近開発した商品で、瑞浪市が開発したわけではなく岐阜県が考えたのですが、今話がでました瑞浪ボーノポーク。これはも世界一美味しい豚肉なのです。この遺伝子を、岐阜県の畜産研究所が20年ほど研究をして、その肉が柔らかく、旨味成分の高い肉を生み出すための遺伝子をしっかり探した結果、このボーノポークが完成しました。このボーノポークは、ぎふ清流国体が開催された平成24年に売り出されまして、その国体で約2万食の弁当のおかずにも県が採用していただいて、全国から来た選手や関係者の皆さんがボーノポークをおかずにした弁当を食べていただきました。
また、きなぁた瑞浪という農産物の直売場で目玉商品として売らせていただいておりますが、こんなに特産品が地域に大きな貢献をするものかというぐらい、今実感しています。第二のボーノポークを発見したい、発明したい、開発したいと、そういう思いでおります。
今、ふるさと納税にも取り組んでおります。ふるさと納税とは、本来であれば住んでいる町へ税金を納めますが、自分が応援したい町へ税金を納めると、納めた町からお礼の品物がもらえるという制度ですが、そのふるさと納税を瑞浪市も取り入れておりまして、その一番の人気がボーノポークです。寄附していただいた方、税金を納めていただいた方の御礼の品としてボーノポークを送らせていただいています。御礼の品は選べまして、私はボーノポークが欲しい、私は陶器が欲しい、私はゴルフ場の利用権が欲しいなど、200ぐらいの御礼の品がありますが、やはり陶磁器とボーノポークを希望される方が多いです。特産品はもっともっとあると瑞浪は豊かになると思っていますので、もし皆さんからアイデアがありましたら、ぜひ積極的に御提案いただきたいと思います。

  • (商工課補足)みずnaviの配布先について、今年度より瑞浪駅や屏風山上りパーキングエリアに設置しました。また、麗澤瑞浪高等学校の保護者へ向けて学校に設置も行いました。みずnaviには二次元コードを用いてホームページへの誘導を行っております。まだ周知不足ですので、今後も若い人に手に取っていただけるよう、検討していきます。

5.瑞浪の発展のために

参加者意見

私からは幾つか提案させていただきます。
まず一つ目は、台湾との姉妹都市の協定を結ぶということで、麗澤瑞浪高校は台湾との交流がとても深く、今も留学生もいますし、私たちも来月に台湾へ修学旅行に行くのですが、台湾は中国との歴史や政治的な問題で少し微妙な位置にあります。そのことについて、留学生の子が不安にしている部分がありましたので、私が少しでも力になれたらいいと思いましたので、ここで提案させていただきました。瑞浪市にとっても利益があるように、例えば、台湾文化を知るための対話祭りなどのようなものをして、瑞浪市を台湾の力で活性化させていくというような取組みがあったら面白いなと思いました。
あと私も今考えたことは幾つかあるのですけど、私は一応恥ずかしながら生徒会の会長をやらせていただいているのですけれども、私は生徒主体型という目標を掲げていて、市長に少し似ているところがあるのかなということをすごく思いました。
それで、市民の声をいかに聞くかということはすごく重要なポイントになると思うのですけど、例えば、駅前のまちの構想図は大人だけで考えるのではなくて、夢をいっぱい持っている小学生にイラストをかいてもらってそれを集めたり、お年寄りの老後の生活が楽なまちがあると良いという意見がありましたが、やはりあちこちに行けるためのコミュニティバスの利用時間の見直しなどももちろん必要だと思いました。
そして、瑞浪市のブランド化というのがこれから本当に必要になってくるのかなと思ったときに、こういう会議などに、今もいらっしゃいますけれどもマスコミの方だとか、瑞浪市の広報の方を利用するために、その五感で訴える、ただ見るだけというのももちろんですし、駅前に置いたにしろ、カラフルな色にしろ、そういうひと通りの方法ではなく、様々な方向からできたらいいのかなと思います。具体的には、来年度からこの市長と語る会で、市長の後ろのこの壁を少しカラフルにしてみたり、名産品の写真、少しかわいらしくしたりとかして貼ったりすれば、新聞とか、一通りじゃない様々な方法から瑞浪市が発信できるのかなと思います。
今、瑞浪市は、発展としては少し遅れているという部分が正直なところだと思いますが、私が思うにそれはすごく、それもある意味宝ではないかなと思っていまして、瑞浪の周りにある町に追いつくことが正しいのかというと、おそらくそうではないと思うのです。日本にない新しい形ということがこれから必要になってくると思うので、周りの都市に合わせようということではなく、岐阜県の中でも、日本の中でも、そのブランド化ということで、海外への英語などを使ったSNSで広めるというのもそうですし、もっと広い視野で今後見ていく必要があるのではないかなと思いました。

市長の回答

決して生徒会長をやっていることは恥ずかしいことではありませんので、すごいことですし、やはり将来良い経験になりますし、自信にもなります。やりたくともやれない人もいるわけですから、それをやられていることはすごいことだと思います。ぜひこの経験を生かして、この想いをこれからも持ち続けていただきたいと思います。
今、瑞浪のことを言っていただきましたが、全く私も同じ考えで、駅前の再整備など色々考えてはいるのですが、決して瑞浪を巨大なマンション郡、マンションがたくさん建つまちにしたいとか、大きな会社がたくさん来て、ビル群のまちにしたいとか、そのようなことを考えてもいませんし、できるわけがないと思っています。やはり瑞浪の良さをしっかり認識して、瑞浪の良さを生かしながら、瑞浪ならではのまちづくりをどのようにしたらいいか、駅前再開発をどのようにしたらいいかという考え方に沿って、今考えています。瑞浪の大きな特徴は、教育環境がとてもいいのです。このあたりでは学園都市なのです。高校が、それも県立高校があり、中京高校と麗澤瑞浪高校というただ単の私学ではなくて特色ある私学がある。そして、中京学院大学もある。このような大学があって高校が3校もある、このようなまちというのはなかなかないのです。都会に行けば有名な私学はたくさんあるかもしれませんが、地方都市としては、私はすばらしい宝が瑞浪にはあると思います。
それともう一つは、名古屋に近い、それでいて長野に近い。要は、都会的な雰囲気もあるし、田舎的な雰囲気も持っている、ある面では私は田園都市なのか山里都市なのかわかりませんが、そういった良さもあるわけです。これもやはり瑞浪の宝ですから、そういう瑞浪の都会的な雰囲気、田舎的な雰囲気のある中ですばらしい学園都市が今後も維持できる、そしてそれをもっと拡大できるすばらしいまちになってくるのではないかなと、このようなベースを崩さないようにまちづくりの設計をしていきたいと思っています。
今、五感で訴えるとか、コミュバスの整備とか色々ありましたけれども、やはりこれからはここだけで考えるのではなく、グローバルで考えていかないといけません。まして、リニア中央新幹線が開通すれば、どんどん外部の方々が瑞浪へ、この地域へいらっしゃるわけですから、やはり我々の発想だけでは足りませんので、若い斬新的な柔軟な発想のできる若い人たち、そして経験豊かな高齢者の御意見など色々な話を聞きながら、瑞浪の将来を設計していかなければならないと思っています。

  • (企画政策課補足)市長と語る会等の会議の際には、自立式PR看板などを活用し、瑞浪市を発信するよう努めます。

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