住宅用火災警報器
住宅用火災警報器とは・・・
火災が発生したときは、目で煙や炎を見たり、鼻で焦げ臭いにおいを感じたり、耳でぱちぱちという音を聞いたり・・・と五感によって気づくことがほとんどだと思います。しかし、それだけでは、就寝中や仕切られた部屋などで物事に集中している時などには、火災に気づくのが遅れてしまいます。
そこで、住宅内での火災の発生をいち早くキャッチし、知らせてくれるのが、住宅用火災警報器です。
住宅用火災警報器は、火災により発生する煙を感知し、音や音声により警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器です。
通常は、感知部と警報部が一つの機器の内部に包含されていますので、機器本体を天井や壁に設置するだけで、機能を発揮します。
住宅用火災警報器を設置しよう!
火災による死者の約7割は住宅で発生!
令和4年中の住宅火災の件数は、総出火件数の3割ですが、住宅火災による死者数は総死者数の約7割を占めています。
平成16年の消防法改正により、全住宅の寝室等に設置が義務化されました。
詳細な設置場所については、「住宅用火災警報器の設置場所」をご覧ください。
お住まいの住居に住宅用火災警報器が設置されているか確認をしてみましょう!
住宅用火災警報器の作動確認をしましょう!
「電池切れに注意!」定期的に作動確認をしましょう。
住宅用火災警報器は電池が切れると作動しなくなります。定期的に点検ボタンを押すなどして作動確認を行いましょう。
定期的にお手入れをしましょう。
住宅用火災警報器はホコリが入ると誤作動を起こす場合があります。定期的に掃除を行いましょう。掃除の方法は機種によって違いますので取扱説明書をご確認ください。
警報音が鳴った時は…
住宅用火災警報器は、電池が切れそうになった際や故障の際に音や光で知らせてくれる機種があります。警報音が鳴った時の対処方法は取扱説明書を確認してください。