令和元年9月5日 瑞浪(小田)地区

ページ番号1005369  更新日 令和2年3月19日

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1.通学路の安全対策について

参加者意見

通学路の安全対策については今まで各地区の「市長と語る会」、市議会等で地元議員から要望があり、市としても積極的に取り組んでいる課題であります。
5年前の平成26年2月に「瑞浪市通学路安全対策プログラム」が策定され、その内容に基づき対策が進んでいると思われますが、実態はこの5年間で何一つ変わっていません。
瑞浪小学校区における問題点は、以下の通りです。

  1. 通学路安全対策プログラムが本当に計画通り運用されているか?
    安全点検、合同安全点検は本当に実施されているのか?
    少なくともまちづくり推進協議会にはこの5年間一度も声がかかっていません。
  2. 平成30年度瑞浪市内通学路の対策場所一覧表
    小学校通学路、中学校通学路を分けてほしいです。

瑞浪小学校通学路では、北小田町4丁目の交差点と上山田寺河戸線の歩道しか上がっていません。他3箇所は中学校通学路です。
内容が乏しく、対策が進んでいるかが見えない内容です。

今取り組んでほしい対策

  • 歩道のカラー化(通学路と一般道路との区別)
  • 交差点のガードパイプ(歩道への飛び込み防止)
  • 「学童注意」の看板またはのぼり旗の設置(特に学校の周り)
  • 消えている道路側線の引き直し

市長の回答

大変手厳しい御指摘をいただきましたので、改めて一度検討しなくてはならないと思います。
今御紹介いただきましたように、通学路の安全対策のプログラムという取り組みをさせていただいていまして、まずはやみくもに行うわけにいきませんので、どこが本当に危険なのか全点検を行い、危険箇所を、特に危険度の高いところから順番に改修していかなければならないので、まずはこの通学路の安全対策プログラムの中で、PTAの方々にも協力していただいて、5月から6月下旬ぐらいの間に安全点検を行い、危険箇所をそこで指摘いただき、教育委員会に報告をしていただきます。そして、その報告をもとに、この8月に学校教育課と土木課と生活安全課などで、実際に危険箇所の現地確認をさせていただいて、また、県道や国道にも影響がありますので、多治見の砂防国道事務所や国交省にですとか、あと多治見土木事務所、多治見警察などと、そして市とで合同の安全点検をさせていただいています。
そして、合同安全点検のした後に、やはり対策が必要な部分につきましては、瑞浪市の通学路合同安全点検連絡会議などで意見交換をした後、整備をしていくということですが、提案された方にとっては全然改修されていないと厳しい御指摘でしたけれども、実際どうなっているのかと担当課に確認をしましたら、やはり危険なところは行っていますという報告を受けました。改めてもう一度検討をして、特に対策が遅れている場所があったり、危険箇所と指定をしたのにも関わらず対策が遅れている部分がありましたら、それも取り組みをしていただくように私からも指示をしたいと思いますので、御指摘いただきたいと思います。
カラー舗装やガードパイプ、注意喚起の看板などはしっかり設置していかないといけませんし、白線の引き直しもしていかなければいけないわけですけど、ただ一度に全て、市内全域を行うわけにいきませんので、先ほども言いましたように、危険度の高いところから協議をしながら順番を決めて行っていくということですので、ある程度の時間がかかるというところは御理解をいただきたいと思います。
また再点検をさせていただきますし、再確認をさせていただきまして、しっかりと対応させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
2番目の質問として、対策場所の一覧表についてですが、これは小学校と中学校と分けるべきだという御指摘がありましたが、小学校と中学校が同じ通学路になっている部分もありますので、なかなか分けきれるということはできないということもありますし、もう一つは学校から上げられた危険箇所のうち、本当に対策が必要である箇所のみ挙げさせていただいていますので、全てが全てこの一覧表に挙げさせていただいているというわけではないものですから、そのことについては御理解をいただきたいと思います。
先ほど言いました連絡会議、合同会議などで、やはり緊急性が高いと指摘されたところから随時改修していくということになるかと思いますので、よろしくお願いします。

(提案者)
その辺りを、せっかくホームページで公開されているので、よく見えるようにしていただきたいということと、ここ5年間でまちづくり推進協議会には一度も声がかかっていません。区長会も一度も声がかかってないとのことです。この安全対策プログラムは区長会もまちづくりも合同で行うことになっていますが、一度も声をかけられることはありませんでした。少なくともそういうところは本当にまじめに取り組んでいるのかと我々が疑問に思わないように、声だけ掛けてこうでしたではなく、PTAなどには声を掛けていると思うのですが、本当にしっかり行っているのかが疑問に思ってしまいます。

(市長)
安全対策プログラムのメンバーに区長会に入っていただくとか、まちづくり推進協議会に入っていただくという位置付けになっているか、少し確認させていただきます。もしメンバーに入っていて、本当に声が掛かっていなかったらそれは申しわけないと思いますが、このプログラムのメンバーに、その区長会やまちづくり推進協議会が入っているかどうかわかりますか。

(事務局)
確認したところ、入っています。

(市長)
今一度、教育委員会などに確認をさせていただきますが、確かにおっしゃるように、プログラムには区長会またはまちづくりの代表者をメンバーに入れるということになっていますので、知識不足で誠に申しわけありませんでした。これから一生懸命改めますので、これからしっかり参加を呼びかけていただきますので、PTAの方々とまた一緒になって危険箇所をチェックしていただきたいと思います。誠に申しわけありませんでした。

【学校教育課から補足】
御指摘いただいたように、学校教育課から瑞浪市通学路安全対策プログラムのメンバー全員への参加依頼がされていませんでした。そこで、今年度は11月13日に行う通学路合同安全点検連絡会議への参加依頼をメンバー全員にし、今まで参加していただいていなかったまちづくり推進協議会連絡会、連合自治会、交通安全協会の代表者の方に出席していただきました。
来年度以降、8月に行う予定の通学路合同安全点検及び11月に行う通学路合同安全点検連絡会議に代表者の方が参加していただけるよう、学校教育課担当者が連合自治会やまちづくり推進協議会連絡会の場で説明・依頼をしました。また、来年度より、合同点検や連絡会議を行う1か月ほど前になりましたら、参加依頼の文書を送付するようにさせていただきます。

2.超深地層研究所の今後について

参加者意見

化石公園のところに超深地層研究所があり、そこで地層の研究をしているのですが、ここ2、3年のうちに廃止して、一部建物を残って研究するけれども、大きい施設は撤去すると聞いています。
話は少し聞いてはいるのですが、詳しいことは分かりませんので、この機会にどのようになるのかお聞かせください。

市長の回答

瑞浪超深地層研究所の今後について御質問いただきました。
我々は日々電気を使わせていただいていますので、ある面ではこの電気は原子力発電所で発電されたエネルギーでもあるし、火力発電所かもしれませんし、水力発電所かもしれませんけれども、今、日本の約3割の電力は原子力発電所で発電されています。電力を供給していただいて、文化的な生活、便利な生活を営ませていただいているエネルギーの消費者として、やはり応分の役割を果たさなくてはいけないということで、平成14年に国の方から原子力発電所で発生し、そして再処理をした高レベル放射性廃棄物が六ヶ所村でたくさん保管がされているわけですけれども、いずれ日本のどこかで、高レベル放射性廃棄物を処分しなくてはならないわけで、その処分の方法について研究をさせてほしいということで依頼がありました。瑞浪市としましても、色々協議する中で、研究所であれば、先ほど言いましたようにエネルギーの恩恵にあやかっている我々としても応分の負担をしなくてはならないということで、研究所の誘致をさせていただいて、平成14年から今まで研究が進んでいるところです。
その研究の期間が20年ということで、20年契約で研究所を誘致しました。その20年の最終年はこの2021年、令和3年度、要は令和4年1月16日までを期間として、土地の賃貸借契約を結ばせていただきました。あそこは市の土地ですけども、研究所として原子力研究開発機構にお貸しをして、この研究施設ができたわけです。地下500メートルまで掘られまして、今、100メートル、200メートル、300メートル、400メートル、500メートルそれぞれのところで横穴を掘られまして、色々な研究機器をそこに設置し、地層の動きとか水の動き、水圧の変化など様々な研究をしてみえました。
そしてその研究が、8月にほぼ終わりました。今、原子力研究開発機構としましては、研究が終わりましたので、今後は、令和4年1月が土地の賃貸借契約の期間ですので、その期間までに立坑2本ありますので、立坑2本を全部埋めて、そして上に大きな施設がありますがあの建物を全部解体して更地にして、市に返していただくということになっています。今、その約束に間に合うように研究が終わりましたので、これから埋め戻しに入られます。埋め戻し、そして地上施設の撤去を約束の令和4年1月までに市に土地を返していただくということになっていますので、これは粛々と進んでいくと思います。

ただ、ここで今問題になってきたのは、まずは500メートルの穴を埋めるということは世界でも初めての事業です。ですから、埋め戻しながら色々モニタリング、データも取れますし、そのデータも観測していただきます。それともう一つは、埋め戻しが終わった後も、本当にその穴が自然に悪影響なく自然に自然界の中に戻っていくのかどうなのか、要は水質や水圧など、1日約800トンの水が今出ている状態ですが、それが本当に落ち着いていくのかどうなのか、その後も、埋め戻しが終わった後も経過観測をしたいと、そういう申し出がありましたので、市としましても確かにそうだと、ただ埋め戻しをしてさようならと帰られてしまっては困るわけですので、もし何か埋め戻した後に環境に悪影響が起きた場合は、やはり国の責任において手だてをしてもらいたい、対策をしてもらいたいわけですので、機構側も研究をさせてほしいという申し出がありましたし、我々としても、穴が埋まったらそれで終わりではないから、埋め戻した後も経過観測をして、万が一何かがあったときには、しっかり国の予算で手だてをして地域の方々に迷惑がかからないようにしていただきたいということになりました。埋め戻しはここで終わりますが、その後の約5年間は経過観測をしてもらうということで、瑞浪市は受け入れました。岐阜県にも相談しましたら、岐阜県もそれはそうだ、環境モニタリング調査も必要だということになりましたので、今機構さんの方に、そういうことでモニタリング調査を5年がいいのか、6年がいいのか、それはまだわかりませんが今の計画では5年を一つの目途にして、経過観測をしていこうということになっています。
まずは全部基礎を残して更地になってしまいますので、経過観測をするおそらく小さな事務所が必要であると思いますが、土地の賃貸借契約は令和4年1月に終了しますので、その後、新たな必要な部分だけをお貸ししてそこに観測小屋を新たに設置していただき、そして地下はそれぞれ埋め戻しをしますけれども、機器は設置したまま埋めていきますので、そのデータを見ておおよそ落ちついたと、今後悪影響は心配されないという段階で、モニタリング調査を止めていただいて、あと少し建物の基礎コンクリート部分が少し残っていますので、残っているところはきれいに後始末して、更地にして、令和9年までには本当に瑞浪市にきれいにして返していただくという流れになっています。
以上、説明とさせていただきます。

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