平成28年7月19日 瑞浪(小田)地区

ページ番号1003048  更新日 令和2年2月17日

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1.インフラ施設の内容について

参加者意見

インフラ施設にはどのようなものが含まれるか。

市長の回答

例えば土岐橋や松ヶ瀬橋などの橋があります。橋の調査をいたしまして老朽化した橋を改修する、あるいは、改修しても問題がある場合には架け替えなければならないということです。現在、市内に15メートル以上の長い橋が86橋ありますので、これを先行して調査をさせていただきまして、改修・架け替えの計画を策定しております。目標では平成44年度までに橋の長寿命化を実施していきたいと考えております。下水道に関しましては、市内に約210キロメートルの下水道管が張り巡らされています。72キロメートルの耐震性のない下水道管がありますので、平成24年から計画的に下水道管の耐震工事を進めさせていただいております。特に約31.2キロメートルの緊急性を要する下水道管については、平成24年から平成30年度を目安として更新中でございます。最優先しているのは、医療施設に接続している下水管、地震の際に被害の可能性の高い陶器でできた下水管、避難所に接続している下水管、法定耐用年数50年を超過した下水管、老朽度が激しい下水管です。

2.県との連携による複合化について

参加者意見

複合化について、県との連携など横との連携をとっていただければ、維持費も分担されて安くなるのではないか。

市長の回答

今は各市町村ごと、各県ごとに公共施設等総合管理計画を立てるように要請されております。しかし、いずれは市の中だけで考えるのではなく他市との連携や県との連携で公共施設の機能を維持していくという検討も必要になると思います。例えば、ごみの焼却場については、1施設建てるのに150億程かかるわけですが各市ごとに必要なのか、ということです。他市と連携して1施設建てて、共同運営していけばいいのではないか、といったことが考えられます。また、道路が整備されている中で、それぞれの市で消防署を運営する必要があるだろうか、というテーマがありまして、東濃5市において、協議をしております。当面の検討事項は通信指令機能の集約化です。火事などの通報を受けて、一番近いそれぞれの署に出動の指示を出すという機能について一箇所に集約できるのはないかと考えて、研究させていただいているところです。

3.市営住宅の在り方について

参加者意見

南小田町に雇用促進住宅という建物があり、地震などの際に安全性に危惧がある。小田の市営住宅など安全なところでお住まいいただくよう配慮できないか。

市長の回答

市民の皆さんの安全・安心の確保は行政の最優先課題であります。危険性の高いところにお住まいの方には耐震性のある安全な市営住宅にお住まいになられることをお望みならご紹介するということはやらせていただいております。ただ、お住まいの皆さまのお考えもありましてなかなか思うようにご転居いただけていない場合もあります。市営住宅は500室程ありますが、空いている部屋が多くなってきています。古い市営住宅が周辺部にあります。例えば、小里団地がありますがお住まいの方が少なくなっておりますので、新しく建て替えるよりも空いている安全な市営住宅に転居していただけないかというお願いをして、その代わり、小里の市営住宅は廃止したいと考えております。しかし、引越しを拒まれる方がみえます。そういったご意見も尊重しながらどういう方法が良いか考えさせていただきたいと思います。市営住宅が現状のまま必要なのかを見直すとともに、民間アパートの借上げなどの代替方法を検討します。いずれにしましてもお住まいの皆さまに対して安全を確保することにはきめ細かく対応していきたいと考えております。 ご指摘の雇用促進住宅については、雇用促進事業団(現在:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)の管理であり、市の管理ではありませんので、お答えすることができませんが、よろしくお願いします。

4.ソニー跡地の跡利用の状況について

参加者意見

ソニー跡地の有効利用をしていただきたい。現状をお示しいただきたい。

市長の回答

ソニー跡地については、早急に企業誘致をしたいと考えております。ソニーの子会社が製造を中止されたことにより、現在はソニー株式会社本体が所有しております。転売をしたいという意向を持っていらっしゃるようです。現在、市には企業誘致が可能なまとまった土地としてソニー跡地、統合後の釜戸中学校、陶小学校の3つがあります。トップセールスでアピールしております。

5.社会福祉協議会の支部の倉庫について

参加者意見

社会福祉協議会の瑞浪支部において社会福祉協議会の事務局に倉庫をつくっていただくように要望させていただいている。現在、備品は個人が管理している状況である。市としても善処していただきたい。

市長の回答

どういう状況なのかを調査したいと考えています。

(補足)
社会福祉協議会と協議したところ、ハートピアの東側にある社会福祉協議会の倉庫を各地区の社協支部や関連団体が使用できるように取り計らっていただきました。

6.リニア工事の進捗状況について

参加者意見

リニアの事業が動きだしているようだ。市としてはどのようなメリットがあるのか。

市長の回答

リニアの事業が着々と進んでおります。岐阜県下は約50キロメートル、そのうち、瑞浪市では約14.5キロメートルの路線が走り、全て地下を走ります。中津川、恵那、御嵩町の一部で地上を走られるようです。現在の状況としては、発生土の受入場を民間から受け付けており、岐阜県工区では瑞浪工区が初めて工事会社との契約をJR東海が行いました。これから具体的に工事に入っていきます。概ね瑞浪工区の完成は2026年の9月になるようです。工事の進捗状況はそのような状況です。
市のメリットとしては、固定資産税としましては、工事用の作業口ということで約7千平米ほどの用地を日吉の南垣外で確保されまして、そこに工事拠点と作業用のトンネルを作られます。100メートル程のトンネルになりますが、そこから掘削を進めていきます。その約7千平米の分については固定資産税を納めていただくことになります。作業口の後は、避難路・維持管理出入口として使われます。JR東海は民間企業ですので、トンネル内の施設については償却資産ということになります。
ただ、南垣外の皆さんは、大変心配をされております。リニア着工については、国土交通省の承認も得ている事業でありますので、国家的プロジェクトであるとのご理解をいただいているところであり、10年間の間、南垣外に負担があるだろうから少なくともトラブルがないように、また、騒音や粉塵等に地域住民が巻き込まれないように最大限の配慮をいただきたいとご意見が上がってきております。毎月1回、JR東海と瑞浪市と地域の代表の役員さんとで情報交換の場を設けており、地域の皆さんにご理解をいただきながら、JR東海も細心の配慮をしながら工事を進めたいと言っておられます。住民の心配が少しでも和らぐように市も間に入り、JR東海へ要望は伝えさせていただいております。

7.市の将来像について

参加者意見

将来的な視点にたって市の具体的な展望はあるか。

市長の回答

瑞浪市は企業誘致も行いますが土地もありませんし、大工業地帯になる要素はない、また、マンション街になる要素もないと考えています。市民の皆さんがいろいろな場面で自然豊かな瑞浪市に住めて幸せだと感じていただけるような瑞浪市にしたいと考えております。そうすることによって瑞浪市にずっと住み続けたい、また、市外の方々が移り住んでみたい、というような瑞浪市にしたいと考えております。そう考えると瑞浪市の自然環境は守っていかなければいけません。瑞浪市の大きな特徴は、素晴らしい教育環境です。先進的な取り組みを行いました幼児園があり、小学校、中学校があり、高校は公立高校に加え、有名な私立高校が2校あります。また、大学もあります。多くの学生が瑞浪市に通ってみえます。瑞浪市の素晴らしい教育環境をもっと整備し充実する中で、瑞浪市には大きな工場もないし、大きなマンションもないが、安心して子どもを産み育てて教育を受けさせる環境があるんだということを思っていただけるような瑞浪市にしていきたいと考えております。

8.市の発信力について

参加者意見

市の発信力についてはどうか。

市長の回答

確かに瑞浪市は良い取り組みをたくさんしていますが、発信力が弱いことは反省しております。トップセールスもしていかなければならないし、市をあげて市民の皆さんにも協力をいただきながらアピールしていかなければならないと思います。参考までに住みよさランキングという東洋経済社が行っている調査があります。様々な分野の公式統計を用いて算出した全国各都市の都市力を表したものであり、住民の生活の場面に応じた安心度、利便性、快適性、富裕度、居住水準充実度の5つのカテゴリーにおいて数値化してランキングを決めております。全国790市に東京23区を加えて813市区が対象になりますが、瑞浪市は187位です。東濃5市ではトップでございます。そういう評価も一部ではあるということを自信としてまちづくりを進めていきたい、全国に発信していきたいと考えております。 広報については、月2回皆さんに読んでいただけるように、目を引くよう工夫をしております。広報には市の情報が詰まっておりますので、市民の皆さんには、是非広報を読んでいただきたいと思います。また、市外の方へのPRとしては瑞浪市の行政サービスをまとめたパンフレットもまとめさせていただいております。

9.警察署の移転について

参加者意見

多治見警察署の移転改修の計画があるようだ。是非瑞浪市に近いところに立地していただければと思う。

市長の回答

県は各市の意見も聞きつつ、県が最終的に決められます。用地の問題もありますし、予算も決まっている中で総合的に考えて県が最終案を決めつつあります。

10.土岐川清掃の予備日について

参加者意見

土岐川清掃は中止になった。予備日を設けてもらえないか。

市長の回答

土岐川清掃では、毎年、約4千人の方にご参加いただいています。前夜から雨が降っていましたので、危険と判断しまして中止にさせていただきました。4千人の方をまた集めるということは難しいという判断もあり、決定としては、延期ではなくて中止とさせていただきました。区長さんの判断で自主的に草刈りを行っている地域もみえます。市の職員が声をかけあって自主的に草刈りをやらせていただいた箇所もありました。連合自治会という区長会長さんが集まる場で、一斉清掃はできないが、各区長さんのお力で草刈りの日を決めてやっていただけないかというお願いをさせていただきました。日時が決まれば当然パッカー車を出させていただきまして刈り取った草はパッカー車で回収させていただきます。呼びかけはさせていただいているところです。
来年以降は予備日について検討させていただきたいと考えております。

(補足)
他のイベント等と調整のうえ、予備日を設ける方向で検討します。

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