令和元年9月1日 全地区

ページ番号1005327  更新日 令和2年3月19日

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1.青少年ボランティアの推進について

参加者意見

ボランティアの交通手段についての話をしますと、土岐地区、明世地区は今まで瑞陵校下ということで、瑞陵中学校の方へ生徒さんが来ていたわけですけども、今年度から、瑞浪北中ということで、釜戸地区と日吉地区の生徒さんも同じ北中に通ってきてくれます。それぞれの地区から、ボランティア活動を募集しますと、どうしても友達同士のつながりで、今度は釜戸からとか日吉の友達も誘って、それぞれの地区へボランティア活動に来てくれています。
現状でいきますと、どうしても保護者の親御さんたちが送り迎えをしなくてはならないので、その辺りもっと地域の方へ出られるような交通手段がないかと思っていたところ、市の方でデマンド交通という形をとってみえるようでして、電話するとお迎えをしてくれるという制度のようですけど、内容を見ますと土日は今のところは休みということになっています。地域のボランティア活動は土日がほとんどですので、何か上手い方法で中高生の子たちがそういうボランティアの活動場所に行けるような、交通手段を考えていただけるとありがたいと思って提案させていただきました。

市長の回答

瑞浪市には、各地域にボランティア、まちづくり推進協議会がありまして、さまざまなイベントや催し物を行っていただいています。今は中学校も高校も大学も地域貢献をしなさいと、そういう時代ですので、学校で勉強するだけではなく地域へ入っていって、地域の皆さんとともに地域のために活躍することによって、将来、大人になったときに地域に愛着が持てる、地域のために活躍したいと思っていただける若者を育てようという取り組みです。特に中学校が多いのですが、中学校や高校にお願いに行って、我が町は、何月何日何時からこういうイベントを行うからぜひ中学生に参加してほしいし、学校側も協力するという話になっています。そうした中で、その子たちが地域の要請に応じて参加するためには、やはり足の確保が要るのではないかという御提案であったかと思いますけど、これは確かに考えなくてはならない課題かと思います。
今は、親御さんが送り迎えをされたり、または地域の方が迎えに行かれたりと、そのような形で中学生や高校生が参加していただいているのかと思いますけれども、コミュニティバスとか、デマンド交通を上手に使っていただければいいのですが、これはあくまでも地域の皆さんの足の確保のための事業です。二つとも、道路運送法という法律の中で制限を受けていますので、我々の都合で勝手に運行できないという制約があります。土日が空いているのだから使えるのではないかという訳にいかないところが難点でして、これは少し考えさせていただきたいと思います。
まずは地域の方々、依頼をされる地域の方々のお力をお借りすることが現実的かと、もしくは、依頼をされる各種団体の方のお力を借りるのが、まずは身近なところかと思います。御提案をいただきましたので、どういう方法があるのか、一度持ち帰りまして、検討させていただきます。

【商工課から補足】
デマンド交通は主に高齢者の移動手段として利用され、利用者アンケートによると半数が通院利用のため、現時点では、病院が休みである土日運行は考えていません。
中高生のボランティア活動の移動については、別添交通手段の確保が必要と考えます。

2.青少年ボランティアの推進について

参加者意見

ボランティアの件でもう1件、現在、小学生や中学生、高校生の青少年のボランティアは、地域の方々を大変活気づけています。やはり私たち大人も、子どもたちの頑張り、笑顔があればとてもうれしいですし、まちや市が活気づいていくかと思います。青少年育成の観点からも、私たちの生まれた生まれ育った地域で、愛着を感じる貴重な機会となっております。
こうした青少年のボランティアを推進していくために、具体的な施策を行っている団体があります。例えば、岐阜県本巣市では、青少年にボランティア手帳というのを発行しています。そして30回以上ボランティアを行った青少年に対して表彰を行うなど、目に見える形をとっています。
ぜひ瑞浪市においても、ボランティア手帳を発行し、ボランティアを頑張っている青少年に対して、意欲向上に繋がる刺激という意味で設けることを提案させていただきたいと思います。
今、瑞浪市では、各団体、ボランティア活動やっている団体が個々にあります。そしてその個々に評価をしてみえるのですけども、それを統一して、例えばボランティアでも学校発とか、市民会議発、町民会議発、子供会発と、個々にあるボランティアを統一しまして、評価を一緒にします。そしてその30回以上、何回かというのは、回数とか運営方法等はこれからなると思うのですけども、そういった目に見える形で子どもたちを評価する。そういうことを進めていきたいと思っています。よろしくお願いします。

市長の回答

小学生や中学生、高校生、大学生をどんどん地域活動に参加していただいて、地域の活性化にも貢献していただきたい、学生さんたちにも色々な経験を積むことによって自分の能力を高めるということも大切ですという話をしていただきました。そういうものを一つの証としてボランティア手帳を交付して、そこにスタンプを打って、回数を楽しむといいますか、そして、たくさんボランティアをしてくれた子に対しては一定の表彰をするとか、そういった制度は一つ参考にしないといけないと思います。どういう形で行ったらいいのか、また皆さんにも協力していただかないといけない部分もあるかもしれませんが、これも考えさせていただきたいと思います。
せっかくですので今日、一つ紹介させていただきますと、今、市では学生の消防団を募集しています。一般の方々は仕事があって、なかなか消防団に参加したくても参加できない方も多いですが、学生などの若い方、特に大学生に関しましては、消防団で入団して活躍すると、証明書を発行して、この人は学生時代、消防団第何分団第何部に所属して、何年か消防団活動に頑張ってくれましたという証明書を発行させていただきます。そうすると、大学生の方が就職活動するときに、その証明書を自分のアピール資料として提出できるということです。そうすることによって、雇用者の方が、あなたは勉強も頑張って学生活動も頑張ってきたけど、このようなボランティアも行っていたということで、採用されるときの一つの判断材料にしてもらうということで、県の方も企業に対して高く評価していただこうと呼びかけをしていただいています。このような事業も始まっていますので、これは大学生が対象ですけど、中学生も高校生も頑張ってくれていますので、少し考えさせていただきたいと思います。

3.超高齢化時代を生きる元気

参加者意見

地域のお年寄りとのおつきあいはよい勉強になる。ほとんどの方が元気でご自分の生活スタイルを維持しておられる。そして、「何とか介護保険のお世話にならず元気に暮らしたい」と言われる。
幸いなことに、瑞浪市は、介護保険外の健康福祉サービスが充実している。介護保険外のデイサービスは人気が有る。これからの若い人たちに私たちの介護保険の「つけ」を残したくない。そのために、介護保険を使わずに自分の家で今までの延長線上で自分らしく自分で生活したい、少しの手助けをしていただけるならそれが叶う。軽度生活援助や桜寿荘がそれであると。
桜寿荘への通所は大変楽しく、うれしい集いであるようだ。90歳近い方たちが送迎車で通所し1日を過ごされ、仲間作りやお楽しみ、脳トレなのか計算テストなどがあるらしい。週1回では足らない。2度、3度行けるようになれば嬉しい、と。
職員の方々のお力添えや工夫が高齢者の方々の気持ちを前向きにしているようだ。高齢の方が楽しく集い、元気で自分らしく生活できる一助になるならば、有意義な居場所であると考えられる。高齢者は毎日でも行きたい人もいる。通所の選択肢を増やすことを考えて頂けないか。
住みなれた家で、元気で自分らしく長生きすることは、人生100年時代ともいわれる現代日本の課題ではないかと考える。自分の考えを持ち、自分らしく、おおむね自分のことができる高齢の方の支援を、我がことと思い、理解しなければならない。
幼児にとって保育園や幼稚園は足し算の場合が多く、将来自立した生活が出来るようにとカリキュラムが組まれる。
高齢者の場合、壮年期からは引き算の時代である。老眼になりメガネが必需品になる。耳も歯も少しずつであるが若い頃とは違う。できたことが出来なくなる。人としての経験は増えるが引かねばならないことも増える。高齢の方には人として尊厳を失わず気高く生きて頂ける瑞浪市に出来たらうれしい。

市長の回答

本当におっしゃるとおりで、誰もが健康で心豊かに生涯を過ごしたいということは、全ての方の希望、夢ではないのかと思います。市としましても、今、医療費とか介護給付費とかは、大変大きなウエートを占めてきていまして、本当にこれが持続可能なのかどうなのか、政府の方は、100年安心社会保障と言ってみえますけれども、本当に我々としても今良ければそれでいいわけではありませんので、やはり10年後も20年後も30年後も、一定の社会保障は維持していかないとこれから支えてくれる若い子たちに申しわけないという思いがありますので、我々がサービスを享受するだけで終わりになってはいけないと思います。少しでも健康な方、健康で生涯を過ごしていただく方を支援していかないと、みんながみんな医療費を使ったり介護給付サービスを受けてしまうような世の中になったら、絶対に制度が破綻してしまいますので、その辺りをしっかりと取り組んでいきたいと思います。
市としましては、65歳以上のひとり暮らしの高齢者の方を対象に、健康を維持して自立した生活を送ってもらえるように様々な事業も展開させていただいています。今御紹介いただきました桜寿荘とか、福寿荘などでは、デイサービスをさせていただいていまして、利用は月に1回、送り迎えありという形でサービスをさせていただいています。それが大変好評であるということは私も聞いていますし、もっと行きたいねと、そのような話があることも聞いていますけど、やはり多くの利用者がお見えですし、予算的な問題もありますので、なかなか週1回を2回、3回、4回という訳にはいきませんし、申しわけないですけども安易にサービスを拡大するわけにはいきません。
ただ、せっかく引きこもり、ずっと家で暮らしてみえる方が外へ出る、そういう意欲を持たれたわけですので、その意欲に対してはしっかりと措置をして対応しないといけないということです。今一つ言われたのは、市内各地でいきいきサロンという事業を、特に地域の有志の方がボランティアで行っていただいていまして、会場は地区の公民館、例えば稲津とか陶ですとそれぞれ町にあるコミュニティーセンターを使って、大規模に行ってみえる地域もありますし、あとは本当に地区の公民館で地区の福祉委員や社会福祉協議会のメンバーの皆さんがその地域の5人から10人を集められて、いきいきサロンをやってみえます。例えば100円でコーヒーとトーストとゆで卵とか、その程度ですけど、そういうことで地域のお年寄りの居場所づくりといいますか、交流の場といいますか、設けていただいている活動も今盛んに始まっています。
市としましても、そういう方々のお力もお借りしていきたいと思っていますので、御理解をいただけるとありがたいと思います。

4.少子化の中の瑞浪の子育てと地域の細やかなネットワーク

参加者意見

瑞浪市の子育て支援サービスは、充実している。「親と子のハンドブック」を見ても、痒いところに手が届くほどである。
お父さんもお母さんも仕事をしていることが多い。学校以外には学童保育や幼児園、発達支援センターなどもある。よく整った仕組みの中で暮らし、子どもたちは大きくなる。
一方で、子どもたちは親や先生以外の大人との接点を持つことが少なくなってきたのではないかと思う。家庭や学校以外のところに、多様な人たちがいて、多様な生き方があることを子どもたちは身近に知って成長することがないように感ずる。学校を卒業したらすぐ大人として、社会で一人で生きてゆかねばならない。その準備は学校へ行くことだけでないのではないか。
社会ではさまざまな人が様々な形で生活し、自分らしく社会に順応しながら暮らさなければならない。両親の伴走も、先生のリードも生涯あるわけではない。
地域には経験豊かな大人たちが沢山おられる。この方々をお手本にして社会人としての学びを、日々生活する地域でできれば、こんな良いことはない。大人たちも、子どもたちの手本になるべく、経験上の失敗や成功の話などもしていただけないだろうか。子どもに限らず、若い親たちの身近な相談相手や、若い親たちへの見守り役を、温かいまなざしで担っていただきたい。人は人の中で育つとも聞く。
子どもも大人も、老若男女、老いも若きも何処かでつながり合い、支え合える社会になればと思う。沢山の知恵や経験を、身近な近所で伝授したりされたりすることで、日々の生活が豊かになる。一人の人の生涯は一回きり。沢山の方の生活を、見聞きするだけで多くの生涯を仮想体験できる。
若い人たちが安心して、心おきなく仕事をし、子どもたちは地域のご近所さんと親しくなる。多様な大人と接しながら多くの経験から得た知恵を学ぶ。時間にゆとりのできたシニアの方々は目線を変えることで、近所の若者や近所の子どもたちの中で生きがいを感ずる。
ほんの少し前の日本のどこにでもあった風景のような気がする。

市長の回答

おっしゃる通りで、地域で子育てをすることは大変大切なことでして、我々の小さい頃にはそのこともまわりに御近所にあった中で今の我々があるのかと思いますが、ぜひそのまま復活するということは今の時代なかなか難しいかもしれませんが、大切なことかと思います。我々行政としても、そういうシステム、体制ができないか、そんな考えをしているところです。
今、幼児園では、地域の老人会の方々を幼児園にお招きして、子どもたちと交流をするということも盛んに行っていただいていますし、また、地域で農業などを行ってみえる方々が小学生を自分の畑に招き、その作付けをしたり、また収穫をしたりと、そのようなことで地域の子どもたちの世話をしていただいている農家の方もお見えです。それと、小学校に行きますと、地域のそういう物知りの方を講師として小学校にお呼びして、その方の例えば歴史的なお話などを聴いたり、特技を聴いたりとか、もっと言うと郷土料理を高齢者の方と一緒に子どもたちが作らせていただいたりして一緒にお昼に食べたりとか、そのようなことも今システムとして行わせていただいています。そういうものをもっともっと拡大していくことが、そういうきっかけづくりになっていくのかなと、そのようには思います。大変経験がある高齢者の方と、子どもたちが交流するということは本当に必要なことであると思いますので、是非、そのようなところに注目をしながら、今私が紹介したようなことをもっと充実していくことが、まずはきっかけづくりになると思います。
この中でも色々な御経験、知識を持ってみえる方もお見えだと思いますので、何も市が絡まなくても、地域の公民館を使っていただければそんなにお金もかかりませんし、子どもたちは歩いて来られますから、そういう形でも、地域の公民館の有効活用にもなると思いますので、よろしくお願いします。

5.水辺の学校を綺麗にしたい

参加者意見

土岐小学校の前の水辺の学校というちょっとした小川があります。あれは、いろいろ聞いてみますと、15、6年前ぐらいに造られた河原らしいです。そこは、土岐川の水が結構多いところで、水量が多くなるとどうしても土砂が入ってしまいます。
これを5年ほど前に、私がやはり見かねて管理している国に話をして、どうにかなりませんかという話をしまして、一個人ではどうだろうかと思いながら、最終的には動いてくれまして、そのときには綺麗にしていただきました。
これがまた、水の障害がありまして、どうしても土砂が入りまして、せっかくのいいところですから、ボランティアをかねてもいいからみんなで協力して綺麗にするというように、なにか仕向ける方法がありましたら教えてもらいたいです。

市長の回答

土岐小学校の堤防の反対側に水辺の学校がありまして、小川もあって、小さな魚が泳いでいたり、また花が咲いているということで、本当にきれいに整備していただいて、ありがたいと思っています。
ただ、今おっしゃったように、全く自然の中、川の中につくられた空間ですので、少し雨が降ってしまうと土砂が入ってしまうと、その繰り返しですし、あそこは2級河川ですから県の管理になりますので、県の方に動いていただくということになるのですが、どうしてもその都度県も動くというわけにはいかないと思います。皆さんの声が大きくなると、時々きれいにしてくれるということでしょうけれども、今、地域のみんなでボランティアで維持できないかという御提案もいただきましたので、土岐町には、土岐町の区長会、まちづくり推進協議会という組織もありますので、一度そういうところへお声かけいただければいいかと思います。既に皆さんも行っていただいているかもしれませんが、そういう形で、国や県が行っていただく間をつないでいただいた方が現実的であると思います。
私の方からも、区長会やまちづくり推進協議会に、こういう声が出ましたので、何とか一度検討してください、これは地域の活性化ではないですかというような形で呼びかけをしたいと思いますので、よろしくお願いします。

6.コミュニティバスのフリー化/道の駅、駅前再開発について

参加者意見

コミュニティバスのことと、道の駅のことについて、二つお願いがあります。
コミュニティバスのことですが、釜戸と大湫と日吉のほか、明世にデマンドタクシーが走っているということですが、コミュニティバスを家の前に止まるようなフリー化したらどうですか。
皆さん、重たい荷物を持っているのに自分の家の前を通り過ぎて、次の停留所からまた戻ってこなければなりません。停留所ではなくフリー化してしまって、家の目の前で停める、そうすれば重たい荷物でも家の前で降りることができて大変でないから、そういうことを考えていただきたいです。幼稚園にしろ観光バスにしろ、帰りは家の前に停めてくれます。これが悪かったら、家の前などで停めないはずです。全地区のコミュニティバスではなくても、日吉とか大湫とか、一部の周辺地だけでいいと思います。それから、陶の話も出ましたが民間のバスが出ているのであれば、週に1回か2回、買い物バスツアーを行ったらどうですか。毎日ですと問題があるかもしれませんが、そのような方法はどうでしょうか。
二つ目、釜戸の道の駅について話を聞きますと、人材確保が弱いのではないかと思います。青年機関組織のような新たに違う組織つくったり、あとはまちづくり組織とか応援を送る方法を考えてはどうでしょうか。
もう一つ、大湫に観光資源があるので、道の駅がある釜戸からどんどん送ってやって、バスを出してみてはどうでしょうか。それと、道の駅にプラス野菜体験やバーベキュー場、それから、ボーノポーク、そういうものを販売すればいいのではと思います。
正直言ってわからないのは、きなぁた瑞浪です。これを瑞浪地区全部で連携するのか、どうか、そこの答えが出てないです。
それから駅前のことですけど、これを下手すると15年かかると思います。これは今の市長の任期中には答えは出ないと思います。竜門通りでも40年かかっていますから。なかなか難しい問題です。

市長の回答

今、色々と御指摘がありましたが、コミュニティバスを自由勝手に使うことができれば何も悩むことはありませんが、道路交通法、道路運送法の問題ですとか、バスを動かすということは法律の中で制約がありますので、国の方へ改めてもらえるように時間をかけて行っていかないと、瑞浪市で勝手にできないことは御理解いただきたいと思います。
それと、道の駅ですけれども、もちろんおっしゃるとおりで、人材の確保とか、運営をどうするかとか、道の駅の特色をどうするのかとか、きなぁた瑞浪と同じ機能を釜戸に作ったらお互い競合するだけで共倒れということにもなりますので、当然、今御指摘いただいたことは、十分課題として我々も受けとめていますし、釜戸町の皆さんにも投げかけているところです。まだ今構想が、本当に絵に描いただけですので、これから御提案いただいたようなことは、専門家も交えて検討していきたいと思います。目標としてはリニア中央新幹線が開通する2027年、それまでに瑞恵バイパスを完成したいと国土交通省が言っていただいていますので、7年ぐらいの間に道の駅の完成まで持っていきたいと思っています。どういう経営方針でいくのか、主体をどうするのか、きなぁた瑞浪との兼ね合いをどうするのか、そのようなこともこれからしっかり協議をしていきたいです。道の駅をつくったはいいけど経営が成り立たないようでは困りますので、また、地域に役に立たないような施設になったら困りますので、その辺りのところはしっかり配慮していきたいと思います。
それと、駅前再開発についてお話をいただきました。おっしゃる通りで、私も先ほど4年で完了するとは説明してないと思いますので、あくまでも、今、私たちが取り組まなければならないのは、地権者の皆さんや関係者の皆さんの意見集約をなんとか行って、意見集約ができて、準備組合が立ち上がって、さらに二歩三歩も進んで、そうすると初めて建設のための組合が立ち上がるわけですから、そこまでには、皆さんの協力如何です。皆さんがどれだけお金出してもいいから進めてくれと言われれば早いでしょうし、お金を出したくない、何とかならないかということになると、なかなか前に進まないと思います。
我々行政としては、なんとか地域の皆さんがそういう方向を一度検討したいと、我々ではわからないから、素人ではわからないから、意見が集まるまでの道筋は行政がリードしてくれないかと、そういう中で行っている話ですので、もちろん私の任期の4年の間に、意見集約ができて再開発ビルが建つという思いではありません。もう少し時間をかけながら丁寧に進めていかないと、もちろん反対の方もみえますし、いろんなお考えの方が駅前にはたくさんみえますので、そういう方々と丁寧にすりあわせをしながら、皆さんには真剣に皆さん考えてくださいとお願いをしているところです。やはり、話がまとまらなければ、それは皆さんの総意ですからそれ以上のことを我々役所は言えませんけど、それでも私が、冷静に考えてもこれは最後のチャンスではないでしょうかと今言っているところです。皆さんが判断できるような資料は一生懸命、市で用意しますから、真剣に考えていただくということは力説させていただいていますので、よろしくお願いします。
それと、道の駅と大湫の関係性については、競争させたりといろいろな仕方もあるでしょうけど、今は釜戸と大湫は一つの地域として、消防も一つなりましたし、大湫のコミュニティーは基本的になくなりまして、釜戸のコミュニティーセンターが大湫の支援をしていただいているということで、ある面では釜戸と大湫は一体となっています。これは大湫、これは釜戸ということではなく、さきほど言われたとおり人材が限られてきていますから、限られた人材を有効に使うためには、これは大湫だ、これは釜戸だ、これは土岐町だ、そんなことをもう言える時代ではなく、力のある方がそういう垣根を飛び越えて、みんなで取り組まないといけない時代に来ているのではないかと思います。それぞれのところは、私なりに慎重に考えさせていただいて、進めていきたいと思います。

7.超深地層研究所の今後のスケジュールは

参加者意見

超深地層研究所はこれで研究は終わってくるわけですけども、今まで負の声がメディアに大きく取り上げられてきているわけですが、電源立地地域交付金で道路の新設や改良などで潤ってきた部分も確かにありましたし、その中で大きな事故はなく、これで返還の時期を迎えることができたと思います。
その中で、埋め戻しに関しても新たに工法を考えないといけないですとか、ここでもまた日本の技術が発展する礎になってくるという状況になってきているわけですけども、やはり負の声を聞く以上は、その方々も含めて市民が安心できる今後のスケジュールというものをお聞かせいただければ幸いです。

市長の回答

超深地層研究所につきましては、これは市の事業ではありませんが、これは国、そして日本原子力研究開発機構の大きな事業として、今日まで高レベル放射性廃棄物を日本のどこかの地下で処分しなくてはいけないという前提で、地層処分の研究をしていただく施設として瑞浪市が受け入れるために、平成14年から研究所の建設をされました。その研究所の中で地層処分に必要な、もちろん土木技術の研究とか水質水圧、様々な力の動きの研究データを取られまして、日本のどこかに処分場ができるときに、ここの研究資料が大きな裏づけとなって、役立つということになるかと思います。
今、おっしゃっていただいたように、この8月を以って残された三つの必須課題、どうしてもこの三つの研究だけは行わないといけないという研究があったのですけど、その研究も8月で終わりまして、今、その研究成果の取りまとめをしていただいています。あそこは市の土地ですので、賃貸借契約を市と原子力研究開発機構と結んでいまして、令和4年1月16日までに研究を終えて埋め戻しをして、あそこにはたくさんの施設がありますけど、あの施設を全部解体して更地にして市に返すと、そういう約束で土地をお貸ししています。研究がこれで終わるわけですから、これからいよいよ埋め戻しに入られて、施設の解体に入られると聞いています。8月8日に、原子力研究開発機構から今後の埋め戻し、その後の環境モニタリング調査をどうするか等の詳しいスケジュールが発表されていますので、ぜひ、興味がありましたら原子力研究開発機構のホームページをご覧になられますと、工程の詳細が表示されていますので、一度見ていただければと思います。
今、概略を説明させていただきましたが、令和4年1月16日までには埋め戻して、施設を解体して市に返していただくということになっています。ただ、機構も言ってみえるのは、あれだけの500メートルの穴を埋めていく、その埋める過程で取れる色んなデータもあると思うのです。それは当然、データ取りをすると言ってみえますので、これも希少なデータが取れると思いますし、どのように埋めていくかの土木技術はもちろん、工法などももう大体まとまっていますけれども、それが本当に計画どおり埋め戻しが進んでいくのか、それも大切な実証研究です。そしてもう一つは、埋め戻して後は知りませんと、これでは市も困ってしまいます。埋め戻して、更地にして、約束は守ったと、あとはよろしくと言って返されても、それから1年後、2年後、3年後に何か自然界に影響が出たり、水が溢れ出たり、悪い水質の水が出てきたりしたときに、もう瑞浪市に返しましたから知りませんと言われても困りますので、市としましても、埋め戻しが終わって市に返してもらった後も一定の経過観測をして、万が一何か問題が起きたときには国の責任において、国のお金で市民の方が安心するように対応くださいというお願いをさせていただきました。埋め戻し及び解体は、令和4年1月16日に終わり、市に返していただきますが、その後、5年、6年と言われていますが、経過観測は市からも実施してほしいとお願いをしています。その経過観測も国の予算でしていただくということを言っていただいていますが、あの土地をすぐ返してもらったからといって何か市の施設をつくるという計画はありませんので、市としてはしっかり経過観測をして、本当に自然界に穴が戻ったというような確証が欲しいということを、国の方には言わせていただいています。
今年度中には埋め戻しが始まりますので、しっかり最後まで、安全・安心で地域の皆さんに御迷惑をかけないように行っていただく、それを監視していく責任が我々にはあると思います。しっかり観測し、もし何かあったときには、いち早く、市民の皆さんにもお伝えしたいと思っていますので、よろしくお願いします。

8.病院について真剣に考える必要がある

参加者意見

健康福祉の関係のことでお願いをしたいのですが、私も、東濃厚生病院に掛かっている者ですから、東濃厚生病院と土岐総合病院について、皆さん深刻な意見が余り出ていないようですが、今皆さんは健康で生まれて、その途中で例えば仕事中に事故にあっていろんな形で障害になられた方も見えるのです。そういうような考えに基づいて、今皆さんは健康で自分で運転して病院へ通うことができるからいいのか分かりませんが、誰もがピンピンコロリで亡くなるという保証はないのです。
厚生労働省の調べですけども、施設で長生きしてみえて、男女とも健康寿命でしたら73、4歳です。そういったことで、将来、今の土岐総合病院と東濃厚生病院の中間ぐらいにできるとしますと、車で病院に行くとしても、だんだん年をとっていきますから、その途中で事故に合うリスクが高くなるわけです。それが現在の場所から病院が遠くなると、さらにそのリスクが高くなる。子どもさんには病院に連れてってくれというようなことは頼むことはできません、皆さん仕事していますから。
そういった意味において、いつ、どんな人でも脳梗塞や強い心筋梗塞になって、自ら運転できなくなってしまうと、大変です。市長も言われましたが、東濃厚生病院のバスが恵那市をまわっているのですが、やっぱり真剣に考えていかないといけない私は思うのですが、皆さん非常に簡単に考えてみえるのです。
仕事の関係で、中津川市にも行きますけども、御存知のように坂下病院が診療所になってしまいました。新聞に出ましたが、市役所の前で老人会が横断幕を持って、市民病院を廃止するなと。そもそも市議会議員が廃止に賛成するから、廃止が決定するのです。市の施設ですからね。だから、若い人も老人も一緒になって、選挙が始まったときに、市議会議員を呼んで、病院の存続に賛成するのか反対するのか、病院の統合に賛成するのか反対するのか、それによって投票を決めればいいのです。決まってから反対といっても無理です。なってしまってから反対だと言って、市役所前で横断幕を掲げて、新聞に映る。そういう現状をやはり考えていかないといけません。
単純計算で、土岐総合病院と東濃厚生病院と病床数を合わせた数から、新病院は220床減るわけです。これは明らかに逆行しています。今後老人が増えるのに、どうして病床数が減るのかということです。
もう、自分で運転していつまでも病院にいけるわけではないです。そういうことを皆さん考えられていないということは、非常に残念に思います。いつまでも、自分で健康で運転して病院まで行けるという、そういう観念があるからです。もし脳梗塞になったら、もう自分で運転できません。これから真剣に考えていかないといけないと思います。

市長の回答

今言われたとおり、病院の有り様というのは大変大きな課題です。しかし、今色々おっしゃっていただきましたが、今は何とか東濃厚生病院は成り立っています。土岐総合病院は、御存知のように、大変な状態になっていまして、土岐市は市議会で病院改革について特別委員会までつくられて、何年前から課題として研究をしてみえたわけですけれども、そういう状態になってきています。
今、東濃厚生病院は何とか病院として機能していますけれども、東濃厚生病院も5年後10年後に本当に先生がふんだんに名大病院なり岐阜大学病院から来てもらえるかということを考えますと、なかなか将来のことは我々は推測でしかできないわけですけど、今ここは考えなくてはならない時期に来ているのではないかと思います。
この病院の問題を土岐市と一緒に、我々は土岐医師会という一つの医師会で医療提供をいただいていますので、土岐市と瑞浪市ということで一緒に取り組んでいますけれども、おっしゃったように、厚生病院は恵那市さんからも支援をいただいて今の病院を20年ぐらい前に建設したという経緯もありますし、恵那市の皆さんが使っていただいているということも私も承知していますので、私はある面では、瑞浪と恵那市さんのことも考えながら、土岐市さんと協議をしなければならないという思いはあります。
今おっしゃったようなことは、やはり瑞浪だけ土岐市だけの使い勝手ではいけないのではないかと思います。恵那市のことも考えないといけないし、もう一つ言えることは、東濃厚生病院さんは農協病院です。農協の組合員さんのことも考えなくてはいけない。色んなことを私は今後考えていかなくてはいけない、協議の中で、考えていかなければいけません。そして、そういうものを一つひとつ潰していく中で、でも最後は答えは一つですから、一つの答えにお互い譲るところは譲りながら、一つの意見に集約していくということはあるのかと思います。
そうしますと、我が町に病院を残すべきだ、いや我が町に病院を残すべきだということを、お互いに瑞浪市が土岐市がと言い出せば、これは絶対にすり合わせできないです。だから、どこかで大局に立って、10年後20年後のこの東濃中部の医療体制のことを考えて大局に立てないといけません。最後にそういう判断をするときは、大局に立って判断しないといけないのではないかと私は思っています。
今、当然検討している段階ですので、瑞浪市は瑞浪市のことを言わせていただいていますし、土岐市さんは土岐市さんの事を主張してみえますけれども、今後の場で、今おっしゃったようなことも当然配慮しながら、協議の場で発言していきたいと思います。

9.N響のコンサートについて

参加者意見

ある日の瑞浪市総合文化センターホールでのこと、N響のコンサートにおいて、コンサートマスターのヴァイオリン奏者は日本屈指の方で、楽団員がステージに入られた。前から数列目にいた私たちには、「これだけ?」と驚くコンサートマスターの声が聞こえた。ホールはまばらで、多く見積もっても30人くらいだったろうか。
後日談、「高額なチケットは売れない」とのこと。高額なチケットを買ってでも、聞く価値があることもある。

回答

プロの演奏家等を招いた自主事業は、市民が優れた芸術文化に触れる機会となるため、毎年文化ホールで公演事業を実施しています。
実施事業の選考にあたりましては、来場者アンケートによるニーズ調査を行い、その結果を参考に幅広いジャンルの公演を実施しています。N響のコンサートに限らず来場者数の少ない公演もありますが、公演後のアンケートでは、来場者の高い満足度を得ることができています。今後につきましても、引き続き多くの方に参加していただける内容の事業だけでなく、教育・文化性の高い事業についても実施するとともに、公演の事前PRをより一層充実していきます。
今年度、8月に「研ナオコ&野口五郎ジョイントコンサート」を開催し、大変好評でした。また、2月には生涯学習にもつながる文化公演として「夏井いつき先生の句会ライブ」を予定しております。詳細が決定しましたら、広報等でお知らせしますので、多くの市民の方に参加いただきたいと思っています。

10.地域ではどの家も幸せに暮らす努力をしている

参加者意見

B家は、少し高いところに家があり、C家はその続き隣である。B家の裏下にC家が宅地造成した。その造成地にC家が建物を建てるにつき、B家の裏の造成地の法面が崩れないように壁を作ってほしいといわれている。しかし、B家が法面の壁を作らなければならないことに納得いかず、司法書士や弁護士、市役所に相談したが、納得できる方法はない、とのこと。
普通の市民である私に良い方法はなく、考え着く限りのところに相談したり、物知りの方にお聞きしたが答えは無い。途方にくれたがB家とC家はお隣同士のことでもあり、「分からない」だけでは済まない。
都市計画課へ相談に行ったところ、数人の方できちんと話を聴いてくださり、「現在の法律は過去の困ったことを法律にして、みんなが暮らし易くなっている。生活の中から出来るルールが法律になる。当事者同士の話し合いをする以外にはない」と教えて頂いた。
法で左右するのではなく、基本は、生活の中から話し合ってルールをつくるものである、と教えて頂いたことをBさんにお話したところ、「わかった」と納得された。そして、Bさんは法面の壁を自前で作られた。
都市計画課から教えて頂いたことを伝えたが、それで良かったのか。隣家のための造成地の法面は、作れといわれたB家が作らねばならなかったのか。

回答

お話いただきましたような民民による事案については、市で解決することは難しいと考えますが、アドバイスはできる可能性があります。
市では市民相談、法律相談など相談窓口を開設していますので、活用いただきたいと考えています。

11.条例等の周知

参加者意見

普通の市民は、沢山の条例や規則などを熟知していない場合が多い。新しく条例などが出来たときは、月二回の広報でお知らせがあるだろう。新しい条例がその場で直ぐ必要なことばかりではない。市民が知らねばならない条例や規則をカウンター越しにその都度マンパワーで教えて頂き、市民が必要な条例などを共有できれば、市民生活がしやすくなる。
そして、必要な時、市民が市役所へ行けば関連することなどを教えて頂き、賢くなる。

回答

第6次総合計画後期基本計画に基づき、市民の皆さんと情報を共有することで、開かれた行政の実現を推進しています。
ご意見に関連する部分では、広報みずなみやホームページ等で行政に関する情報や暮らしに関する情報をわかりやすく提供するよう努めるとともに、条例や規則の制定又は改廃にあたっては、パブリックコメント手続を必要に応じて実施し、市民の皆さんのご意見を募集しています。
皆さんの暮らしに関わる条例や規則の内容については、担当課で説明させていただきますので、お気軽に市役所までお問い合わせください。

12.情報共有と当事者や関係者の協議/ゴミの置き場所と回収

参加者意見

少しばかりの家作が有り、住んでおられる方と地域の方とのトラブルが極力無いようにと配慮している。幸い、地域の方々の理解もあり自治会の加入もできる。自治会加入率が60%とも聞く中であるが、ゴミの量は減ることなく、市民の立場になって工夫されており、一般には不自由はない。
しかし、最近人間以外の動物がゴミ問題に関わることになった。カラスは待ち構えてネットの隙間にくちばしを入れ、猫、狸、アライグマ等なども参入してくる。カラスなどはねぐらを周辺の山地から人家の多い住宅街の木立に転居したらしく私たちの近くでは群れを成している。アライグマや狸も同居のようになっている。ゴミが散らばって、不潔不衛生になる事が時としてある。
こんな日常を自治会の方とも相談して、環境課に相談に行くことになった。地域の方からは「顔や手蔓がないとむつかしいから、代わりに行ってあげようか」と心配していただいたが、環境課やクリーンセンターの方々は親身になって考えてくださった。
地域の事情を丁寧に聞いてくださり、環境課やクリーンセンターが譲れない部分と地域の譲れない部分をよくすり合わせ、地域の方々の納得できる形になった。
「顔や手蔓」が無くても、現場を知る人、管理する人、地域住民が住みやすくなるように協議できたことは良かった。
たかがゴミ、されどゴミ。様々な人や部署の方と忌憚なく意見を出し合い、譲れないこと譲れることを確認し、多様化している社会で事が処理できた。
住みやすい町瑞浪市を実感した。

回答

住みやすい町瑞浪市を実感されたということで、とても嬉しく思っています。
おっしゃるとおりカラスや猫などによるごみ集積所のごみ散乱の被害が市内各地で発生しています。
本市では、環境課及びクリーンセンターを窓口として、被害状況に応じたカラスよけネットの配布や集塵箱の配布などの対応をしていますので、ごみ集積所の動物被害でお困りの場合は、環境課またはクリーンセンターへご相談ください。

13.自治会と子ども会

参加者意見

子どもたちが育つのに、いろいろな条件が必要だと思う。義務教育が整い、子どもたちはよく学び、よく遊び、沢山の経験を積んで大人になってほしい。
小さいころから保育園、幼稚園、学校などにいき、その中で仲間が出来、刺激し合いお互いを尊重し、仲良くし、共同作業や協調することを学ぶ。子ども会もその一つであると考える。
自治会の加入と子ども会を同一化し、自治会に入らねば子ども会にも「いれない」、又は「はいれない」との考えもある。
自治会も子ども会もなくてもよいという考え方もあるかもしれないが、あった方が良いと思う。連帯感や社会性、例えば自分一人では生きていられないし生きていけない、を実感して育たねば、この多様な現実社会を乗り切っていくことは難しい。助けたり、助けられたりと、皆で力を出せば百人力である。仲良く協働することのすごさの経験は何物にも代えがたいと思う。
少子高齢化を嘆くばかりではなく、子どもは社会の宝であり、次の時代を担う大事な人たちであることをしっかり認識し、自治会加入とは別にして、差別なく、広い了見で子どもたちや若い親たちを支え、バックアップしてはどうだろうか。
住み続けたい瑞浪、住んでよかった瑞浪になる第一歩かもしれない。

回答

市は平成27年度より「まちづくり基本条例」を制定し、市民の皆さんとの協働によるまちづくりを進めています。
この条例では、「子どもは地域社会の一員として尊重される」と示されており、我々行政も、子どもは社会の宝であり、次の時代を担う大事な人たちであることをしっかり認識しております。
さて、「自治会」は、地域として行政サービスを受益するだけでなく、住民同士の支え合いにも欠かすことのできない組織であり、ご提案いただきました「若い親たちへのバックアップ」にもその役割を担っています。核家族化も進む中、子どもは家族で育てる風潮があると感じられますが、子どもは地域の宝として、親だけでなく地域で育てることこそが、大切ではないでしょうか。
若い親世代の方々にも、こうした自治会活動に積極的に加入していただき、住民同士、相互の関係を築きながら、地域で子育てに取り組んでいただければと思います。
また、「子ども会」は「自治会」とは独立した任意組織です。市でも子ども会加入と自治会加入とは別々であると考えており、「子ども会」については「社会教育課」にて、「自治会」については「市民協働課」にて、それぞれの組織を支援しています。
市民の皆さんに住んでよかった、住み続けたいと思っていただけるような“瑞浪”となるよう取り組んでいきますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

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