瑞浪市地域公共交通計画

地域の暮らしと産業を支え、豊かで暮らしやすい地域づくりや、個性・活力のある地域の振興を図る上で「移動」は欠かせない手段です。しかし、近年は、高齢者の運転免許証の返納の増加など公共交通に対する需要は高まっているのに対して、人口減少の進展、運転手不足の深刻化や高齢化、公共交通を確保・維持するための公的負担の増加等により、公共交通の維持は容易ではなくなってきています。

わが国でこれまで続いてきた、「民間の交通事業者が収益を確保できる形で公共交通を担う」という構造が難しくなってきている中で、地方公共団体が中心となり、多様な関係者が連携することで、地域の暮らしと産業を支える移動手段を確保することがますます必要とされています。

また、地域における移動手段の維持・確保は、交通分野の課題解決にとどまらず、まちづくり、観光振興、更には健康、福祉、教育、環境等の様々な分野で大きな効果をもたらします。地域公共交通を確保・維持することは、地域社会全体の価値を高めることに直結しますので、地域の総合行政を担う地方公共団体が中心となって、地域戦略の一環として取り組んでいくことが求められるようになっています。

そこで、瑞浪市では、市民の移動手段を確保することができるよう、市民・利用者等の多様な移動ニーズや利用実態を把握・評価した上で、本市における地域公共交通の課題を整理し、交通事業者等や住民などの地域の関係者と協議しながら、「地域にとって望ましい地域旅客運送サービスの姿」を明らかにする「瑞浪市地域公共交通計画」を策定しました。

• 瑞浪市地域公共交通計画 （PDF 3.5MB）
• P.9　目指すべき都市の骨格構造イメージ(高解像度版) （PDF 554.1KB）
• P.11　将来都市構造(高解像度版) （PDF 1.3MB）

計画の期間

令和6年度から令和10年度