平成28年8月31日 日吉地区

ページ番号1003054  更新日 令和2年2月17日

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1.酒波神社の観光資源としての活用について

参加者意見

酒波神社には800年の歴史があり、文化財でもある。PRの工夫によって観光名所として活かすことができると考える。

市長の回答

酒波神社は歴史的な文化財の一つであり、市として大切な観光資源として活用していきたいという思いがあります。行政の基本として政教分離という考え方があり、宗教施設に関しては市が整備を行うことができないという大前提があります。しかし、日吉町まちづくり推進協議会が工夫をされて、中学生がデザインした地域の案内看板を設置してみえます。酒波神社単体でPRしていくことは難しいと思いますが、まちづくり推進協議会が日吉町の観光施設の一つとしてPRすることは可能だと考えており、そういう形であれば市も支援させていただきたいと考えております。

2.衛生センターの施設について

参加者意見

深沢区にある市の衛生センターは平成29年度で終了すると聞いているが、終了後の建物をどうするか伺いたい。

市長の回答

深沢区の皆さんにご理解をいただきまして、市の衛生センターを長く運営させていただいてまいりました。施設が老朽化しており、同じ場所に衛生センターを建て直すことがいいのか、について検討しましたが、検討した結果、予算、利便性、深沢地区の方にご迷惑をかけているという問題があり、深沢地区の同じ場所に同じような施設を建設することはしないという結論を出しました。現在、瑞浪市の浄化センターの敷地内に併設するという方針で施設の建設中です。現衛生センターの施設は解体して更地にして、活用方法を検討するというのが結論になります。

3.鳥インフルエンザへの対策について

参加者意見

養鶏場において鳥インフルエンザが発生した際の影響や対応について危惧している。また、養鶏場があることによる生活環境への影響について危惧している。

市長の回答

鳥インフルエンザの防疫対策については、国・県・市で鳥インフルエンザ防疫対策マニュアルを作成し、もし仮に鳥インフルエンザが対象地域で発生してしまった場合、どのような対応をするのかを定めております。市だけの問題ではなく、発生した鶏舎から5キロ以内、10キロ以内でどういう対応をするのか、ということが決められてるので、国、県の協力をいただきながら対策を練っていくという形になります。ただし、発生してしまっては大変な被害になりますので、発生しないようにどうするかという点に重点をおいてマニュアルは策定されております。野鳥の侵入防止、関係者以外の鶏舎への立ち入りの禁止、車両や鶏舎の消毒などを行います。万が一、発生してしまっても県との協力体制のもとで拡散させないという方針で対応してまいります。
生活環境への影響については、減ってきているとは思いますが、ゼロではないということは認識しておりますので、気になる点がありましたら、市にご報告いただきまして、家畜診療所の職員が現地の作業内容等を確認し、必要に応じて経営者の方に改善指導をさせていただくという定めになっております。

4.経営者の変更による協定書の有効性について

参加者意見

白倉地区の養鶏会社の経営者が変わられるようだ。経営者と地元が協定書を結んでいるが、経営者が変わると、引き続き協定書は有効であるか。

市長の回答

その情報は存じませんでした。今まで結んでいただいていた協定書が引き続き有効なのか、もしくは新しい経営者の方と協定書を結び直さないといけないのかといった課題があろうかと思いますので、県とも連携をとらせていただきつつ、家畜診療所に確認いたします。また、区長さんにご連絡させていただきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。また、新たな経営者の方にも、もちろん周辺施設の生活環境へのご配慮にはご理解いただいて地域への迷惑がかからないように経営してもらわないといけませんから必要に応じて指導もしていきたいと考えております。協定書が有効かどうか、有効でなければどういう手立てがあるか、といったことについて家畜診療所よりご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。

5.北中学校建設の進捗状況について・スクールバスの運行経路について

参加者意見

北中学校の建設について進捗状況を伺いたい。また、スクールバスの運行経路について早めの対応を行い、親の合意を得ながら行っていただくようにお願いしたい。

市長の回答

現在は用地買収が終わり、用地の造成を行っている段階でございます。造成が終わりましたら、設計を行い、入札をして、建設を行うということになります。建設に関しては、実施設計の作成に入っておりますので、設計ができ上がり次第、入札を行い、工事をして平成31年度からの開校に向けて全ての施設整備を終える予定としておりますのでご理解ください。
スクールバスについては、運行の経路、停留所の場所を保護者代表の方、地域代表の方、教職員が構成員となります統合準備委員会で今年度から決定するべく現在検討中です。今まで統合準備委員会は校歌、校章、制服、カバンを決めていただいましたが、これからは、どの地域に生徒が多いか、などを調査させていただいた後に運行経路と停留所をお示しします。少しでも負担のないように配慮したいと考えております。ただ、家の前までスクールバスが運行するということはありません。生徒の皆さんには少なくとも1キロメートルほどは歩いていただくほどの負担は残りますので、ご理解願います。

6.学生の地域活動への参加について

参加者意見

夏祭りにバサラ踊りで参加してくれた学生の方が祭りを盛り上げてくれた上に、非常に礼儀正しく、良い印象であった。功労者表彰などの表彰の対象としてもいいのではないか。

市長の回答

私もいろいろな夏祭りに参加させていただき、学生の方々がいろいろな場所で地域の方々と一緒にバサラを通して触れ合っていただき、それぞれの祭りを盛大に盛り上げていただいております。表彰の対象となるのか、検討させていただきます。

(補足)
毎年、多くの学生の皆さんにイベントの会場設営や運営進行等にご協力をいただいおり感謝しています。市としても表彰の対象になりうると考えております。表彰は表彰基準に従って功労者表彰選定審査委員会で決定されますので、例えば、5年ごとに実施する周年表彰の際に、地域や関係団体から推薦をしていただくことで、表彰について検討させていただけるものと考えています。

7.雨降峠の改良事業の進捗状況について

参加者意見

雨降峠の改良について進捗状況はどのようか。早期に実現していただきたい。

市長の回答

雨降峠の改良については、県事業でございますが、なかなか進みませんでしたので、財産区の皆さん、区長会、議員等の協力により要望活動をしてまいりました。県は、用地買収が済んだところから工事を進めてみえます。雨降峠の課題は用地買収と保安林の解除です。用地買収にご理解いただかないといけないという点と、粛々と保安林の解除手続を行っていかなければなりません。

8.中山道・地歌舞伎のPRについて

参加者意見

中山道と地歌舞伎について観光PRの推進をすべきだと考える。

市長の回答

中山道、地歌舞伎という大変大切な観光資源があるわけですから、しっかりと磨きをかけて活用して全国にアピールして観光振興することで、ひいては日吉町のまちづくりにもつながるというご提案だと思います。県は、中山道宿の宿場町活用や地歌舞伎の活用に特に力を入れてみえます。瑞浪市には2つの宿があり、また、相生座という地歌舞伎の小屋があります。また、半原には半原文楽があるという素晴らしい環境があります。しかし、中山道だけで集客が見込めるか、相生座だけで集客が見込めるかというと、来客層が限定的になってしまいます。中山道、相生座、半原文楽、天狗塚、天神窯などの観光要素を広域的に連携させてPRしていくことが重要であると考えております。

9.移住定住施策のPRについて

参加者意見

空き家への取り組みについて、空き家・空き地バンク、リフォームへの補助金等も設けていただき、ありがたく思っている。高齢化が進む中、ますます空き家が増えていくと思う。もっとPRを進めるべきだと思う。

市長の回答

移住定住パンフレット「ゆっくり暮らそうみずなみで」というパンフレットに市の支援やメリットをまとめさせていただいております。住宅メーカーのハウジングフェア等に職員が出向き、移住や家の建築を検討してみえる方にパンフレットを配布し、瑞浪市への移住者を増やすために市のPRをさせていただいております。移住定住促進奨励金、三世代同居・近居世帯定住奨励金、若者世帯民間賃貸住宅入居奨励金などの移住支援制度も設けております。

10.防災訓練について

参加者意見

総合防災訓練が平成24年度に日吉地区で開催された。その後、防災訓練は行われていない。防災対策について方針を伺いたい。

市長の回答

今まで市は、市民の皆さんのご要望をいただき、地区ごとに総合防災訓練という大規模な防災訓練を行うことを中心として防災対策を進めてまいりましたが、全ての地区で総合防災訓練を実施しました。現在の市の方針としては、大規模な防災訓練は一通り終わりましたので、今度はもっと実践的な防災訓練として、地域の皆さんに身近な防災をご理解いただくために区単位などの小単位で防災について学んでいただくという方針で防災対策を行っております。日時、場所を調整してお申込みをいただければ消防署から消防職員が来て指導いたしますし、また、防災士という資格をとられた方々が、みずなみ防災会という組織を設立していただいておりまして、防災会の方々に防災訓練の内容を考えていただき、訓錬を指導していただいております。

11.農業応援隊について

参加者意見

農業応援隊とはどのようなものか。

市長の回答

農業応援隊については、瑞浪市、土岐市、多治見市の3市の構成で設立しました。市の農林課、県の農林課、JA、農家の皆さんという農業関係者だけに農業が任されていたわけですが、このままでは農業は先細りしてしまいます。高齢化、担い手不足が課題であるということで、農業関係者だけでなく、商工会議所、金融機関、行政、各種企業・団体も農業振興に力を貸そうという制度でございます。例えば、農家が作られた農産品を優先的に購入するなどの取り組みになります。

12.通学路の草刈りについて

参加者意見

通学路に草が繁茂している場所があり、危険である。また、市道天徳本郷線の市の資材置き場付近は木の枝が覆いかぶさっている。対応いただきたい。

市長の回答

通学路の草の繁茂については、頻繁にはできませんが、業者に委託をして草刈りを行っております。天徳本郷線は、一度現場を見させていただきます。

13.リニア工事車両の往来に係る市道補修について

参加者意見

リニア工事の工事車両の往来によって市道がいたんでしまった場合の修復は市が行っていただけるか。

市長の回答

リニアについては、JR東海が行ってみえる事業ですので、JR東海が責任を持って行う事業になるわけですが、JR東海だけでは実現できませんので、県や市が協力して一緒になってやっていくということであります。市道の管理については市の責任となりますが、例えば市道を工事車両が通って道路がいたんだ場合には、JR東海に補修していただくことを要求していくことになります。地元の皆さんに不安の声が上がっていることは承知しております。JR東海に対して、少なくとも地元の皆さんの負担や不安を感じないような工事になるように既に申し入れを行っているところです。

(補足)
現場を確認しましたが、当面経過観察とさせていただきます。

14.瑞浪高校の統廃合について

参加者意見

瑞浪高校の存続について状況を伺いたい。

市長の回答

公共施設等の在り方について、市は中学校の統合再編について取り組んでいるわけですが 県は同じように高校について統廃合をするという方針を決めております。大きなポイントは、3クラス以下になっている高校は統廃合の対象となるということです。瑞浪高校は4クラスありますが、これが3クラスになったら、統廃合の対象になってしまいます。3年後に再検証をすることになっており、4クラスを維持することができれば存続の可能性が高いということになります。教育委員会に各中学校を回って瑞浪高校の魅力を説明するように指示をしており、パンフレットを作成しているところです。

15.日吉町の将来像について

参加者意見

日吉町の将来像についてどのように考えているか。

市長の回答

日吉町の魅力は自然豊かな田園であると考えています。田園風景を残しながら日吉町が活性化するようなイメージを持っております。かつてと比べれば、高速道路インターや駅への交通の利便性も高まっていますので、利便性を活かして、どのように日吉町の田園都市としての価値を高めていくかが課題だと考えております。

16.発生土の処理について

参加者意見

リニア工事の掘削時にウランを含んだ発生土が出てきた場合にはどうするか。

市長の回答

ウランについては、もし掘削時に出てきてしまったら、その対応は、JR東海が責任を持って行うこととしています。JR東海には地元住民の安全安心を第一に考慮いただき、対策をとっていただくよう申し入れております。
ウラン以外にも、様々な環境への影響が考えられますが、JR東海が法律を遵守しながら工事を進められるよう注視してまいります。

17.リニア工事について

参加者意見

リニア工事については、JR東海から説明を受けているが、納得のいくまで説明を丁寧にしていただきたいと考えている。JR東海は、近日中に工事着手をしたいと言っているが、市で何とかならないか。

市長の回答

地元の皆さんにご理解いただきながら工事を進めていきたいとJR東海は考えております。工事着工後も発生した事案ごとに対応が必要だと考えてみえます。

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