開元院山門

2017年7月9日

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開元院山門(かいげんいんさんもん)

開元院山門について
指定番号 瑞有35
指定年月日 昭和60年3月20日
指定の別 市指定文化財
種別 有形文化財
類別 建造物
時代・年代 享和元年(1801年)
員数他 1棟
所在地 日吉町8846番地
所有者・管理者又は技術保持者 開元院


開元院は、山号を鷹巣山、寺号を開元院といい、瑞浪市日吉町平岩に所在する曹洞宗の寺院です。室町時代の永享11年(1439)に当時の領主であった土岐頼元が月泉性印和尚を招いて創建するも、天正年間(1573~1592)に焼失、その後現在地に再建されたと伝えられています。

禅宗寺院では、寺院の本堂を涅槃(悟りの世界)に見立て、そこへ至るために通らなければならない正式な門を三門、あるいは山門と呼びます。これは門を三解脱門(真理を知るための空・夢相・無作の三つの方法)に例えたことに由来し、三解脱門を略して三門と呼び、また多くの寺院が山地に建てられたことから山門とも書かれるようになりました。山門は、一般的には二階造りの楼門で、入口の左右には金剛力士像(仁王像)や四天王像を祀ります。楼上(上層部分)には多くが十六羅漢像を祀りますが、鐘を吊って鐘楼門とする例もあります。

開元院山門は、間口(幅)約4.7m、奥行き約3.3mの入母屋造り、銅板葺きの楼門で、棟札から享和元年(1801)の建立であることが知られます。屋根裏などに整然と並ぶ木組みの美しさは見所の一つで、当市内は勿論、近隣の寺院にも稀に見る規模の山門です。

なお、楼上(上層部分)には、かつて十六羅漢像が祀られていましたが、現在は本堂内に安置されています。