瑞浪市化石博物館ニュース 2017年9月~12月

ページ番号1004216  更新日 令和4年10月29日

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瑞浪市化石博物館のクリスマス

2017年12月24日:クリスマス期間中はエントランスホールにツリーや電飾が登場。また、ラミネートカードを配布しました。

写真:化石博物館クリスマス

写真:化石博物館クリスマス2


配布したカード。ツリーの前で記念撮影。

11月から12月にワークショップを開催

2017年12月12日:毎年恒例の秋のワークショップ期間。「小さな化石モンスターを探せ」と「コハクの原石を磨こう」を開催しました。

写真:小さな化石モンスターその1

写真:小さな化石モンスターその2

写真:小さな化石モンスターその3

写真:小さな化石モンスターその4

写真:小さな化石モンスターその5

写真:小さな化石モンスターその6


小さな化石モンスターをさがせの様子。1センチほどの哺乳類化石を洞窟の堆積物から探します。細かな作業ですが真剣にさがしました。見つけた化石は標本ケースに固定しました。

写真:コハクの原石1

写真:コハクの原石2

写真:コハクの原石3

写真:コハクの原石4

写真:コハクの原石5

写真:コハクの原石6


コハクの原石を磨こう。コロンビアで採集したコハクの原石をカッターで成形し、表面を紙やすりで削ります。表面を覆っている岩石を削るとあら不思議、黄色をおびた透明なコハクが姿を現しました。 中には虫の羽がたくさん入ったコハクを見つけた方もいました。

明世小学校6年生との連携授業。

2017年10月30日:学校との連携ということで、10月27日(金曜)に地元の明世小学校6年生に地層や化石の授業を行いました。学校から博物館への間に地層を観察できる場所があるためスタートは学校、 地層を観察しながら博物館へ行きました。その後は博物館を見学し、化石や地層についての授業を行いました。普段なかなか聞くことができない専門性の高い授業とあって、また地元の自然について詳しく知る機会とあって皆さん真剣に取り組んでいました。

写真:10月27日連携授業その1

写真:10月27日連携授業その2


地層見学の様子。小学校へ通じる坂の途中の地層中には火山灰からなる凝灰岩(白色の層)やノジュールに入った貝化石を観察することができます。

写真:10月27日連携授業その3

写真:10月27日連携授業その4


博物館見学。瑞浪の化石について詳しく説明しました。質問もたくさん飛び出し、熱心に化石を観察しました。

写真:10月27日連携授業その5

石油が植物化石が由来だということを初めて知った児童の皆さん。詳しく説明しました。


写真:10月27日連携授業その6

中学校の工事現場から見つかったクジラも公開しました。

瑞浪北中学校敷地造成工事現場から見つかった貝化石を調査。

2017年9月15日:昨年、瑞浪北中学校敷地造成工事現場から多くの貝化石が見つかりましたが、その中には東北地方よりも北から見つかっている種類もありました。 詳しい種類を鑑定するために先日学芸員が東北大学総合学術博物館まで出向き、そこに収蔵されている標本と工事現場から見つかった化石と比較しました。化石の鑑定を本格的に行うには、 名前が付いた元となる模式標本と呼ばれる標本と比較する必要があります。この標本は登録された博物館に収蔵され、基本的には博物館の外に出すことができません。そのため、本格的な化石の鑑定を行うには、 今回のように対象となる種類が保管されている博物館へ出向き、標本同士を比較して鑑定する必要があるのです。

写真:標本調査、東北大
標本調査の様子。
写真:標本調査、東北大その2
スケッチをしたり、ルーペで細部を
観察したりしました。

写真:標本調査、東北大その3

写真:標本調査、東北大その4


今回訪問した東北大学総合学術博物館。館内には展示もあり、一般の方も見学可能です。仙台市内から見つかった化石も展示されています。

夏の化石教室、無事に終了しました。

2017年8月22日:夏の化石教室8月開催の2回が無事に終了しました。これで夏休み期間中に開催した4回はすべて終了しました。4回とも定員を大きく上回る応募があり、人気の高さがうかがえました。 9月からは毎月恒例のみずなみ化石教室が開催されます。こちらもご参加お待ちしています。

写真:夏の化石教室2017.8

写真:夏の化石教室2017.8その2


8月11日開催の様子。講師は名古屋大の加藤先生と岐阜県博物館の高津先生。前日の大雨のため野外学習地での採集は不可となり、そのかわり地層見学地で地層の観察をしました。

写真:夏の化石教室2017.8その3

写真:夏の化石教室2017.8その4


化石採集は、用意した転石を割りました。クリーニングや名前付けは専門家の指導の下実施。転石ながら立派な二枚貝を採集する方もいました。

写真:夏の化石教室2017.8その5

写真:夏の化石教室2017.8その6


8月20日開催分。講師は名古屋大の石野先生と早稲田大の西岡先生。名古屋大の石野先生の地層解説から始まりました。

写真:夏の化石教室2017.8その7

写真:夏の化石教室2017.8その8


20日は野外学習地で化石採集を行いました。お目当ての化石は見つかったかな?

写真:夏の化石教室2017.8その9

写真:夏の化石教室2017.8その10


西岡先生がタイの化石調査のお話をされました。最後は参加者で瑞浪mioちゃんのステッカーが貼られた車の前で。ただいま瑞浪mioちゃんはミュージアムキャラクターアワードにエントリー中です。投票よろしくお願いします。

恐竜の模型を作ろう!

2017年8月8日:8月6日に恐竜の模型を作ろう入門編と応用編が開催されました。最近は各地で行われ始めている講座、瑞浪ならでは、なのは模型作りの前に化石を見たり先生のすぺしゃるな話があります。 今回は名古屋大で脊椎動物化石を研究されている安藤さんがティラノサウルスに関する最近の研究事例を紹介されました。入門編ではティラノサウルス頭部の復元を行いました。定員を越える応募があり、会場は人でいっぱい。 粘土をこねて肉をつけていきました。応用編では全身の復元に挑戦。細かな作業が多いため低学年には難しい内容になっていますが、全員時間内に作り上げることができました。毎年恒例の講座、来年も開催する予定です。

写真:恐竜の復元講座その1

毎回恒例の先生からの挨拶。皆さん笑いに包まれましたがこれもしっかりとした勉強です。


写真:恐竜の復元講座その3

安藤先生によるお話。皆さんその内容にビックリ!驚かれていました。


写真:恐竜の復元講座その2
先生に教えてもらいながら作っていきます。
写真:恐竜の復元講座その4
完成品。
思い思いのティラノサウルスができました。
でも目は正しい位置についています。

写真:恐竜の復元講座その5

写真:恐竜の復元講座その7


午後の講座の様子。全身骨格ということもあり作業量は多く、難しい内容でしたが皆さん写真の通り真剣に、楽しく受講されていました。

写真:恐竜の復元講座その7

色付け。こだわる方もいらっしゃいました。


写真:恐竜の復元講座その8

午後は完成品をもって記念写真。皆さん無事に完成しました。ちなみに学芸員が持っているのは講師の徳川先生作「ダンクルオステウス」。


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