瑞浪市化石博物館常設展解説その4(ビカリアと月のおさがり)
ビカリア
ビカリアは、新生代の中新世(チュウシンセイ、2300万年前から540万年前)に繁栄したトゲをもった巻貝です。日本以外では、フィリピンなど暖かい地域から化石が見つかることから、熱帯から亜熱帯の干潟に生息していたと考えられています。瑞浪市からは、圧密をうけていない非常に保存のよい化石が見つかります。
月のおさがり
ビカリアなどの内部にオパールやメノウなどの珪酸鉱物が充填してできたものです。日本の中でもこのような美しい状態のビカリアが見つかるのは瑞浪市だけです。
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