地歌舞伎と芝居小屋「相生座」魅力発信事業(令和7年度)
地歌舞伎と芝居小屋「相生座」魅力発信事業
相生座の屋根修理

瑞浪市を含む美濃の地歌舞伎は日本三大地歌舞伎の一つと呼ばれ、300年の歴史を誇るとされます。しかし、昭和の高度成長期、趣味・趣向の変化とともに衰退していきました。
この伝統芸能を保存・継承するため、昭和47年に瑞浪市日吉町に美濃歌舞伎保存会が結成されました。昭和51年には、県内に残っていた2つの芝居小屋を移転・復元した相生座が完成し、保存会の活動拠点として、地歌舞伎の伝承・公開が継続されるとともに4,000点を超す衣装などの地歌舞伎資料が保存されています。
しかし、移築からまもなく50年を迎える相生座は、屋根の劣化が進み雨漏りが頻繁に発生するようになり芝居小屋「相生座」の保存ばかりではなく、「美濃歌舞伎」(市指定民俗文化財(無形))の継承や地歌舞伎資料の保存にも支障をきたす状況にありました。
このたび、美濃歌舞伎保存会が、市の補助事業として相生座屋根修理事業を実施し、この課題を解消することができました。また、この事業では工事過程のデジタルアーカイブ化とその公開も行われました。これにより、地歌舞伎や相生座に対する関心が高まり、また、それらを知る機会の創出につながると期待しています。
本事業は、令和7年度岐阜県市町村支援補助金の支援を受けて実施しました。
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