政策立案ワークショップについて
政策立案ワークショップとは
地方公共団体の政策立案や既存施策の効果検証等を情報面から支援することを目的とした、内閣府の取り組みです。産業・観光・人口等の様々な分野で地方公共団体が抱えている課題に対して統計データ等を活用して、分析や政策立案の検討を行うもので、大学教授やコンサルティング会社等の各分野の有識者を派遣し、RESAS(地域経済分析システム)等の各種データを用いた分析に関するアドバイスを行うとともに、地方公共団体職員や地域の関係団体の皆様を交えたワークショップを開催し、その後の政策立案につなげるものです。
RESASを活用した政策立案ワークショップ 瑞浪市の取り組み
瑞浪市では、内閣府が主催する政策立案ワークショップを活用して、次のとおり検討を行っています。
1.テーマ
瑞浪駅周辺再開発事業 未来の子どもたちに渡せるまち
2.背景
瑞浪駅周辺は、昭和50年代当初に市街地整備がされてから40年近くが経過しており、建物などの老朽化や住民の高齢化、商店街のにぎわいが失われているなど、中心市街地の活性化が課題となっています。このような状況を打開するため、平成28年度より関係地権者などの方々による勉強会、先進地視察などが開催され、瑞浪駅周辺のまちづくりについて活発な議論がなされています。
検討が進む現在では、駅北地区に図書館、福祉関連施設などの点在する既存施設を集約し、新たな機能を加えた複合公共施設の整備を想定しています。駅南地区では、商業施設の入った再開発ビル、子どもたちが安全に遊べる芝生広場など、地域住民だけではなく、多くの市民が憩えるまちを目指しています。
「未来の子どもたちに渡せるまち」をコンセプトに掲げ、駅周辺再開発を中心とした市全体の地域活性化に取り組んでいるところです。
3.目的
駅北側、駅南側での整備の方向性は決まっているものの、具体的な計画はこれからという段階です。本政策立案ワークショップでは、どのようなまちづくりを目指すべきかを検討するための一助としたいと考えています。
4.実施スケジュールと内容
実施時期 |
内 容 |
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令和4年4月27日 | RESAS(地域経済分析システム)研修 |
令和4年5月31日 | RESAS(地域経済分析システム)を活用したデータ分析 |
令和4年6月28日 |
RESASを活用した政策立案ワークショップ(第1回) ・瑞浪市の現状について ・まちづくりの現状、今後の方向性について説明(有識者より) |
令和4年9月1日 |
RESASを活用した政策立案ワークショップ(第2回) ・内閣官房地方創生推進室の取り組みについて ・瑞浪市の取り組み検討内容、他市比較の分析結果の報告 ・茅野駅前活性化の取り組み、茅野市版MaaSの紹介 ・意見交換 |
令和4年10月4日 |
RESASを活用した政策立案ワークショップ(第3回) ・RESASのデータを活用した政策立案 ・Society5.0時代の瑞浪市を考える。 ・瑞浪駅周辺再開発事業に対する意見交換 |
RESASを活用した政策立案ワークショップ 結果概要
ワークショップの概要につきましては、「内閣官房・内閣府総合サイト」にて公開しています。