平成28年2月3日 中京高校

ページ番号1003034  更新日 令和2年2月17日

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1.宿泊施設について

参加者意見

国体会場としてソフトテニス場が整備された。しかし、国体の際には瑞浪市に泊まる方が少なかったという話も聞いて残念だ。宿泊施設を増やした方が良いと思う。

市長の回答

大きなホテルは2軒あります。テニス大会等で多くの方が瑞浪市に来ていただく機会があったり、また、七夕まつりやバサラカーニバルなどのイベント際に参加していただく方がたくさんみえますし、他にも仕事でみえる方もいます。しかし、瑞浪市にはそれだけの大勢の方が泊まれる程のキャパシティを持っておりません。そうしますと、せっかく瑞浪に来ていただいても瑞浪市外でお金を使われるということになってしまいます。市民の皆さんためにも訪れる方のためにもホテル誘致を検討したいと考えています。

2.野球場の芝生化について

参加者意見

芝の球場がほしい。

市長の回答

確かに芝の球場があるといいと思います。瑞浪市には市が運営している野球場が、樽上球場と市民球場の2箇所があります。樽上球場は限られた敷地の中で野球場を作っていますので、草野球で使っていただくような施設です。市民球場は硬式野球はできずに軟式野球ができる球場です。水はけが悪く、雨が降ると使用できないなどの不具合が出ておりましたので、野球連盟の皆さんから改修のご要望をいただき、野球連盟の皆さんと相談して改修をさせていただきました。その中で芝生の球場とすると水をやったり、草刈りをしたりと管理が大変であるということから芝生にはしないこととしました。そのようなな経緯がありますので、どうしても芝生の球場をご利用したいという際には他市の施設をご利用いただきたいと考えています。

3.スポーツ用品店について

参加者意見

大型のスポーツ用品店がほしい。

市長の回答

瑞浪市には、スーパーについてはピアゴやバローがあり、家電量販店は3店舗あり、ありすぎるほどですが、大型のスポーツ用品店はありません。あると、もっと気軽にスポーツ用品を買うことができて、住民がスポーツに親しんでいただけます。商売をする方には、初期の設備投資を利益によって回収していかなければならないなど、利益をあげられる場所に立地されます。なかなか行政主導という形で店の立地は進んでいきませんので、民間の経営努力にお任せしている部分が大きいです。今度、稲津町に大型スーパーのオークワさんが出店されます。現在、工業団地の可能性調査もさせていただいております。企業が瑞浪市に出店されたいという問い合わせをいただくことがありますが、瑞浪市にそれだけの広い土地を提供できない場合が多いですので、企業用の用地を確保することにより、企業誘致を促進してまいりたいと考えています。

4.雇用の場の創出について

参加者意見

働ける場所が少ないと聞く。若い人のために雇用の場を作ってほしい。

市長の回答

自宅の側で働けるという生活が望ましいですが、なかなか雇用の場を創出することは用地が確保できないために難しいのも事実です。山田町のクリエイションパークは、工業用地として造成し、12社が操業してみえます。山を切り開いて工業用地を造成したわけですが、他地区でも造成できるかというと、保安林指定がかかっている山が多いため、開発に制限がかかっています。保安林指定は国の制度であり、国の許可がないと保安林に手をつけてはいけません。また、農地についても農地法によって開発の制限があるために、大きな工業用地を用意することが難しい状況となっています。現在、稲津に保安林の規制がかかっていない箇所が見つかったため、工業団地として適しているかを調査させていただいております。以前はソニーの工場で多くの方が働いてみえました。昨年9月に撤退したソニー工場の跡地は高速インターにも近く、広い土地ですので、新しい会社に入っていただくべくトップセールスもさせていただいているところですので、ご期待ください。

5.多世代交流の場について

参加者意見

子どもから年配の方まで交流できる活動の場があれば、多世代の良好な関係が作られ、大学で市外に出ても帰ってきやすいまちになると思う。

市長の回答

地元に愛着をもっていただくためには、幼稚園、小学校、中学校、高校の頃から地域の皆さんと接して、地元のために活動してみえるまちづくり団体と一緒になって活動できる機会を設けることが大事だと思っております。こういった地元活動への参加の機会を設けることで市民の皆さんの優しさを感じることができると思いますし、市外に出ていっても地元に帰ってきたいという思いにつながると思います。瑞浪市には、まちづくり推進組織やサークルや市民参加型のイベントを中心として学生の方々が地元活動へ参加できるような仕組みができており、他市に負けない良さだと考えています。

6.防犯灯の設置について

参加者意見

夜、帰り道が暗く危険に感じるので、防犯灯を設置してほしい。

市長の回答

県道の場合には街路灯をつけるためには県に相談しないといけません。市には暗くなると危ないところもありますので、防犯面から市内に3500基ほどの防犯灯をつけさせていただいております。LED化を進めておりまして、明るく寿命の長い電灯とさせていただいているところです。また、新規に設置する分として1年で70基分の予算を持っております。区の区長さんが地元の要望をとりまとめて、市にご要望をいただきまして必要性の高い箇所に防犯灯を設置しております。ただし、防犯灯設置の費用は市が負担しますが、設置場所と電気代は区で管理・負担していただくということになっております。区長さんと相談をして考えさせていただきます。

7.公園の設置について

参加者意見

公園を増やしてほしい。

市長の回答

市内に公園は34箇所あり、規模の大きな都市公園と規模が小さく地域の集まりの場である児童公園に分かれますが、稲津町には児童公園が4箇所あります。また、幼児園の園庭を休みの日に開放して利用していただくということもさせていただいております。近所にお子さんと遊んでいただけるような公園があるといいと思いますが、遊具の設置費や維持管理費がかかりますので、財政的にも厳しい中でなかなか増やすことができないのが現状です。少し家から遠いかもしれませんが、今ある公園をご利用いただきたいと考えています。

8.バサラカーニバルの参加の機会について

参加者意見

バサラカーニバルなどの伝統的なイベントがあるが、瑞浪市内のグループは意外と少ない。参加する機会を設けるためにも市内のグループを増やして小さい頃から参加する機会を設けるべきだと思う。

市長の回答

七夕まつりやバサラカーニバルが瑞浪市の中で最も有名で大きなイベントです。商店街のおかみさんたちが商店街におとづれる客が少なくなっていく状況を打開するために、駅前を盛り上げる方法を模索しておりましたが、その最中に、中京学院大学の学生に札幌のよさこい祭りに興味を持たれる方がいらっしゃって、瑞浪市でもやりたいという提案があり、学生と商店街のおかみさんが一緒になって現地に見に行ったりと情熱を持った活動をされて、瑞浪市でよさこい祭りを立ち上げられました。踊りの好きな方には最高のイベントだと思います。市を代表する祭りとなっていますので、市としても支援をしていきたいと考えております。おかみさん達が幼児園などで踊りの指導をされており、既に子どもの頃からまつりに参加する機会を設ける活動をしてみえます。

9.人口減少への対策について

参加者意見

市の人口減少に対してどのような対策を考えているか。

市長の回答

人口減少は全国的な問題です。国立社会法人・人口問題研究所の推計によると、国の人口は2060年には現在から5千万人程減少し、8千万人程になると推計されています。国は法律も作り、2040年までに1億人は維持したいとしていろいろな施策を考えてみえます。県や市町村も同様で人口減少を抑制させる施策を模索しています。1700程ある市町村の中で人口が増えているところは1割もありません。人口減少の理由として自然動態と社会動態の2つに分かれます。自然動態とは、出生数と死亡者数のバランスによる人口増減です。社会動態とは、市外へ出ていかれる人数と瑞浪市へ入って来られる人数のバランスによる人口増減です。瑞浪市としては、住む場所として是非瑞浪市を選んでいただき、瑞浪市に入ってきていただきたいと考えております。移住定住パンフレット『ゆっくり暮らそう みずなみで』を作成して、瑞浪市の良さ、とりわけ教育環境の良さなどをPRしております。家から近い学校に素晴らしい学校があるわけですので、教育環境の良い瑞浪市で生活していただきたいと考えており、瑞浪市に住むことのメリットをご説明させていただいております。住環境については、家がすぐに建てられるという優良宅地がたくさんあります。学園台には600戸の区画があります。250区画が余っておりますので、この土地に家族で移り住んでいただけば、1000人近くの人口増加が見込めることになります。これから用意しなくても既に住環境は整っているわけです。瑞浪市を選んでいただくために、今後も本市のメリットや移住定住に関する補助金などの支援策をアピールしていきたいと考えております。ハウジングフェアなどでパンフレットを用いてPRをさせていただいているところです。

10.地震災害について

参加者意見

地震が少なく、津波がなく、災害の少ないところが瑞浪市の魅力だと思う。

市長の回答

ご指摘いただいたとおり、災害が少なく安全であることも瑞浪市の魅力の一つです。瑞浪市における南海トラフ地震の最大震度は震度6弱と想定されています。 市では、災害に強いまちづくりを推進するため、防災拠点の整備や物資の備蓄、相互応援協定の締結などを行い、来たるべき災害に備えております。しかし、災害から大切な命を守るためには、市民の皆さん一人ひとりが防災意識を持ち、日頃より家庭や地域、職場で防災への取り組みを行うことが最も重要であります。このため、市では「防災ガイドブック」を配布し、防災についての啓発活動を実施するとともに、各地域で防災訓練を実施するなど、地域防災力の向上を図っております。 また、昭和56年に建築基準法の改正があり、耐震基準が高くなりました。それ以前に建てられた家については、震度6弱の地震には耐えられない可能性があります。もし心配なら市が昭和56年以前の木造住宅については無料で耐震診断を行っています。耐震補強工事については139万円を上限として市が補助金を出します。

11.市長の仕事について

参加者意見

市長の仕事はどのような仕事か。

市長の回答

市長の仕事はいろいろとありますが、瑞浪市をどういうまちにするかという方向性を示すことです。その際に判断材料としているのが市民の皆さんのご意見です。市民の皆さんのご要望や職員からの提案を受けて実際にやるかどうかの決断を下して、市長が示した方向性を具体的に実現していただくのが市役所の職員ということになります。

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