平成28年7月27日 稲津地区

ページ番号1003052  更新日 令和2年3月11日

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1.転入者に対する歓迎会の開催について

参加者意見

「ゆっくり暮らそうみずなみで」という移住定住パンフレットを発刊するなど移住定住政策を進めているようだ。瑞浪市外から市内に就職された新就職者に対しておもてなしの心を持って歓迎会を開いてはどうか。内容は市長からの歓迎のあいさつ、会食パーティー、映像による瑞浪市の紹介など。瑞浪市にずっと定住したいという思いを持っていただくような歓迎ができればいいと考える。

市長の回答

そういう思いで市は商工会議所と連携して、平成13年まで新就職者の歓迎会を開いておりました。しかし、新就職者の人数も減って参加者が減り、また、新就職者は即戦力であるため、企業から参加の許可が出ない場合もでてきて、さらに参加者が減ったことにより、歓迎会は中止となりました。もう一度ニーズがあるかどうか、効果があるかどうかを考えて商工会議所にご提案をお伝えして開催を検討したいと考えております。今は高校生、大学生に企業訪問していただいて、企業の方々と触れ合う機会を設けたり、地元に就職していただける機会を設けているようです。

(補足)
商工会議所に、新就職者歓迎会の提案があったことを連絡しました。

2.地域包括ケアシステムの構築・高齢化に伴う財源の確保について

参加者意見

平成27年度から在宅介護を推進していく中で、国は地域包括ケアシステムを作っています。瑞浪市では昨年度事業所が集まる会議があったが、その後の状況を教えてほしい。また、高齢化が進む中で財源をどのように確保するか。

市長の回答

高齢者の方が住み慣れた地域で安心して住み続けることを目的として、地域包括ケアシステムにおきまして重要な事業となる医療と介護の連携につきましては、土岐医師会の協力のもと土岐市瑞浪市在宅医療連携推進委員会という委員会を立ち上げまして医療・介護資源の把握、専門職を対象とした研修、市民への啓発を行うための市民講座等、医療・介護の連携を図る事業を現在初めております。また、介護予防、生活支援の分野では介護予防教室の充実、認知症カフェの開催などによりまして高齢者の方が地域で元気に生活できる手助けや生活支援担い手養成講座によりまして地域で生活支援の担い手養成の手助けをすることも行っております。地域包括ケアシステムでは各地域での多方面・多職種の連携による体制作りが求められており、現在行っている事業の内容の見直しや充実を図りながら、さらに構築を進めていきたいというのが現在の瑞浪市の状況でございます。
瑞浪市の場合には、土岐医師会ということで瑞浪市の医師と土岐市の医師が一つの医師会で連携をとっておりますので、土岐市と連携しながら地域包括ケアシステムを作っていくという形になります。
財源の確保については、人口減少・企業減少により税収が減っていくことが予想されます。今までどおり多くの税収を確保することは難しく、それぞれの時代の税収に合ったやりくりを考えていかなければならず、市は行財政改革に取り組んでおり、現在、第5次行政改革に沿って歳入を増やす努力と歳出を削減する努力を行い、必要な予算を確保していきたいと考えております。市民の皆さんや企業の皆さんからいただいた税金である自己財源だけでは総額を確保することはできませんので、国、県から交付税や補助金をいただいて財源を確保しております。その中で公共施設の在り方については、福祉サービス・介護サービスを維持していくためにも予算を倹約していくことに取り組んでいきたいと考えております。
若い方々の定住については働く場所の確保も必要ですし、もう一つは瑞浪市で働かないまでも、瑞浪市で住んでいただくために、瑞浪市は住んでいただくにはとても良いところだということに気づいていただき、住むなら瑞浪市で住もうと思ってもらえるように「ゆっくり暮らそうみずなみで」という移住定住パンフレット冊子を作らせていただきました。パンフレット冊子をハウスメーカーにお配りして使っていただいたり、名古屋のハウジングフェアなどに職員が出かけて家を探して見える方に配布させていただいたり、瑞浪市に移住していただくためのPR活動を地道に行っておりますので、ご理解いただきたいです。

3.教育資金の補助について

参加者意見

スポーツや習い事などの子育てに係る資金について補助金等をつくってはどうか。

市長の回答

教育資金の無利子貸与、習い事の無利子資金貸与という形でご提案をいただきました。加知さんという神奈川県で開業医をやってみえた方が瑞浪市に3億円の寄附をしていただき、この寄附金を基金として加知奨学基金を整備しました。大学に行きたいが経済的な理由で大学に行くのをあきらめないといけないという方に対して大学進学の際に、月に3万円、入学金20万円の給付型の奨学金になります。これは返済の必要はありません。加知奨学基金に合わせて高校生に対しても市費で月1万円の奨学金を給付型で支給させていただいております。経済的条件や学力などの条件をつけさせていただいております。審査に関しては教育委員会で行っております。今、国の方も給付型の奨学金を制度化することを検討しているようです。また、地域では東濃信用金庫が東信育成基金という奨学基金がありまして、条件をクリアすれば奨学金をいただけるということになります。学校の先生にご相談いただければその家庭に合った奨学金をご紹介いただけると思いますので、ご相談ください。
スポーツや習い事への補助金については、申し訳ありませんが現在考えておりません。そのかわり、市が行うスポーツ講座や各公民館の講座等がありますので、ご参加くださればありがたいと考えております。

4.イベントの企画体制・人材育成について

参加者意見

企画体制をしっかり作り、イベントの企画がマンネリ化しないようにお願いしたい。美濃源氏七夕まつりにおいては、クレイオブジェの廃止・見直し、地元住民のためのカラオケ大会の実施、フリーマーケットの実施を提案する。職員の企画力育成にも力を入れていただきたい。

市長の回答

市内でいろいろなイベントが行われております。例えば、美濃源氏七夕まつりにおいては実行委員会が企画・運営しておりまして、創意工夫をされています。クレイオブジェの見直し、カラオケ大会の実施、フリーマーケットのご提案につきましては、実行委員会に反省会の折に伝えさせていただきます。
人材の育成は、大変重要であると考えております。人材育成につきましては、職員のレベルを上げないといけないと考えており、研修を受けさせております。東京の研修機関に職員を派遣し、専門的な勉強をしてもらったり、県庁へ出向させたり、現在は国土交通省へも職員を派遣しています。また、県の税務署へも職員を派遣させていただいて税の徴収についてノウハウを勉強してもらっています。企画をする際には、職員のみではなく大学の先生などの専門家を交えて他市の先進事例も踏まえて検討しています。

(補足)
美濃源氏七夕まつり実行委員会へ、ご提案内容のクレイオブジェの見直し、カラオケ大会の実施、フリーマーケットを伝えさせていただきます。

5.熊本地震に対する支援について

参加者意見

熊本地震に対して物産展などで支援を行うことは考えているか。

市長の回答

そういう支援の在り方は考えておりません。熊本地震に関しては、介護士、保健師の職員を派遣しており、また、義援金を集めています。熊本地震の場合には熊本や大分の一部で大きな被害が出ましたので、九州、四国内の近くの市町村さんが救援に行っているようです。物産展につきましては、東日本大震災の復興支援ということで、中京高等学校の生徒さんが中心となりまして、東日本まで仕入れに行かれて東日本の特産品を瑞浪駅前の空き店舗を利用されて販売し、売上金を寄付されるという活動をされてみえますのでご紹介させていただきます。

6.人口流出の対策について

参加者意見

人口流出を食い止めるために、どのように瑞浪市をアピールするか。

市長の回答

人口減少の理由は2つあります。自然減少と社会減少があります。自然減少とは、生まれる数と亡くなる数の差で、マイナスになるということになります。社会減少とは、転出する数と転入する数の差でマイナスになるということです。瑞浪市としては、社会減少をなんとか食い止めようとしており、移住定住パンフレットを作り、瑞浪市の素晴らしさを紹介しています。瑞浪市に住んでいただくような活動を一生懸命やっています。瑞浪市は7箇所の区画整理を行いましたので、優良宅地が多くあります。持ち主の方がお子さんやお孫さんのために家を建ててもらうと定住が増えるということになります。土地を売っていただければ瑞浪市に移住される方が増えると考えています。また、学園台には約250区画程宅地が残っています。多治見や土岐と比較すれば、瑞浪市は広くて安い土地が買えます。恵那、中津川になりますと、JRの本数が減ってしまいます。移住定住パンフレットなどのPRによって、また、トップセールスによって瑞浪市を選んでいただけるように努力いたします。
自然減少については、赤ちゃんを産んでいただけるような若いカップルを誕生させていく取り組みが大事だと考えております。出会いの機会を設けるため、婚活パーティーの実施に対して1回最大10万円の交付金を出させていただいております。これを利用して消防団の方々などが出会いの場を設けていただいております。若い方々に結婚していただいて家庭を持っていただくことが自然減少を減らす取り組みになると考えております。

7.ふるさと納税の推進策について

参加者意見

ふるさと納税は全国の自治体がサービスを拡充しているようだ。瑞浪市にふるさと納税をしてもらうような工夫をしていただきたい。

市長の回答

ふるさと納税は国が始めた制度ですが、もともとは故郷に納税して、故郷へ恩返しをするという趣旨で始まったものですが、現在は、サービス合戦になっておりまして、故郷に関係なくどこの市町村がどれだけ豪華な返礼品をするかという競争になっております。私は、本来の目的に沿っていないと思っております。しかし、基本理念は基本理念としながらも、時代の潮流もありますので、見直しを行うことも必要かと思います。瑞浪市が行っているふるさと納税のシステムを理解しやすく、また、返礼品について注目を集められるようなものにしたいと考えて準備をしています。市外、県外に出ている方に対してふるさと納税のお声かけをしていただきたいと考えております。瑞浪高校の卒業生については、東京にお住まいの方に、ふるさと便という形で定期的に広報みずなみをお送りしており、何人かの方にふるさと納税を行っていただいております。

8.資源回収について

参加者意見

稲津は中学校が統合し、資源回収が年4回から年2回に減ってしまった。中津川市では、24時間の回収ボックスがあると聞いている。瑞浪市でも同様の仕組みを作っていただけないか。

市長の回答

子どもの数が減り、保護者が減ってきておりますので、資源回収が人手が足りずに回数が減るのはやむをえないかと思っております。釜戸の場合では幼児園と小学校と中学校が同時に回収をして回数を確保するという工夫をしています。自主的にやっていただいているものですから、市から増やすか、減らすかといったことは言いにくいところでございます。工夫してはどうかといったことは学校に投げかけさせていただきたいと考えております。
資源ごみの回収ボックスについては、クリーンセンターに24時間利用可能なリサイクルステーションを設置させていただいておりますので、ご活用ください。

9.新婚夫婦に対する賃貸住宅の助成について

参加者意見

新婚夫婦に賃貸住宅の助成があればよいと考えている。

市長の回答

ご提案いただいた制度を平成28年1月1日から開始しております。市内の民間のアパートに入居した新婚若者世帯の方に2年間に渡りまして月1万円の家賃補助をさせていただいております。市内の方が市内の土地を買って家を建てられる方は最大25万円の奨励金を受けることができます。市外の方が市内に土地を買って家を建てられる場合は最大50万円の奨励金をお出しするといった施策を行っております。移住定住パンフレットの中に移住定住の支援制度が分かりやすく載っておりますので、是非ご覧ください。

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