姉妹都市交流事業
愛知県高浜市との姉妹都市連携の経緯について
瑞浪市と高浜市は、窯業を地場産業とすること、国道419号の起点・終点にあたることなどから、平成元(1989)年から姉妹都市提携を結んでいます。当時の調印式では両市から互いに記念品が贈られました。

(瑞浪市章の陶額)
項目 |
瑞浪市 |
高浜市 |
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市制 施行 |
昭和29(1954)年4月1日 |
昭和45(1970)年12月1日 |
人口 |
34,935人 (令和7年8月1日現在) |
48,957人 (令和7年8月1日現在) |
面積 |
174.86平方キロメートル | 13.11平方キロメートル |
地場 産品 |
美濃焼(みのやき)
かつて「美濃国」と呼ばれていた岐阜県南部で生産される陶磁器。特徴が無いことが特徴と言われ、1つの様式を持たず多様なデザインを有する。時代に応じた変容を経て、現在では全国の和食器生産の60%以上を生産する。美濃焼の15品目が伝統工芸品として経済産業大臣から指定を受けている。 |
三州瓦(さんしゅうがわら)
愛知県中部にある西三河地方の旧国名「三河」を意味する「三州」を冠にした粘土瓦。石州瓦、淡路瓦と並ぶ日本三大瓦のひとつで、全国の粘土瓦生産の約60%を占めている。他の屋根材と比べて夏涼しく冬暖かいのが特長。また、結露を防止するため通気性が高く、住宅が長持ちする屋根材といわれる。 |
高浜市の紹介
高浜市は、瓦に適した粘土が採掘できたことや、船による運送が容易な場所であったことにより、1700年代ごろから三州の瓦の産地として発達したといわれています。高浜市の観光スポットには歴史や文化を感じられる施設がたくさんあります。
「高浜市やきものの里かわら美術館・図書館」は、日本で唯一の「瓦」をテーマにした美術館です。外観デザインは、瓦を運んだ千石船をイメージしています。瓦を美術的に鑑賞するとともに、地域の芸術文化活動の拠点として、日本や世界の瓦とやきものを中心に紹介しています。

「春日神社」では、10月に開催される例祭「高浜おまんと祭り」を始め、様々な行事を行っています。近隣の「大山緑地」は高さ5.2m、胴回り8mある陶管製の大狸や、瓦のオブジェが点在する自然豊かな公園です。

「鬼みち」は寺社や民家の屋根、道路や壁面を彩る様々な飾り瓦や鬼瓦を見ることができる4.5kmの散策コースです。「新日本歩く道紀行100選、ふるさとの道」・「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれています。主な見どころに、高さ・幅が約4mの「巨大鬼瓦」、高さ8mある陶管焼の「衣浦観音像」があります。

その他にも観光協会のホームページでは、高浜市を舞台にしたオリジナルアニメやボイスドラマが公開されています。ぜひみなさんも個性的な観光スポットを散策しながら、自分だけの「推し」を見つけてみてはいかがでしょうか。