観音堂

ページ番号1002204  更新日 令和6年4月1日

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写真:大湫宿

大湫観音堂は、かつての宿場町西側の高台に所在する観音堂で、難病平癒(へいゆ)(特に足の病)や道中加護のご利益(りやく)があると言われ、現在も地域住民の信仰を集めており、古記録には、かつては東方に所在する神明神社の境内に観音堂が建てられていたこと、享保6年(1721)年に現在地へ移されたこと、文政7年(1824)年の大火で焼失したこと、弘化4年(1847)に再建されたことなどが記されています。
大湫観音堂の絵天井は、堂内の格子天井に花鳥草木を題材にした60枚もの絵画が描かれているもので、出来も色彩も優れ、160年を超える歳月を感じさせない秀作であるとして瑞浪市の有形文化財に指定されています。
天井には絵画とともに「弘化四丁未春・暁峰三尾静」の銘が見られ、この絵天井が弘化4年の観音堂が再建された際に描かれたこと、また絵を描いたのが恵那郡(えなぐん)付知村(つけちむら)(現中津川市)出身の画人で、美濃・飛騨をはじめ尾張・三河・信濃など広範囲にわたって活躍した三尾暁峰(みおぎょうほう)であることが知られます。
観音堂は通常堂内に立ち入ることができませんので、外からガラス越しでご覧いただけますが、観音堂(建物)に彫られた彫刻なども意匠に優れ、一見の価値があります。

写真:観音堂と紅葉の全景
観音堂と紅葉
写真:観音堂からの宿場と笠置山
観音堂から宿場と笠置山を望む
所在地
瑞浪市大湫町
アクセス
JR釜戸駅から4.1キロメートル、中央道瑞浪ICから12.1キロメートル
問合せ
瑞浪市経済部商工観光課
電話
0572-68-2111(瑞浪市役所)
ファクス
0572-68-9862
Eメール
shoko@city.mizunami.lg.jp

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