平成28年2月23日 麗澤瑞浪高校

ページ番号1003035  更新日 令和2年2月17日

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1.防犯灯の設置について

参加者意見

夜になると暗く感じるところがある。

市長の回答

暗い道もありますので、不安に感じることもあろうかと思いますが、限界はあります。これは瑞浪市だけではなく、地方都市は全て同じ状況だと思います。国道や県道などの大きな道路は国や県が街路灯をつけてくれます。市道は、通行量なども考慮しながら防犯灯を設置しており、現在市内で3,500基の防犯灯を設置しております。設置費は市が、電気代が地元の方が担うという形です。LED化をすると、電気代が安くなり、寿命が長くなりますので、LED化を進めています。現在2,000基ほどLED化が進んでいまして、あと3年程で全部の防犯灯ををLED化します。また、地域の区長さんから要望があったところで必要性が高いと判断したところに新たに年間70基を設置しています。全体を隈なく明るくしていくというのは費用対効果の問題もあります。ご提案いただいても防犯灯を設置できないところもあるということだけご了承ください。

2.コンビニの誘致について

参加者意見

コンビニなどお店が少ない。

市長の回答

地域の皆さんからもご要望が多いです。昔は雑貨屋さんやお菓子屋さんが家の近くにありました。そういう昔ながらの商店が大手のスーパーが出てきたことによって、経営が厳しくなり、店をたたむということが特に周辺部において進んでいます。稲津においては、今年の秋にはオークワが完成しますので、ご期待いただきたいと思います。一方でオークワができることで小さい商店がつぶれてしまわないか、という懸念もあります。某コンビニ会社に出店の要望をさせていただいたこともありますが、会社は利益につながるかどうかを考えて立地環境を慎重に分析されるようです。少しでも皆さんの生活が便利になるように努力はしたいと考えています。

3.消滅可能性への対処について

参加者意見

消滅可能性都市として瑞浪市が挙げられているということがショックだった。人口減少を食い止めるために家族が移り住みたくなるような町にすべきだと思う。

市長の回答

ある民間研究機関の一定の推計に基づくと、東濃で多治見市、瑞浪市、恵那市の3市は消滅する可能性があるという発表がありました。人口が減らないような仕組みを作っていくために地方創生をテーマとして各市町村はそれぞれ努力されています。戦後、国は限られた財源を有効に使うために大都市圏に集中的に投資を行うことで、大都市に仕事も人も集めたいと考えました。しかし、現在は大都市に仕事や人が集まりすぎて他の都市がつぶれてしまい、日本全体もつぶれてしまうということに気づいて、大都市に集まりすぎた仕事や人を地方に戻して、改めて地方を元気にしようとしています。 瑞浪市はご提案のとおり、家族で転入していただきたいと考えています。瑞浪市の良さは自然環境や教育環境の良さです。大学があって、高校が3校あります。また、区画整理を7箇所を行っており、優良な宅地が多くあり、家を建ててもらう土地はたくさんあります。こういった瑞浪市の良さをPRして瑞浪市への移住を考えていただくために移住定住パンフレットを作成してアピールさせていただいています。

4.コミュニティバスの運行について

参加者意見

足の確保を行ってほしい。

市長の回答

大変重要な問題だと思っており、なんとか対策をしたいと思います。現在市が運営しているコミュニティバスが9路線あります。民間バスが走っているところに市営のバスが走ると営業妨害となります。稲津と陶には東鉄バスが走っているため、市営のバスを走らせることができません。その他の地区については、皆さんのご意見を聴きながら瑞浪市の財政状況に合わせて、市のできる範囲でコミュニティバスを運行しています。

5.ごみの分別について

参加者意見

ごみの分別について聞きたい。

市長の回答

瑞浪市ではごみの減量や資源の再利用を推進するため、ごみを可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみ・粗大ごみ・有害ごみ等に区分しており、区分ごとにごみの分別方法や出し方を定めています。詳しい分別方法や出し方については、「家庭ごみの分け方・出し方便利帳」でご確認いただくか、市にお問い合わせください。また、市環境課では、環境出前講座を実施しており、分別方法やリサイクルについて、環境課の職員が直接出向きお話しします。開催を希望される場合は、環境課までご連絡ください。なお資源ごみについては、小中学校等で行われる資源回収にできるだけご協力ください。

6.病院について

参加者意見

救急医療分野で先駆的なまちにするなど、他市にはないものを作らないといけない。

市長の回答

医療・介護が充実しているまちは住む人にとっては魅力的だと思います。瑞浪市は市民病院がなく、農協経営の東濃厚生病院が市民病院的な位置づけとなっています。いろいろな病気がありますので、やはり大きな病院でないと対応できないこともあります。そういう機能を各市につけることはなかなか難しいです。国や県は病院の統合を考えてみえます。小さい病院があちらこちらに散らばっているよりも大きな病院にいろいろな機能を集約させた方が良いという考え方です。東濃では多治見にある県立病院が基幹的な病院です。重症の患者さんはこういった大きな病院にすぐ搬送して、一方で日常的な病気については地域に密着した開業医(かかりつけ医)が診るという形で病院の棲み分けをしようとしています。

7.雇用の場の確保について

参加者意見

家族が住むためには近くに職場が必要だが、仕事が少ないように思う。

市長の回答

確かに家から歩いたり自転車で通える範囲に仕事場があることが理想かもしれません。市が造成したクリエイションパークという工業団地は12社が操業してみえます。バローやオークワ、生活の木なども誘致させていただきました。陶磁器業界も30社程ありますし、働く場所がないわけではありません。かつては、ソニーがありましたが、現在では大きな会社がありません。働く場所がないわけではありませんが、大卒の方が働きたくなるような大会社が瑞浪市にはないのは事実です。瑞浪市は教育環境が優れており、住むには最高のまちだと思います。名古屋の一流会社に通っていただいて、瑞浪市に家を建てていただいて生活していただくというような住宅都市としての機能をアピールしていきたいと考えています。

8.パンフレットによるお店のPRについて

参加者意見

店が何があるのか、どこにあるのか分からない。PRしてほしい。

市長の回答

『瑞浪散歩』というパンフレットにはある程度お店がまとめられています。さらに、いろいろなレストランを紹介できるようにしたいと考えています。特産物である瑞浪ボーノポークのお店の紹介などはボーノポークグランプリやスタンプラリーなどのイベント時にパンフレットやチラシ等で紹介しています。『瑞浪散歩』については改訂する予定もありますので、改訂後には学校にお持ちします。

9.住みよさランキングについて

参加者意見

瑞浪市の良いところを他の地域に知ってもらうことが大事だと思う。

市長の回答

住みよさランキングという民間の経済雑誌の指標があります。市の財政力や病院、介護施設やスーパーなどの施設がどれだけ充実しているかをポイント化して順位をつけているものです。それによれば、813市区の中で瑞浪市は166位です。東濃他市に比べてダントツでトップです。人口の割には病院がたくさんあるし、お店もたくさんあるという評価をいただいているようです。皆さんが住みよいまちづくりをしていくことに邁進していきたいと思います。こういった瑞浪市の住みよさをパンフレットにまとめて移住定住パンフレットを作成しています。こういったパンフレット等も活用しながら瑞浪市をPRしていきたいと考えています。

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