クロバネキノコバエについて
市内において「クロバネキノコバエ」が大量発生し、困っているとの相談が多く寄せられています。
大量発生すると大変不快に感じる虫ですが、人を刺すなど直接被害を及ぼすことはありません。
生態
成虫は体長1、2ミリメートルで黒色、黒褐色です。年間を通して最も発生しやすいのは梅雨の時期で、高温多湿(気温30度、湿度70%以上)が好条件です。年によっては、秋ごろに発生する場合もあります。
1日の間では、夜明けから午前10時ごろまでが大量発生する時間帯で、その後は飛び回らなくなることが多いようですが、気候によっては1日中飛び回ることもあります。
発生源は畑、プランター、野山などの腐葉土等と言われていますが、現在のところ特定はされていません。
白などの明るい色のもの(壁など)に集まりやすい傾向があります。
対策
クロバネキノコバエは生態に関して不明な点が多く、駆除することが難しい虫です。屋内への侵入防止に努めてください。
- 屋内……窓やドアの締め切り、換気扇の自粛、サッシの目張り
(注)熱中症予防や新型コロナウイルス感染症対策のため、適切な換気を行ってください。 - 屋外……侵入経路となる窓やドアの横に扇風機を設置する、網戸やサッシへの殺虫剤の噴霧
(注)広範囲への薬剤の散布は、自然環境への負荷・健康被害が懸念されるため避けてください。
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