平成21年度から平成23年度の展覧会

ページ番号1002314  更新日 令和5年4月12日

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平成23年度

企画展 未来への伝言 瑞浪陶芸協会作品展

ポスター:企画展 未来への伝言 瑞浪陶芸協会作品展

会期
4月3日(日曜日)から5月8日(日曜日)
関連企画
陶の匠茶会 4月3日(日曜日)
華と器展 4月3日から5月8日(3回)
展示品
41点

瑞浪市無形文化財保持者2名が加盟する瑞浪陶芸協会の会員10名による作品展です。
会期初日には出品作家の茶碗を用いての呈茶会、また瑞浪市華道連盟の協賛を得て、出品作家の花器に花を生けていただく華と器展も期間中に3回開催しました。

特別展 郷土の人間国宝 加藤孝蔵展 丸沼芸術の森コレクション

展示会ポスター:特別展 郷土の人間国宝 加藤孝蔵展 丸沼芸術の森コレクション

会期
7月16日(土曜日)から8月21日(日曜日)
関連企画
特別対談会 7月17日(日曜日)
特別講演会 8月20日(土曜日)
展示品
60点

瑞浪市出身の陶芸家として、初めて人間国宝(重要無形文化財「瀬戸黒」保持者)に認定された加藤孝造氏の作品展です。
埼玉県朝霞市に所在する私立美術館「丸沼芸術の森」の全面的な協力を得て、瀬戸黒、志野、黄瀬戸、また初期の鉄釉作品から絵画に至る多様な作品を一堂に展示しました。
また、氏が後進育成のために設立した私塾「風塾」に参加する陶芸家の作品展、「風塾展」を併せて開催するとともに、瑞浪市出身である九州国立博物館長の三輪嘉六氏との特別対談会、さらには東京国立博物館学芸研究部長の伊藤嘉章氏による特別講演会も開催しました。

企画展 館蔵名品コレクション

ポスター:企画展 館蔵名品コレクション

会期
9月4日(日曜日)から10月23日(日曜日)
展示品
51点

東濃地方は日本有数の窯業地帯であるとともに、陶芸においても注目度の高い地域であり、陶芸分野ではこれまでに荒川豊蔵(瀬戸黒、志野)、塚本快示(白磁・青磁)、鈴木藏(志野)、加藤卓男(三彩)、加藤孝造(瀬戸黒)という5人の人間国宝を輩出しています。
本展では、産業、芸術という分野で大きな発展を遂げた近代、現代という時代に注目し、館蔵品の中から名品、優品といえる作品を一堂に展示しました。

特別展 番号の付されたやきもの 戦時下の瑞浪窯業生産

ポスター:特別展 番号の付されたやきもの 戦時下の瑞浪窯業生産

会期
11月6日(日曜日)から12月18日(日曜日)
展示品
約170点

第二次世界大戦下における陶磁器産業政策を象徴する事象としては、代用品生産、公定価格制定、企業整備等が挙げられますが、特に注目されるのは「生産者別標示記号」、いわゆる「陶製番号」の標示です。
この陶製番号は陶磁器製品の生産から流通、販売までを統制するための手段として用いられたもので、岐阜県陶磁器工業組合連合会の加盟企業が生産した製品には「岐」の文字と、各企業に割り当てられた番号を合わせて、「岐〇〇〇」との標示がなされました。
本展では、戦時下に瑞浪市内で製造された「番号の付されたやきもの」を展示し、瑞浪市内で製造されたやきものの特徴や当時の企業名等をご紹介しました。

企画展 鶴ヶ城と小里城山城跡 信長普請の瑞浪二大城郭

ポスター:企画展 鶴ヶ城と小里城山城跡 信長普請の瑞浪二大城郭

会期
1月15日(日曜日)から2月19日(日曜日)
展示品
約300点

瑞浪市内には、中世から近世にかけての城、砦、館の跡が、伝承地を含んで17か所確認されていますが、その中でも瑞浪市を代表する二大城郭といえるのが、土岐町の「鶴ヶ城(高野城)」と稲津町小里の「小里城山城跡」です。
いずれの城跡も織田信長によって普請が(工事)が行われたとの記録が残り、信長の東濃支配や武田勢との争いにおいて重要な役割を果たし、両城跡とも岐阜県史跡に指定されています。
本展は、鶴ヶ城の発掘調査から40年、小里城山城跡の発掘調査から10年という節目の年を迎えたことから開催したもので、両城跡からの出土品を展示し、その歴史と構造等をご紹介しました。

企画展 資料館 友の会作品展 作陶三昧の日々

ポスター:企画展 資料館 友の会作品展 作陶三昧の日々

会期
2月26日(日曜日)から3月25日(日曜日)
展示品
36点

毎年恒例となっている、当館友の会会員の作品展です。
当館の登り窯で焼成された作品を中心に、19名の作品を展示するとともに、友の会の活動をご紹介しました。

櫻堂薬師開基1200年祭プレイベント 櫻堂薬師の遺宝展

会期
9月15日(木曜日)から9月25日(日曜日)
会場
瑞浪市総合文化センター展示室
関連企画
特別講演会「古代・中世の山寺 櫻堂薬師を中心として」
9月17日(土曜日)
展示品
35点

平成24年に開基1200年を迎える土岐町の古刹、櫻堂薬師(瑞櫻山法明寺)の開基1200年をPRするためのプレイベントとして開催した展覧会です(平成24年度には陶磁資料館において櫻堂薬師1200年展を開催しました)。
展示作業には、地元桜堂区のボランティアの方たちにもご協力をいただき、櫻堂薬師が所蔵する文化財等をご紹介しました。
また、特別講演会の講師には京都国立博物館の久保智康氏をお招きし、古代・中世の山寺の変遷や信仰の在り方、また櫻堂薬師の特徴や今後の調査、活用の必要性等についてお話いただきました。

平成22年度

企画展 伊村彰介回顧茶陶展

ポスター:企画展 伊村彰介回顧茶陶展

会期
4月1日(木曜日)から4月15日(木曜日)
展示品
56点

伊村彰介氏は大阪出身で、昭和46年に瑞浪市日吉町に窯を築かれて以来、同地で創作活動を展開されて、平成16年には瑞浪市無形文化財「織部」保持者に認定されましたが、平成21年に惜しまれながら鬼籍に入られました。
本展は、氏の50年以上にわたる創作活動をご紹介し、またその業績等を回顧するために開催したものです。特に力を注いで制作された茶碗、茶入等の茶陶に焦点を当てて展示しました。

企画展 遊び 瑞浪陶芸協会作品展

会期
4月18日(日曜日)から5月9日(日曜日)
関連企画
陶の匠茶会 4月18日(日曜日)
華と器展 4月18日から5月9日(3回)
展示品
48点

瑞浪市無形文化財保持者2名が加盟する瑞浪陶芸協会の会員10名による作品展です。
会期初日には出品作家の茶碗を用いての呈茶会、また瑞浪市華道連盟の協賛を得て、出品作家の花器に花を生けていただく華と器展も期間中に3回開催しました。

企画展 瑞浪出土の中世陶磁 土岐氏とその一族との時代

ポスター:企画展 瑞浪出土の中世陶磁 土岐氏とその一族との時代

会期
5月16日(日曜日)から8月1日(日曜日)
展示品
約500点

瑞浪市土岐町の一日市場(ひといちば)は、美濃源氏「土岐氏」が土岐郡内で初めて居館を構えた場所と伝えられていますが、これまで正式な発掘調査が行われたことがなく、居館の存在を示す出土品は知られていませんでした。
しかし、伝承地付近では中国製の青磁や白磁、かわらけ、石鍋等の遺物が個人によって採集されていたことが判明し、その所有者のご協力を得て展覧会を開催しました。
本展では、一日市場における採集品、また土岐一族の支流である萩原氏が館を構えたとされる水洗遺跡における採集品、また櫻堂薬師周辺で採集されたとされる和鏡などを展示し、瑞浪市における土岐氏の歴史や伝承、また関連遺跡等をご紹介しました。

特別展 白素地の潜在能力 金中製陶所の足跡

会期
8月8日(日曜日)から11月28日(日曜日)
展示品
約200点

瑞浪市陶町に所在した金中製陶所は日本有数の洋食器メーカーとして知られていましたが、工場の閉鎖にあたって明治時代以降の歴史を示す貴重な資料を当館にご寄贈いただきました。
金中製陶所を含む当地方における洋食器生産の特長は、絵付けを施す前の半製品である白素地(しろきじ)生産にありますが、昭和50年以降は、この白素地に様々なデザインを加えた「白い器」が完成品として市場に流通するようになりました。
本展では、多くの資料の中からこの白素地に焦点を当てて、同社が生産した様々な色、材質の「白い器」を展示し、金中製陶所の歴史や東濃地方の洋食器業界の動向等をご紹介しました。

企画展 飾皿百景

会期
12月5日(日曜日)から2月20日(日曜日)
展示品
129点

瑞浪市陶町では、洋食器のアイテムの中でも主としてプレート類やボウルなどが生産されてきましたが、大型の皿を用いた飾り皿や額皿、すなわち装飾品としての器も多く生産されてきました。
本展では、瑞浪市陶町に所在した山五陶業、金中製陶所の資料を中心として、曽根磁叟園製陶所、ノリタケ(日本陶器)などのメーカーが生産した飾り皿や額皿を展示しました。絵のモチーフは風景や動植物から俳優、アニメキャラクターまで多岐にわたり、絵付け技法も手描き、銅版転写、石板転写、スクリーン転写と多種多様な製品をそろえ、表現の多様性とともに絵付け技法の変遷等についてもご紹介しました。

企画展 資料館 友の会作品展 作陶の醍醐味

ポスター:企画展 資料館 友の会作品展 作陶の醍醐味

会期
2月27日(日曜日)から3月27日(日曜日)
展示品
39点

毎年恒例となっている、当館友の会会員の作品展です。
当館の登り窯で焼成された作品を中心に、22名の作品を展示するとともに、友の会の活動をご紹介しました。

平成21年度

企画展 土に託す 瑞浪陶芸協会作品展

ポスター:企画展 土に託す 瑞浪陶芸協会作品展

会期
4月5日(日曜日)から5月10日(日曜日)
関連企画
陶の匠茶会 4月5日(日曜日)
華と器展 4月5日から5月10日(3回)

瑞浪市無形文化財保持者2名が加盟する瑞浪陶芸協会の会員10名による作品展です。
会期初日には出品作家の茶碗を用いての呈茶会、また瑞浪市華道連盟の協賛を得て、出品作家の花器に花を生けていただく華と器展も期間中に3回開催しました。

企画展 瑞浪出土の須恵器と白瓷 古代の器と大久手古窯跡群

ポスター:企画展 瑞浪出土の須恵器と白瓷 古代の器と大久手古窯跡群

会期
5月17日(日曜日)から8月2日(日曜日)
展示品
約100点

美濃焼の歴史は飛鳥時代から始まり、およそ1300年の歴史を有するといわれており、瑞浪市内においても奈良時代(8世紀)の須恵器窯跡、また平安時代(11世紀)の白瓷(灰釉陶器)窯跡が確認されています。
本展では、市内から出土した須恵器と灰釉陶器、また窯跡からの採集品を展示し、瑞浪市における須恵器、灰釉陶器生産の状況や時代背景等をご紹介しました。

企画展 山五陶業の技術に迫る 洋食器生産技術の近代史

ポスター:企画展 山五陶業の技術に迫る 洋食器生産技術の近代史

会期
8月9日(日曜日)から11月29日(日曜日)
展示品
約100点

瑞浪市陶町に所在した山五陶業は日本有数の洋食器メーカーとして知られていましたが、工場の閉鎖にあたって明治時代以降の歴史を示す貴重な資料を当館にご寄贈いただきました。
当館では、これまでにも山五陶業の資料から、その歴史や洋食器業界の動向等をご紹介する展覧会を開催してきましたが、今回はその生産技術に焦点を当てました。
本展では、特徴的な技術を用いた製品、また生産技術を示す痕跡を観察できる製品等を展示し、近代の東濃地方における洋食器生産技術の変遷等をご紹介しました。

特別展 美濃 洋食器生産への熱情 金中製陶所の功業

ポスター:特別展 美濃 洋食器生産への熱情 金中製陶所の功業

会期
12月6日(日曜日)から2月21日(日曜日)
展示品
約150点

瑞浪市陶町所在した金中製陶所は日本有数の洋食器メーカーとして知られていましたが、工場の閉鎖にあたって明治時代以降の歴史を示す貴重な資料を当館にご寄贈いただきました。
本展では、ご寄贈いただいた資料の中から金中製陶所を代表するヒット商品や同社の技術を示す特徴的な製品を展示し、金中製陶所の歴史や技術者たちの業績等をご紹介しました。

企画展 瑞浪市陶磁資料館 友の会作品展 自己研鑚の形

ポスター:企画展 瑞浪市陶磁資料館 友の会作品展 自己研鑚の形

会期
2月28日(日曜日)から3月28日(日曜日)
展示品
30点

毎年恒例となっている、当館友の会会員の作品展です。
当館の登り窯で焼成された作品を中心に展示するとともに、友の会の活動をご紹介しました。

このページに関するお問い合わせ

みずなみ未来部 スポーツ文化課
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歴史文化係 化石博物館 電話:0572-68-7710
歴史文化係 市之瀬廣太記念美術館 電話:0572-68-9400
歴史文化係 陶磁資料館 電話:0572-67-2506
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