岐阜県重要無形文化財半原操り人形浄瑠璃衣装の虫干し(8月7日)

ページ番号1007933  更新日 令和6年4月16日

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日吉町の半原公民館(文楽館)で、岐阜県重要無形文化財の半原操り人形浄瑠璃で使用する人形の衣装約80点の虫干し作業が行われました。
虫干し作業は毎年8月上旬の時期に、半原操り人形浄瑠璃保存会のメンバーにより行われています。半原操り人形浄瑠璃保存会は、30歳代から70歳代の25人のメンバーで構成されており、虫干し作業には14人が参加しました。
館内に張ったロープに色とりどりの衣装を干しました。なお、本年度の半原文楽の日の公演は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となります。
また、虫干し作業に合わせて人形の状態を確認し、簡易な補修等も行いました。
半原操り人形浄瑠璃保存会の安藤午一会長は、「半原操り人形浄瑠璃を引き継いでいくためには、ただガラスケースの中に人形を保存するだけでなく、実際の活動が必要になってくるので、どうしても人形や衣装が傷んでしまう。今までは、公演に出演することで活動費を確保してきたが、新型コロナウイルス感染症の影響により公演等が中止となり、人形や衣装の修繕費用や維持管理費の確保など、活動が難しい状況にある。半原操り人形浄瑠璃は3人で密着して人形を動かすことから、練習ができないため半原文楽の日の公演は中止としたが、岐阜県文楽・能大会には出演する予定なので頑張りたい。」と語りました。

人形を運び出す様子

衣装を干す様子

人形と衣装

人形を直す様子

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