平成28年7月29日 大湫地区

ページ番号1003053  更新日 令和2年2月17日

印刷大きな文字で印刷

1.メールマガジンによる市政情報の提供について

参加者意見

スマートフォンで子育て支援情報を提供すれば若い世代のためにも良いと思う。平成27年12月から子育て支援、健康情報、生涯学習、移住定住の情報提供メールを発信されているようだが、最近まで知らなかった。もっと広く周知してはどうか。

市長の回答

瑞浪市は市民の皆さんからのご要望や国、県からの指導に基づき、いろいろな施策を行っております。ただし、そういった良い事業が市民に伝わっていないということが課題です。隅々まで市民の皆さんに知っていただくのは難しいと実感しております。今まで一番の情報発信媒体として、広報を月2回発行させていただいておりましたが、現在はスマートフォンで情報を得られる方も多くなっておりますので、スマートフォンを通して情報発信させていただく必要もあると考えております。「絆メール」という防災・防犯に関するメールは以前から実施しておりましたが、子育て支援、健康情報、生涯学習、移住定住に関するメールマガジンも登録制で情報発信させていただいております。多くの方に登録していただくようにPRしていきたいと考えております。

2.移住定住施策の差別化について

参加者意見

移住定住の促進のために、空き家等改修補助金が整備されている。空き家バンクに登録される建物は昭和56年以前に建設された建物が多く、耐震性の観点から改修が必要だ。もっと支援を充実してはどうか。いろいろな市が様々な施策を実施しているので、目立った支援が必要だ。

市長の回答

市同士でサービス合戦をしてはきりがありません。そういう競争ではいつか限界がくると思います。水道整備や道路整備などがしっかりしていて、補助制度もあるという総合的な判断のもとで瑞浪市を選んでいただけると考えております。移住定住パンフレットとして「ゆっくり暮らそうみずなみで」というパンフレットをまとめています。その中で瑞浪市は素晴らしい教育環境があることを大きくアピールしています。先進的な取り組みとして保育園と幼稚園を一体化した幼児園があり、園を変えることなく親のニーズに沿って教育部、保育部を選ぶことができます。公立高校の他に、素晴らしい私立高校が2つあり、また、大学がある。瑞浪市の中で大学の教育まで完結するという恵まれた教育環境があります。空き家に移住していただいた場合、空き家の改修について上限100万円の補助金を用意しております。改修費の一部はこの補助金で支援させていただいておりますので、素晴らしい生活環境と補助制度の両方によって瑞浪市をアピールして移住定住につなげていきたいと考えております。

3.豊かな自然とコミュニティ組織のPRについて

参加者意見

移住者には豊かな自然の中で子育てしたいという声やコミュニティ組織が確立しているところに住みたいという声が多いことを感じている。相談体制があることが安心感につながるので、移住者を迎える温かな体制が必要だと思う。

市長の回答

瑞浪市の魅力は豊かな自然ですし、まちづくり推進組織が確立してコミュニティがしっかりしていることも魅力だと思います。若い方々の価値観が、都会志向から田舎志向へと変わってきているという記事もあります。瑞浪市の魅力をしっかりとPRすることが重要だと考えております。

4.企業誘致について

参加者意見

若い方が住むということを考えると、雇用の場が必要だと考える。企業誘致にも力を注いでいただきたい。

市長の回答

移住定住を考える際には、働く場所があるかということは重要な要素であると考えています。ソニー跡地、釜戸中学校の跡地、陶小学校の跡地について企業誘致もやらせていただいております。クリエイションパークという工業団地を作り、12社が入っていて、1社においては最近、立派な工場を作られたのですが、求人しても就職者が集まらないようです。そういう状況を考えれば、既に一定の雇用の場はあります。市はハローワークと協力体制をとって、本庁舎の1階のフロアに専門のパソコンを設置して就業支援をしておりますので、ご利用いただければと考えております。

5.観光客の大湫町への動線について

参加者意見

大湫が指定管理を受けるということで体制作りをしているところである。大湫は観光名所としての役割が大きくなるわけだが、観光客の公共交通機関との接続も重要になる。デマンド交通の見直しが行われて便数も増えたために住民生活の利便性は向上したが、観光客の利用についても配慮いただきたい。

市長の回答

デマンド交通については、地域の皆さんの足の確保を第一の目的としております。現在の体制としては、観光客はデマンド交通を利用することはできません。観光客の足の確保も確かに重要な課題だと思いますので、波及的な利用が可能かどうか検討させていただきます。

(補足)
事前に登録をしていただければ、観光客でもデマンド交通の利用が可能ですので、観光客の利用登録についてもPRしていきます。

6.市債減少の取り組みについて

参加者意見

市長就任以来、30億前後、市債が減っている。どういう取り組みをしたのか。

市長の回答

行財政改革の取り組みを行いました。職員定数の適正化を行ってきましたし、新規借入は借金返済額以内として、余力がある際には繰り上げて借金を返すという努力も行っております。

7.宿場町としての大湫町について

参加者意見

大湫町は宿場町なので、大湫区長会の大きな課題は指定管理や米屋の維持管理などをしていくことだ。市は宿場町としての大湫町にどのような構想を持っているか。

市長の回答

単に宿場町を残せばいいというわけではなく、大湫町は積極的に活動しているので、観光地として商業ベースに乗せられないかという思いを持っております。今は丸森の改修をして、資料館的な役割を果たすことを考えております。新森に関しては食事処、お土産の売り場などをイメージできないかと考えております。宿場町としての役割を充実していきたいと考えております。ただし、大湫町の観光資源だけで誘客することは難しいと思いますので、大湫町の核となる機能ができれば瑞浪市の他の観光資源と相乗効果を図ることが重要であると考えております。

8.大湫町の方向性について

参加者意見

オオクテツクルテという組織もできて、陶芸、ものづくりの場としてのイメージも作られつつある。市の方も大湫町の方向性について考えていただきたい。

市長の回答

大湫町は宿場町がキーワードになってきていますが、陶芸の町というイメージも面白いと考えております。いろいろな活躍の方向性があると思いますので、いろいろな方向を思案していく必要があると考えております。

このページに関するお問い合わせ

みずなみ未来部 企画政策課
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。

企画政策係 電話:0572-68-9740
デジタル推進係 電話:0572-68-9735