平成28年7月20日 瑞浪(寺河戸等)地区

ページ番号1003049  更新日 令和2年2月17日

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1.地区のまちづくりの合同活動について

参加者意見

瑞浪地区は広範囲であり、それぞれの地域の地域性、目標、問題が異なるので、瑞浪地区だけでも協調性に欠ける部分がある。イベントを行っても他地区からの参加が少ない。地区の垣根をとってイベントを開催したい。例えば、地区全体でフリーマーケットを行ってはどうか。また、8地区が年に2,3回同日同時間帯に防犯パトロールをやってはどうか。

市長の回答

地域性の相違については、私もそう考えております。市長と語る会も瑞浪地区では山田地区、小田地区、寺河戸等地区の3箇所に分けて地域懇談会を開催させていただいております。これは、瑞浪地区は人口が多く、それぞれの地区で課題が違い、住んでいる方の考え方・気質も違うと考えているからです。まちづくり推進協議会では瑞浪地区全体としての活動も重要であると思いますが、小地区での活動も組み込まれると課題解消につながるのではないかと思っております。
他地区からの参加が少ないという課題については、市内8地区で年間5から8つほどのイベントを企画されています。中にはこの課題解消に成功してみえる活動もあります。日吉地区まちづくり推進協議会の天神窯まつりでは、日吉町の方は半分程で、残り半分は市外からみえます。やはり主催者の企画力、発信力によるものが大きいと考えております。稲津のフォークビレッジという取り組みも市内はもとより市外からも多くの方がいらっしゃいます。陶でも与左衛門窯の焼成など他地区からの応援がある事業もあります。区の垣根を越えたイベントの実施も重要ではありますが、まずは、地元の方々で楽しむことができるイベントとして発展することが大事であろうと思いますので、他地区の先進事例も参考にしながら創意工夫していただければと考えております。
地区全体のフリーマーケットにつきましては、ご提案がありましたことをまちづくり推進協議会の皆さんにお伝えしたいと思います。現在8地域がそろって行うイベントとしては、美濃源氏七夕まつりにおいて5周年ごとの記念イベントで区長会とまちづくり推進組織にご協力いただき、市内8地域の皆さんが一同に会して一つの行事を企画して実施しております。美濃源氏七夕まつりやバサラカーニバルの時には日吉地区の方や瑞浪地区の方がバザーを出されたりしており、祭りの活性化に尽力してくださっています。8地域のまちづくり推進協議会が集まる場がありますので、そこで提案を投げかけさせていただきたいと考えております。
8地区が年に2,3回同日同時間帯に防犯パトロールをやってはどうか、というご提案については、瑞浪市防犯推進の会が組織されており、そのもとに8地域の防犯パトロールのメンバーの方々が組織化されています。地域ごとの防犯パトロールは週に1回を目途に活動していただいておりますが、8地域同時に活動してはどうか、というご提案ですので、瑞浪市防犯推進の会、あるいは、8地域のまちづくり推進協議会に団結力の向上、交流促進につながるのではないか、ということでご提案があったことをお伝えしたいと考えております。

(補足)
まちづくり推進組織の活動について、地区同士の連携を通じて、活動のPRや活性化につなげるため、平成27年度の連合自治会・まちづくり連絡会意見交換会にて、「仮称:まちづくりの日」を作り、各地区がこれまで取り組んできた事業について、自地区内のみではなく、他地区と合同(参加、開催)で開催する旨を市民協働課より提案しました。各地区の回答を待ち、次年度まちづくり連絡会にて検討していきます。フリーマーケットについても、本提案内や美濃源氏七夕まつりなどで開催可能であり、この提案も含めて検討していきます。

(補足)
瑞浪市防犯推進の会に報告済み。平成28年12月に、各支部合同の「年末の防犯パトロール出発式・啓発活動」を計画中。

2.映画ロケ地の誘致について

参加者意見

映画のロケ地を誘致したら市の宣伝になるのではないか。

市長の回答

映画のロケ地の誘致については、瑞浪市としてましては、映画のロケ地になりますと、映画が放映され、宣伝効果があります。映画のロケ地選定の現在の流れといたしましては、制作されるプロデューサーから県へ問合せがあるようです。県の方からそれぞれのイメージにふさわしい市町村に対して問合せがあります。瑞浪市としてもロケ地として発信はしております。条件がありまして、市町村としては、ロケ隊を迎え入れる受入れ体制作りやエキストラ集めなどのお手伝いが必要になります。「キツツキと雨」、「四十九日のレシピ」といった映画では瑞浪市がロケ地として選ばれております。これからも映画のロケ地の誘致はさせていただきたいと考えております。

3.市の魅力のPRについて(カートレース場)

参加者意見

板取の「モネの池」のように発信の工夫によってPRできるところはないか。

市長の回答

フェスティカサーキットというカートレース場が竜吟湖の近くにあります。全長1,100メートルのカート場です。全日本クラスのカートレースの誘致にも取り組まれておりまして、地方の専用のカートレース場ではトップクラスです。年に8レースほど大きな大会が開催されます。こういった新たな観光資源となりうるものは市も応援させていただき、瑞浪市を発信する一つのツールにさせていただきたいと考えております。

4.駅周辺再開発について

参加者意見

駅前の再開発を考える会を立ち上げ、5回程、会合を開催している。市の都市計画課の方に協力いただいている。時間が必要になると思うが、今後も継続的にご協力いただきたい。

市長の回答

行政として道路、公園などの整備を行っており、駅前広場の整備も進めてまいりました。駅前の商店街の在り様を考えていただかないといけない時期にきていると考えております。あるお店が将来お店を大きくしたい、建て替えたいと思ったとしても隣同士と建物がくっついていたり、共同で建てられていたり、いろいろなケースがあると思いますので、一軒だけやりくりをして次につなげていきたいと思っても大変な状況であると思います。ある程度まとまった方々が協力して再開発しないと魅力のある統一的なまちづくりにならないのではないかと思います。国、県からの支援をいただけるチャンスも残されていますので、国、県を巻き込みながら瑞浪駅前の再開発を考えていただきたいという思いです。多くの地権者のご理解をいただかないといけませんし、総事業費も大変大きな額になりますので、ビジョンを立てて、設計をして、地権者の協力を得ていくというプロセスがあり、慎重に長い時間をかけてご理解を広げていきたいと考えております。市としましても国の補助メニューを活用しながらそれぞれの段階にあった支援をしていきたいと考えております。
駅北に関しましても、市の駐車場がありますが、地権者のご理解をいただき用地を拡大しました。駅北に関しても活用を考えていかないといけないと考えております。市の土地ですので、ある面で計画が立てやすく、財源次第ということになります。
リニア中央新幹線の経済効果を引き込むために、さらなる有効利用はないのか、といった検討が必要ではないかと考えております。

5.遊歩道活用のための土岐川清掃の延期実施について

参加者意見

土岐川清掃が中止になった。河川沿いに遊歩道がありますが、草が繁茂しており、迂回をされるケースがあるようだ。せっかくの遊歩道を活用できていないという状況になっている。

市長の回答

土岐川清掃は前日からの雨により、今回は中止にさせていただきました。約4千人の市民の皆さん方がボランティアで参加される大きなイベントですが、残念ながら天候不順で中止となってしまいました。やはり散歩をしていると草が繁茂しているので歩きづらいというご意見があります。新しく日にちを決めて実施してはどうか、といったご意見もありますが、今年は4千人の方に再度集まっていただくことはできませんので、中止とさせていただきます。区によっては既に自主的に取り組んでいただいたところもありますので、市で一斉に行う日を設けるということは今年はできません。各地区で自主的な活動の中で草刈りをされる場合には、日にちと時間を教えていただければパッカー車を回して草を回収させていただいております。来年度からは中止ではなく、予備日を設けることを想定しております。
河川の管理につきましては、基本的には県の管理になりますので、県にも情報提供して、維持管理してほしいという要望は伝えさせていただきたいと考えております。

6.リニア及び瑞浪恵那道路の進捗状況について

参加者意見

リニア開設によりメリットがあるか。瑞浪恵那道路の現状はどのようか。

市長の回答

リニア開業は以前は夢の乗り物でありましたが、現実になってまいりました。約14.5キロメートルの瑞浪工区においては、県内で一番に工事が発注されました。日吉町の南垣外に非常口を設置し、掘削を進めるようです。そこから東西7キロメートルにわたって土砂を掘り出されるようです。南垣外の皆さんからは約10年間の工事期間においてはダンプの行き交いがありますので、生活に配慮して工事をしてほしいという要望が出ております。まったく迷惑がかからないということにはならないとは思いますが、なるべくご迷惑にならないように地域の皆さんの要望をJR東海・建設会社に伝えてまいります。
瑞浪恵那間は、名古屋から中津川までの約100キロメートルの国道19号線のうち、唯一対面通行箇所12.5キロメートルが残されており、昨年度バイパスの建設について事業化が決定しました。昨年度は5千万円程の事業費で調査が行われました。今年度は1億の予算がついておりまして、引き続き、調査、設計に入っていただいています。来年度から用地交渉に入り、工事に入っていくというところでございます。リニア中央新幹線が開通するまでに瑞浪恵那道路が全線開通するよう恵那市と連携して要望活動を続けていきたいと考えております。

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