『第4次瑞浪市障害者計画・第5期瑞浪市障害福祉計画(案)』に対する意見を募集します

ページ番号1002662  更新日 令和2年2月17日

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募集期間

平成30年2月1日(木曜日)から平成30年2月28日(水曜日)まで

案件名

第4次瑞浪市障害者計画・第5期瑞浪市障害福祉計画(案)

募集概要

「障害者計画」は、障害者基本法に基づき、市の障がい福祉に関する施策の理念や基本的な方針を定める計画で、「障害福祉計画」は、障害者総合支援法に基づき、障害福祉サービスや地域生活支援事業の提供体制の確保が計画的に図られるよう、具体的な数値目標や必要量の見込みなどを定める計画です。現在推進している第3次障害者計画及び第4期障害福祉計画の計画期間が平成29年度で終了するため、計画の見直しを行うとともに、障がい児を対象とした「障害児福祉計画」を新たに包括し、共生社会の実現を目指した計画(案)を作成しました。この計画に対し、皆様のご意見をお聞かせください。

公表資料(PDF版)

意見募集期間

平成30年2月1日(木曜日)から平成30年2月28日(水曜日)

資料公表場所等

  1. 市役所社会福祉課窓口
  2. 各コミュニティーセンター
  3. 市ホームページ

提出様式(記載事項)

様式は任意のものでも結構です。その場合は、下記事項を記載してください。
( 氏名 住所 電話番号 意見 )

提出方法及び提出先

次のいずれかの方法

  1. 直接持参(瑞浪市役所1階社会福祉課)
  2. 郵送(〒509-6195 瑞浪市上平町1-1 社会福祉課 行)
  3. ファクス(0572-68-0294)
  4. 電子メール(fukushi@city.mizunami.lg.jp)

(注)口頭や電話による意見の提出はできません。

『第4次瑞浪市障害者計画・第5期瑞浪市障害福祉計画(案)』に対するご意見と市の考え方

  • 意見募集期間:平成30年2月1日(木曜日)から平成30年2月28日(水曜日)まで
  • ホームページアクセス件数:41件
  • 意見応募者:2名
  • 意見数:5件

いただいたご意見について、適宜要約したうえ、市の考え方について次のように公表します。

番号1

ご意見

相互理解・就労支援・自立支援・地域活動
まちなかに施設を作り、障がい者の自立生活援助・就労定着支援を行うことにより、自然な形で障がい者と健常者とがお互いを理解する機会が増え、市民意識の向上につながると考えます。相互理解を促進する仕事はいろいろあると思います。
また、障がい者が奉仕作業などの地域活動に参加することで、支援を受けるだけでなく地域に還元することができ、地域とウィンウィンの関係ができると考えます。
障がい者がやりがいを感じるような就労の場の提供、賃金向上の取り組み、能力を適正に伸ばす支援により自立を促すことが必要と考えます。自立に向け、時には厳しく社会で多様な体験をさせることも必要であると考えます。

市の考え方

ご意見のとおり、日常生活の一場面としてごく自然な形でふれあう機会を増やし、その積み重ねにより相互理解を深めること、そして自立に向けた支援を行うことはとても大切であると考えます。
本計画では、ともに生き、ともに支え、ともに参画できる「共生社会」の実現を目指し、地域のだれもが必要に応じて支援の受け手になると同時に、それぞれの特長を活かして担い手にもなるという基本的視点を持ち、施策を推進することとしています(14ページ)。そして、「基本目標1 支え合う市民意識の醸成」(18ページ)において、地域でともに暮らすことが日常となるよう、相互理解を深めるための取り組みを実施することとしています。
地域の人が多く行き交う場での就労事例として、市が障害者就労施設に委託している瑞浪駅周辺の清掃業務があります。丁寧かつ熱心な仕事ぶりは定評があり、また、施設側からも地域との関わりが障がい者自身のやる気と自信につながっていると聞いています。今後もこのような就労・社会参加の機会がさらに増加するよう、「基本目標3 自立と社会参加の促進」(26ページ)の中で、就労の場の確保や優先調達推進などの取り組みを進めてまいりたいと考えています。
また、地域活動にともに参加し、同じ時間を共有することは、理解を深め合うきっかけになると考えます。自治会やまちづくり推進組織などにおいて話し合いの場を設け、ぜひ障がい者も参加しやすい環境づくりを進めていただきたいと思います。その際は、障がい者本人とご家族のご意向や、障がいの特性に配慮した活動内容を一緒に話し合って決定していくことが大切であると考えます。また、地域と障がい者をつなぐ橋渡しの存在も必要となるかもしれません。市としましても、地域交流活動や住民主体の地域活動が円滑に進むよう支援していきたいと考えています。支援の姿勢に関しては、保育・教育現場や福祉サービスを利用する上で、過剰な支援にならないよう留意する必要があると考えます。「基本目標2 療育・保育・教育の充実」(22ページ)や「基本目標4 生活支援体制の充実」(31ページ)において、職員の資質向上、専門的人材の育成を図るとともに、サービス等利用計画の適正性を確認し、障がい者の尊厳と自己決定を尊重しながら、かつ、自立と社会参加の視点から適切な支援を提供できるよう取り組んでまいります。

番号2

ご意見

広報啓発活動
平成29年12月1日号の広報みずなみ「知ってください 見えない障がい」の記事はとてもよいと思います。毎年開催されている「福祉まつり」「社会福祉大会」の会場で障がい者マークのパネルや実物を展示したらどうでしょうか。資料だけでなく実際に人と関わることで理解は深まるものです。
また、予算があれば各戸配布の障がい者マーク保存版を作ったらどうでしょうか。ふりがながあれば子どもも読むことができます。親子で障がいに対する関心を持つきっかけになればいいと思います。

市の考え方

「基本目標1 支え合う市民意識の醸成」(18ページ)において、障がいに対する理解を深めるための取り組みを実施することとしています。ご意見のとおり、読んで理解するのと、生で見たり聴いたりふれあったりするのとでは、理解の度合いは大きく異なると考えます。行事やイベントなどの様々な機会を活用し、実体験に基づく理解が得られるよう、効果的な手法を取り入れてまいりたいと思います。まずは「関心を持つ」ことからスタートし、その後、「知る」「実感する」「実践する」「発信する」というように理解が深まっていくよう、継続的に取り組んでいきたいと考えています。その取り組みの中で、各戸配布の保存版についても検討してまいります。

番号3

ご意見

情報取得手段
「声の広報」の利用者は、実際の視覚障がい者数より少ない現状です。障がい者の方は普段どのように情報を取得しているのでしょうか。計画策定にかかるアンケートで情報取得手段に関する項目があったのなら回答結果が知りたいです。また、行事などに参加するのも限られた方だけのようです。もっと多くの方に情報が伝わるよう行政からも働きかけをしてもらえませんか。

市の考え方

「基本目標5 安全・安心のまちづくり」(39ページ)において、障がい者を社会のあらゆる活動に参加する主体としてとらえ、意思決定・意思表明のために必要な意思疎通手段や情報取得手段の選択の機会が確保されることを目指しています。しかし、今回のアンケートでは意思疎通・情報取得に関する項目を設けておりません。ニーズが把握できていないことを反省点とし、今後の取り組みの中で現状とニーズの把握に努め、意思疎通・情報取得に関してどのような配慮が必要であるか、どのように情報を発信していくのかを協議していきたいと考えております。

番号4

ご意見

気軽にふれあえる場
障がい者でも気軽に参加でき、他の人と話ができる場所があるといいと思います。所属しているボランティア団体では、年1回交流会を開催しています。公共施設だけでなく一般のお店で開催することもありますが、お店の方も店内にいらっしゃる一般のお客様も好意的で、参加者も楽しく過ごされています。
既存の「いきいきサロン」のような交流の場に参加することも可能と聞きましたが、主催者側から「障がい者の方への対応の仕方がわからない」という声もありました。車から会場までの移動、食事、トイレなどの各場面における私たちの普段の対応をあらかじめお伝えすることで、対応は可能だと思います。
障がい者が外出しやすい環境の整備とは、道路や歩道の段差解消・整備だけでなく、障がいに対する理解や人とのふれあいも含まれると思います。気軽にふれあえる場がもっと増えるといいと思います。

市の考え方

計画策定にかかるアンケート(一般調査)においても、「身近に障がい者がいないため、接し方や協力の仕方がわからない」という意見が多く寄せられました。一歩踏み出していただくためには、まず知っていただく必要があると考えます。「基本目標1 支え合う市民意識の醸成」(18ページ)において、障がいに対する理解を深める啓発を継続的に行うとともに、地域における交流活動として「気軽にふれあえる場」が増えるよう検討してまいりたいと思います。また、「基本目標3 自立と社会参加の促進」において、余暇活動の選択肢が増えるよう、障がいの有無にかかわらず誰もが気軽に参加できる文化芸術・スポーツ・レクリエーション活動を推進することとしています(30ページ)。関係団体や施設、飲食店などの様々な場において、障がい者の参加や来店に対する意識が高まり、地域全体に浸透していくことを目指し、イベント企画や観光パンフレットへのバリアフリー情報追加掲載などの取り組みを進めてまいりたいと考えています。

番号5

ご意見

多目的トイレ
障がい者トイレを多目的トイレにしたらどうでしょうか。車いす利用者や障がい者だけでなく、一般の人はもちろん、赤ちゃんのおむつ替えにも対応した多目的トイレが増えるといいと思います。2か月間膝を曲げることができなかった自身の経験から、障がい者のための設備は一般の人のためにもなるのだと痛感しました。
今は健康でも、病気や事故、加齢により身体が不自由になることもあります。障がい者が暮らしやすいまちは、一般住民にとっても暮らしやすいまちになると思います。

市の考え方

現在、新たに建設する公共施設については、誰もが利用しやすいユニバーサルデザインによる整備を実施し、既存施設の改修については、建築構造などの様々な制約がある中で、新設施設の水準を目指しながら、できる限りのバリアフリー化を実施しています。今後も「基本目標5 安全・安心のまちづくり」(39ページ)において、この方針に基づく公共施設整備を進めるとともに、利用者目線での定期的な点検を実施し、誰もが利用しやすい環境の整備に取り組んでまいります。

担当課(問い合わせ)

瑞浪市役所 社会福祉課
電話:0572-68-2113

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 社会福祉課
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。

福祉政策係 電話:0572-68-2113
厚生援護係 電話:0572-68-2112
障がい福祉係 電話:0572-68-2113