瑞浪市窯業技術研究所の概要
瑞浪市窯業技術研究所は地場産業である陶磁器産業の支援、発展を目的に設立され、
陶磁器に関する様々な研究開発と企業支援を行う、公設試験研究機関です。
沿革

昭和44年 瑞浪市役所商工課内に市内9陶磁器関係団体の要望により窯業技術指導所を設立
昭和52年 瑞浪市窯業技術指導所として独立し、旧市庁舎へ移転
昭和59年 瑞浪市上平町5丁目5番地の1へ新設移転
昭和60年 瑞浪市窯業技術研究所に改称
平成2年 瑞浪市産業振興センターへ併設移転

業務内容
研究開発業務
- 窯業技術を生かした新分野の研究開発
- 企業との共同研究開発
試験業務
- 企業等からの依頼による各種陶磁器製品試験を実施
陶磁器原料等の粒度分析、陶磁器製品の鉛・カドミウム溶出試験、スポーリング試験(急冷熱衝撃試験)
試作業務と商品開発支援
- 3次元CADや切削加工機を使用して形状見本や石膏モデルを試作
- ロクロ成形や絵付けなどによる製品見本の試作
人材育成と技術の伝承
- 陶磁器産業を担う企業技術者または、陶磁器産業への従事を目的とする研究生の人材育成
- 陶磁器の伝統技術の継承と後継者育成を目的とした技術講座の開講
児童・生徒食器デザイン展の開催
市内の小中学生を対象に食器のデザイン画を募集して、入賞・入選作品を実際にお皿に加飾して展示します
地場産業の陶磁器に親しみや関心を持ってもらうことを目的に平成8年から開催しています
優秀作品から選ばれたデザインが市内小中学校の給食食器に採用されています
情報収集業務
- 陶磁器に関する情報収集と提供
- 各種技術相談
地域活動支援業務
- 各地区の公民館などで行われる作陶体験や講座などの活動支援
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