平成30年5月29日 瑞浪(小田)地区

ページ番号1002743  更新日 令和2年2月17日

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1.小田山マレットゴルフ場建設と周辺整備のお願い

参加者意見

この件については以前より提案されていることではあるが、未だなお小田住民の皆様からの要望が厚く、初めて区長になった私には何が問題で、未だ先に進まれていないかがよく分からない。
小田山にマレットゴルフ場ができれば住民の方はもとより、瑞浪市民の皆様が健康増進とレクリエーションとして大いに楽しんでいただけるものと確信している。また、瑞浪ICより近場であり、大会開催にアクセスがよく瑞浪市をアピールできるものと思う。この建設に伴い、周辺整備として駐車場の確保、トイレの新設もお願いしたいと思う。
この建設にあたり、何を小田住民としてやらなければならないのか、教えていただければと思う。

市長の回答

この件については、十二分に承知しています。
瑞浪市内には、似たような施設として、大湫にパターゴルフ場、日吉にマレットゴルフ場があります。これらは、地域の活性化のため町民が触れ合う場所がほしいということで、地域が主体で整備して、管理運営も地域で行っていただいております。市としましても、「地域の皆さんで責任ある組織を立ち上げていただき、そこが中心となって事業を進めてもらえませんか、管理運営もやってもらえませんか、それで市の土地も貸し出しますし、整備については補助制度もありますので、そのような資金を使ってやってもらえませんか」という話をしました。この方法は今も変わっていません。現在、市立のマレットゴルフ場を造るつもりはありませんので、地域で整備を考えていただきたいです。
市からの補助金として、例えば大湫町は、夢づくり地域交付金のステップアップ事業を活用してパターゴルフ場を整備しました。または地域振興事業費補助金を活用し、スポーツ施設は上限300万円、補助率は2分の1ですので、600万円の事業であれば300万円まで補助できます。2つの補助制度を一緒に利用することはできませんが、これらの補助制度を用意していますので、是非地域で組織を立ち上げてもらって、そこが中心に動いてもらえるとありがたいです。もちろん、市もアドバイスさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

2.交通事故防止対策について

参加者意見

松ヶ瀬橋から正宗寺線道路と県道との交差点で区画整理後約30件もの事故が発生しているところがある。交通安全委員の方や多治見警察署の方に道路のカラー舗装や看板を立てていただいたが、それでも事故が止まらない。今年に入ってからも2回以上発生している。コミュニティバスも乗用車と衝突した場所である。抜本的な解決をお願いする。

市長の回答

市としましても警察としましても、これまでに事故が多い交差点を何とか対策をしようとして、できることは全部してきました。交通安全協会とも連携して対策を行っていますが、なかなか事故が無くなりません。それ以外に方策があるのかを警察と一緒に考える必要があると思います。
この場でこうしますとは言えませんが、今の発言を受けて、警察と更に協議を進めていきたいと思いますので、少し時間をいただきたいです。

3.瑞浪市内の地籍調査について

参加者意見

市内の調査はいつ頃完了予定か。
新聞によると、測量担当している会社を瑞浪市は指名停止にしたと書いてあったが、今後の見込みは、いつ頃終わるのか。

市長の回答

田畑や山については、木や石などで大体の境界ができていますが、道路を作るなどといった場合はそういうわけにはいきませんので、地籍調査により境界を確定させます。ただし、瑞浪市は広大な面積を有していますので、すべてを同時に行うことはできず、随時、限られた予算で地籍調査を行っています。特に市街地地域や道路設置などの計画がある地域は優先的に行っており、現在、58地区、48.5平方キロメートルを実施しました。登記については36地区、36.6平方キロメートルを完了しています。
今後は随時、事業が予定されている箇所を実施していきます。小田地区につきましては、区画整理が完了した所については必要はありません。それ以外については、優先順位は低い状況となっております。
指名停止の件につきましては、落札した測量担当の会社が人員不足で辞退しましたので、これはルール違反であり、指名停止をしました。このことにより、今後地籍調査が遅れるのではないかとの御指摘もありますが、別の業者に受けてもらい事業が遅れないように進めておりますので、進捗状況には影響ありません。

4.小学生の安心・安全を守る「防犯ブザー」配布

参加者意見

未来がある小学生を中心とした子ども達の安全・安心を確保することは、私達大人の責任でもある。
最近特に気になることは、子ども達への声掛け事案が多く発生している事。特に小学生に対して平成28年1月から12月にかけて多治見警察署の調査で436件あったそうである。そのことから、子どもの安全確保のために防犯ブザーを小学校入学時に学校を通して支給してほしい。
子どもに対する声掛け事案の発生状況は、警察署の調査で下校途中が204件(約47%)と集中していて、声掛けが多い時間帯は午後3時から午後6時の間が多いそうである。こうしたことから、防犯ブザー配布の御検討をお願いする。

市長の回答

防犯ブザー配布の提案につきましては、市は小学生の入学時に緊急用の鳴子笛を配布しています。防犯ブザーではありませんが、この笛を一つの危険の発信に使ってもらえていると思っています。
ただし、防犯ブザーや笛があれば安全かといえばそうではありません。警察だけでも守りきれませんし、市だけでも守りきれませんので、さらに地域の皆さんが工夫をして、協力していただいております。
市には防犯協会という任意団体があり、青色防犯パトロールについてもこの地域では早くから取り組んでいただいております。また、学校では、なるべく一人で帰らないということを呼びかけていますし、身の危険を感じたらお店や家に駆け込んでもらうなど、地域・警察・各種団体・行政が連携して、通学時の街路指導、青色防犯パトロールなど地域ぐるみの活動を継続していきます。
市民の皆さんも、散歩を夕方の子どもたちの帰宅時間にしていただいて、すれちがう子どもに声をかけていただくなど、しっかり見守っていただくことも大切であると思います。
これらの活動を今後ともお願いをしていきたいと思います。皆さんで見守っていくことがより即効性があると思います。

5.土岐川堤防道路の遊歩道エリア設置

参加者意見

近年の健康志向で土岐川堤防を歩く人が増えているが、車の交通量も多いことから、遊歩道部分をつくる。堤防が無理な部分は河川敷を整備する。

市長の回答

既に歩道がつけられるところは設置していますが、用地確保の面や、自動車や自転車も通行することから、様々な制約があります。まちづくり推進協議会もウォーキングコースも作り、マップを配布していますので、参考にしていただき、今のコースが危険だと感じられたら、近くの安全なコースに行っていただければと思います。
河川敷には一部遊歩道をつくりましたが、河川の管理者は岐阜県です。河川敷を整備するのは県となりますが、県は浚渫(しゅんせつ)に大きな予算をつけて進めていますので、河川敷の整備まで順番が回らないかもしれません。引き続き要望はしていきますので、よろしくお願いします。

6.新生児聴覚検査の助成について

参加者意見

新生児聴覚検査は、生後1~2日目頃の入院中の赤ちゃんを対象に、耳の聞こえに障がいがあるかを確認するための検査である。早期に確認することで、その後の適切な対応に繋げることができる重要な検査であると考えている。自治体により様々だが、瑞浪市においても、当検査の助成を行ってほしい。

市長の回答

現在、一ヶ月健診では身長や体重・栄養などを中心に健診しており、最大5,000円の補助をしています。今後の課題として、新生児聴覚検査を含む助成のあり方を検討したいと思っています。

7.チャイルドシートの助成について

参加者意見

道路法が改正され、6歳未満の幼児を自動車に乗車させる際にはチャイルドシートの着用が義務化された。子どもの成長に合わせて、チャイルドシートの交換をしないといけないため、子育て世代には大きな負担となっている。土岐市では助成を行っているので、瑞浪市でも実施してほしい。

市長の回答

チャイルドシートは小さな子どもを守るための安全な器具ですが、市としてはチャイルドシートの購入に対する補助をするのではなく、様々な施策を行っています。例えば0歳から中学卒業までの医療費無料化を行っていますので、チャイルドシートだけに限って補助することは考えておりません。御理解をお願いします。

8.川沿いの道の安全化

参加者意見

川沿いの道は子どもやお年寄りが多く通るが、速度制限がないためスピードを出して走る車が多いため危険を感じる。制限速度を設けたり、通り抜けをできなくしたり、歩道を作るなどの対策をお願いしたい。

市長の回答

歩道を付けられるところ、必要なところは設置していますので、新たに設置するのは難しいですし、できたとしても時間がかかることを御理解いただきたいと思います。

9.アイシン下の交差点の安全対策

参加者意見

信号機を設置してほしい。スピードを出している車が多いし、過去に交通事故も発生している。近隣には子育て世帯も増えているので、子どもたちの安全のためにも検討していただきたい。

市長の回答

エィ・ダブリュ瑞浪が本格的に稼動しますと通勤の車が増えると思いますので、心配は理解できます。ただし、信号の設置は公安委員会で決定します。設置には条件があり、すぐに設置できるものではありませんが、地域の事情を受け止め、一緒に公安委員会に設置の要望をしたいと思いますので、地域の意見の取りまとめをよろしくお願いします。

10.事業所の近隣住民への配慮について

参加者意見

ジーケーエス東濃支社やイトウ化研の前の通りに徐行を促す看板等の設置をする。大型トラックの通行も多く、エンジン音の騒音等も気になる。近隣住民への配慮を促すような対策を検討してほしい。

市長の回答

通行規制は難しいところがありますが、できることはやっていきたいと思います。進入禁止や一方通行にすることについては公安委員会の協議が必要で、他のところについても協議したこともありますが、ハードルは高く、立て看板を設置するなど、まずは応急措置をしていくしかないかと思います。
騒音については、環境課が現地調査をし、騒音を調べて、基準を超えていると指導をしなくてはいけません。騒音については調査をしますので、打合せをさせてください。

(環境課補足)
該当地域において騒音測定を行った結果、環境基準を超過するときもありましたが、要請限度以下でした。このことから、岐阜県公安委員会に対し、道路交通法の規定による措置をとるべきことを要請することはできないので御理解ください。

11.町内の生活道について

参加者意見

町内において、町民でない人が自動車などで抜け道に使用したり、犬の散歩コースにしていたりしている。注意を呼び掛けているが、いまだに続いている。市のほうから強い対策を願う。

市長の回答

先程(意見10)の対応と同じになります。犬の糞などの対策については立て看板を設置できますので、環境課に相談してもらればと思います。車の規制は難しく、マナーに頼るしかない部分があります。御理解をお願いします。

12.政教分離

参加者意見

年間一般区費の36%ぐらいを一つの宗教団体に支払うのは日本国憲法第20条に反するのでは。

市長の回答

区費の使途については、地区で話し合っていただきたいと思います。

13.学校区分

参加者意見

当地域(和合)は明世区であるので、下小田区との交流より明世区との交流に重きを置いて、行政をされては。

市長の回答

下小田との交流より、明世との交流に重きを置いてはどうかとのことですが、今までの和合と明世の皆さんとの関係で現状に至っていると思いますので、すべてを市でできるものではありません。学校区を見直すことについても、地域の意見を聴く必要があり、教育委員会だけで決められるものではありませんし、学校の受け入れ体制もありますので、教育委員会は総合的に決定しているところです。
ただし、いつまでも現状のままでは問題であると思いますので、地域の意見や子どもの数、学校の規模など総合的に考えて見直すタイミングはあるかと思います。
このことについては今後の課題とさせていただきます。

14.第6次総合計画について

参加者意見

2つほどお願いがある。瑞浪北中学校について、色々雑誌などを見ても、中学校は環境対策がメインで出てくるが、建物の建築に当たって、どのような教育を目指しているのか、反映されているのかが気になる。ランチルームもついてないし、確認をしても、どうせ同じ子が集まるだけだから作っても仕方がないとのことであり、理科室、音楽室、もう少し工夫できるのではないかと思う。3階建ても火災の際の安全性が担保出来ているのかなど、検証していただきたい。改修出来るところがあれば、工夫をしていただきたい。
もう一点が、総合計画全体を見ていて、瑞浪市に足りないものを補うような計画に思える。困っているところの改善などを積み上げているが、それはいいことだが、視点を変えたときに、瑞浪はこのようなまちだという顔を作る計画があるといい。人口が4万人を切って、全国に似たようなまちはあるが、瑞浪だからこそ出来ている、このまちだけは生きていてほしいと外から思ってもらえるまちがいいと思っている。そのヒントとして、瑞浪から外に出て行った人の意見を多く反映できないか。中に住んでいるのではなく、外から見てこのようないいところがあるからしっかりして欲しいとか、土岐川が以前から綺麗になっているとか、瑞浪から出ていても活躍している人の心のふるさとでもあるので、顔をつくってほしい。

市長の回答

第6次総合計画において、「幸せ実感都市みずなみ」を将来都市像とし、人生のさまざまな場面で幸せを感じてもらいたいと考え取り組んでいますが、瑞浪を大都会にすることは不可能であり、駅前再開発についてもマンション建てればいいというわけでもなく、瑞浪らしい規模にあったまちづくりをしたいと考えています。
瑞浪から転出して活躍している人も沢山いらっしゃいます。現在、広報みずなみなどの資料を、瑞浪市出身の大阪・東京など全国で活躍している方に定期的に送っています。送付を希望された方や、市で所在が把握できている100名程の方に送っていますので、そのような方に意見を伺うことができますし、市出身で社長になっている方もいらっしゃいます。社長になっているということは広い視野を持っていると思いますので、そのような方にも意見を伺うようにしたいと考えています。
瑞浪北中学校については委員から意見をいただきましたが、すべての意見を反映できませんでした。建設は現在も進んでいるので、ハード面の変更はできませんが、ソフト面で意見を反映できればと思いますので、いただいた御意見を教育委員会にも伝えさせていただきます。

15.110番の家について

参加者意見

5月16日の瑞浪小学校の交通安全教室の時に、分団から学校まで安全委員がついて歩き、交通安全を教えながら登校して、反省会をした。
その中で、先ほど市長から110番の家があるとの説明があったが、そのステッカーが当日歩いた交通指導委員から、保護者も子どもも分かっていないのでは、との意見があった。警察から各地区に依頼してつけてもらっているとのことだが、子どもが意味を分かっていないのではないかということもあったので、学校からも教育する、保護者にも伝える必要があるのではないかと思う。そして、行政からも瑞浪小学校だけでなく、市内の全体に対しても、110番の家があり、そこに駆け込めるよう周知して欲しい。

市長の回答

素晴らしい御提案をありがとうございます。110番の家について認識が欠けていることについては、教育委員会にも伝え、改めて周知を図るとともに、不審者に遭遇したら大きな声をあげる、110番の家に駆け込むなどの対処方法を徹底します。

16.保育園の入園について

参加者意見

卒園児が当初、みどり幼児園を希望したが、竜吟幼稚園になった。
その方はひとり親で、勤め先が付近のゴルフ場もあってのこともあると思うが、仕事が休みの日とかに住まわれている山田町から竜吟まで通っているのを聞いて大変だと思った。みどり幼児園に入れなかったのは何人もいるが、姉だけは入れたケースなどもあるので、上の子を送ってから、下の子を別の保育園に送っていくケースもある。
そのような保育園の状況について、保護者の子育ての負担をなるべく少なくなるよう考慮してもらえるとありがたい。

市長の回答

東京で待機児童が大きな問題になったのは承知していますが、瑞浪市においては、小さい子どもが増えているところもあり、一方で周辺部では減っているところがあるのも事実です。希望の園には入れないのも事実です。入園の際には、第三希望まで書いてもらっています。定員がありますので、定員をオーバーした場合は抽選としており、公平にくじをひいてもらっています。
ただし、上の子がいて、下の子が入る場合の優先については、確認させてください。定員がオーバーしたら入れられませんので、抽選してもらい、外れた子は第二希望、第三希望に決めています。園を増やすのも方法かもしれませんが、一時的な定員オーバーでは園を作ることはできません。しかし、稲津幼児園については、未満児用の部屋が足りないということで、昨年度増築し、4月から20名ほど受け入れています。
すべて第一希望に入れるように整備するのは難しいですし、敷地の問題もあります。みどり幼児園に増築の余地があるかの問題があります。少しでも希望に叶うようにはしたいですが、現状は認識しており、今後の課題です。一度にはできませんが、可能な部分については順次進めていきたいと思います。

(社会福祉課補足)
下の子の入園児の優先について、0歳児、1歳児及び2歳児については、加点によって点数の高い者から順に入園できるよう内規を定めています。上に兄弟がいる場合、この点数付けの際に加点を行っており、優先順位は高くなるよう努めているところです。また、3歳以上児で入園の場合において、上の子が在園している場合は優先的に入園できるよう配慮しております。

17.有効求人倍率について・学校教育について

参加者意見

みずなみライフスタイルズの冊子を読む限り、瑞浪の有効求人倍率は日本トップクラスかと思う。このデータは何に基いているのか。ハローワークのデータか。倍率の1.87は、厚生年金などに入るようなすべての人が入るのか、データの位置づけを聞きたい。これが本当なら、人口が増える可能性が高いと思う。中央本線瑞浪駅利用者が1日4,729人とあり、学生や社会人が通勤・通学しているが、有効求人倍率が正しいとしたら、名古屋に行く人が減って、瑞浪で働く人が増えると思う。
また、第6次総合計画後期基本計画の施策のうち、英語教育の充実とあるが、小学生はまず考える力を養うために、日本語教育を充実させなければいけないと思う。

市長の回答

データの出所はハローワークです。1.87までではないとしても、1を超えているのは事実で、職を探している人が有利だと思います。ただし、倍率が高いから人口が増えるともいえないので、データについては根拠をしっかり分析していきます。
教育については、文部科学省の指導要領が改正され、それに沿って県から市に指導があり、それをもとに授業を組み立てており、ICT教育などは文科省から通知がきているので、この点を御理解ください。教育の現場でも、知識だけ記憶させる教育から、コミュニケーション、判断する能力、生きる力も大事だという方針から、今年から小学校では道徳が教科化され、来年から中学で道徳が教科になります。勉強だけでなく、文部科学省および市としましても、子どもが総合的な力を見につける教育を進めています。また、武道も必須となっており、市では剣道を採用していますが、武道を通じて精神力を高める授業をしています。

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