星と皇女和宮モニュメント(日吉町)
日吉町に由来する「皇女和宮行列」と「星降る里日吉」を題材に、町民延べ8000人の参加のもと、登り窯の築炉と焼成、モニュメントの制作を行いました。平成12年度に発足した日吉町まちづくり推進協議会の初めての制作事業でした。
日吉町の入口から北野天神窯までの道しるべとなるようなモニュメントを町内に3カ所設置しました。
モニュメントの名称は「六連星(むつらぼし)」「ピカキチロード」「中山道物語」と命名しました。
天神窯
登り窯「天神窯」は古レンガ集めから始まり、レンガ積み、作品制作、薪づくり、そして窯焚きは交代をしながら8日間にも渡り薪をくべ続けました。
平成14年5月 天神窯地鎮祭
平成14年7月 天神窯 窯場造成、築炉作業開始
平成14年9月 天神窯完成
平成14年10月 本焼成(25日から28日) 窯出し(31日)
焼成使用薪
1,500束
焼成日数
あぶり5日 本焼成4日
寸法
- 幅
- 2.8メートル
- 長さ
- 6.5メートル
- 高さ
- 2.0メートル
- 容積
- 4.3立方メートル×2房
中山道物語
中山道開道400年祭に合わせ制作。和宮行列と地元細久手宿の伝統行事でもある「ちょうちん祭り」に星座をあしらっています。
平成14年9月 細久手モニュメント制作開始
平成14年11月 細久手モニュメント除幕式(中山道400年祭)
陶板使用枚数
56枚
寸法
- 幅
- 3.7メートル
- 高さ
- 2.2メートル
ピカキチロード
日吉町の子どもたちが星座と宇宙をモチーフに描いた陶壁を制作。
日吉小中学校の壁面に施され、子どもたちが作ったキャラクター「ピカキチ」が名称の由来となっている。
陶板使用枚数
200枚
星型使用枚数
600個
寸法
- 幅
- 55メートル
- 高さ
- 3メートル
六連星(むつらぼし)
日吉町の入口に設置され、天神窯までの道しるべの最初のモニュメントとして制作。
星空の美しい里の象徴として星々の星座が描かれています。
平成14年6月 星型づくり開始
平成15年3月 六連星完成・除幕式
陶板使用枚数
200枚
寸法
- 幅
- 1.6メートル
- 奥行
- 1.9メートル
- 高さ
- 4.0メートル